光源氏・紅ゆずる　紫の上・井上小百合で紡がれる詩楽劇『沙羅の光』のメインビジュアル・公演詳細解禁　2024年1月に上演

詩楽劇『沙羅の光』メインビジュアル光源氏役を紅ゆずる、紫の上役を井上小百合が務める詩楽劇『沙羅の光』のメインビジュアルと公演詳細が解禁された

“伝統と革新”をコンセプトに、日本文化に親しみ、新たな価値発見の機会をご提供することを目的に日本文化の魅力を発信してきた東京国際フォーラムの事業、J-CULTURE FEST。
2020年からはJ-CULTURE FEST presents企画として、有職装束を製作・販売する井筒と共催にて開催している。

2024年年明けすぐに上演される本作は、『源氏物語』にテーマを求め、源氏物語の中で詠まれた和歌を、舞や歌、語りで聴かせ、光源氏と心を通わせた女たちの姿を描く詩楽絵巻として構成。
女たちの思い、愛や苦悩を、和歌の朗読、二十五絃箏・胡弓、篳篥・笙などの和楽器演奏、日本舞踊などにより描く。

今回出演者が着る装束は、井筒が製作した平安装束だ。

光源氏を演じるのは、元宝塚歌劇団星組トップスターの紅ゆずる。
深紫（こきむらさき）の直衣（のうし）には、光源氏が六條院「春の御殿（はるのおとど）」に住んでいた事から、春の花である山吹と流水の文様があしらわれている。

光源氏が愛する紫の上を演じるのは、「乃木坂46」第一期生で、卒業後も女優として活躍する井上小百合。
紅色に桜文様の小袿（こうちき）を着用している。
光源氏の息子である夕霧を演じるのは日野真一郎（LE VELVETS）。
浅緑（あさみどり）色の地に唐花尾長鳥の文様の直衣（のうし）姿だ。

演出・振付は、新作歌舞伎『刀剣乱舞』の演出など様々なジャンルで活躍する、日本舞踊尾上流四代家元の尾上菊之丞。
聖徳太子を演じる尾上菊之丞は飛鳥時代の装束を纏っている。

　
公演は、2024年1月3日（水）〜1月7日（日）、東京国際フォーラム ホールD7にて上演。
1月6日の公演では、上演後に出演者によるアフタートークも行われる予定だ。

詳細は公式サイトにて
https://www.iz2tokyo-genji.com

（文・エントレ編集部）