江戸糸あやつり人形結城座「渡辺えり版 星の王子さま」10/3(木)~シアタートラム で上演

『渡辺えりさま版 星の王子さま』

江戸糸あやつり人形結城座自主公演『渡辺えり版 星の王子さま』が10月3日(木)から世田谷区 シアタートラムにて上演される。

 
江戸糸あやつり人形結城座とは江戸時代(1635年)に初代結城孫三郎が旗揚げ以来、389年続く伝統ある糸あやつり人形劇団。国記録選択無形民俗文化財及び、東京都無形文化財に指定されている。
「伝統と革新、古典と新作の両輪」を活動指針に掲げ、古典公演はもとより、新作・写し絵・海外公演等、幅広く公演を重ねてきた。
2021年6月には結城数馬が十三代目結城孫三郎を襲名し、次世代へと着実に歩を進めている。

本作では、作・演出に結城座とは10年ぶり3回目のタッグとなる渡辺えり氏を迎え、サンテグジュペリ「星の王子さま」を独自に書き下ろした全く新しい「渡辺えり版 星の王子さま」を上演する。
舞台上では、人形たちと人間の役者やダンサーが交錯し、 さらに新内多賀太夫氏による生演奏と現代音楽が交わり、豊かな表現を実現する舞台となる。

 

三代目両川船遊(出演)

憚りながら

前回公演では、「変身」の再演にも関わらず、賑々しいご来場、有難うございました。
今回の公演は、サンテグジュペリの「星の王子さま」を渡辺えりさんが舞台に書き直し上演することとなりました。
元々、「変身」、「星の王子さま」にしても、私が20代の頃から、いつか芝居にしたいと、あっためてきた作品で、とうとう60年あまりが過ぎてしまいました。若い頃は変身のグレゴール・ザムザや、星の王子様の王子役を自分で演じる気で考えていましたが、この年ではやることも叶わず劇団の若い者に役を譲ることにしました。
しかし、この二つの小説は、現在読み直しても少しも色あせておらず、若かりし頃と同じく強く心揺さぶられました。
何年経っても変わらなく読めるのですから、舞台も何十年何百年と人形を遣ってても、見飽きないものを創らなければならないのだと思うのです。それが現代が生み出した古典になる事でしょう。
今回の「渡辺えり版 星の王子様」、私をはじめ座員一同、果敢に挑戦する覚悟でおります。皆々様の賑々しいご来場を心よりお待ち申し上げます。

 

本作は10月3日(木)から東京・シアタートラムで上演される。
詳細は公式サイトで。
https://youkiza.jp/archives/12105

(文:結城座 監修:エントレ編集部)

公演情報

江戸糸あやつり人形結城座自主公演『渡辺えり版 星の王子さま』

【作・演出】渡辺えり
【原作】サン=テグジュペリ

【出演】十三代目結城孫三郎 三代目両川船遊 他結城座/吉田裕貴 多岐川装子 夢乃 新内多賀太夫 

2024年10月3日(木)~10月6日(日)
会場:シアタートラム (東京都世田谷区太子堂 4-1-1)

公式サイト
https://youkiza.jp/archives/12105

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