野坂実と入江おろぱが手掛ける音楽朗読劇『マッチ売りの少女』上演決定 11月25日から博品館劇場にて上演
音楽朗読劇『マッチ売りの少女』野坂実と入江おろぱが手掛ける音楽朗読劇『マッチ売りの少女』の上演が決定した。上演は、2023年11月25日から博品館劇場にて上演。
『マッチ売りの少女』は、作家・アンデルセンによる童話。
貧しい家庭に育ったアンデルセンが、貧困層を取り巻く現実への嘆き、無関心を貫く社会への問題提起のメッセージが込められていると言われる本作だが、一方で単なる悲劇ではないハッピーエンドとしても受け止められている。
本作は、「本当の幸福」が何かは外側からは計れないというメッセージも持つ『マッチ売りの少女』を、音楽と映像、声によって作り上げる。
マッチ売りの少女・エナ役を務めるのは、元デジタル声優アイドルグループのメンバーで現在は舞台『アサルトリリィ』シリーズなどに出演している佐倉初、アニメ・舞台『アサルトリリィ』やラブライブ︕ミュージカル『スクールアイドルミュージカル』などに出演する星守紗凪、『少女☆歌劇 レヴュースタァライト』シリーズなどに出演する小山百代、ドラマやバラエティ、イベントなどで幅広く活躍している傳谷英里香。
エナの兄・ミケルは、舞台『魔法使いの約束』、舞台『Dancing☆Star プリキュア』The Stageなどに出演する和合真一、アニメ・舞台『少女☆歌劇 レヴュースタァライト』シリーズなどに出演の生田輝、舞台『文豪ストレイドッグ』シリーズ、舞台『刀剣乱舞』など2.5次元舞台を中心に活動する田淵累生、『エゴ・サーチ』、LEGEND STAGE PRODUCE『夕-ゆう-』などに出演する今江大地、『流星の音色』、『神津恭介シリーズ 呪縛の家』などに出演の林一敬が務める。
また、兄弟を取り巻く様々なキャラクターを、野津山幸宏、根本正勝、川野太郎、正木郁、石井陽菜、石飛恵里花、高岡薫、松本梨香、名塚佳織、さかいかなが担当。
キャストは日替わりで登場予定だ。
演出は野坂実。
脚本は、2.5次元作品やミュージカルを中心に、『夜来香ラプソディ』『エロイカより愛をこめて』などの話題作も多数手がける入江おろぱが手掛ける。
また、「クラシックを身近に」というコンセプトを掲げる株式会社 Primoが演奏を担当する。
エナと兄のミケルは田舎町で祖母とつつましく暮らしていた。
エナは病気で高い薬代がかかったが、ミケルは妹に心配させないため嘘をついていた。
一年後、祖母が亡くなり、兄妹はコペンハーゲンの孤児院に送られた。
イェン少年とローネという少女と出会い、この孤児院のおぞましい秘密に気付いた4人は逃げ出す。
ミケルが金を工面し、兄妹の母親を探しにカロンボーという街に行く。
しかし、母親はすでに亡くなっていた。
エナが高熱を出し、4 人はまたコペンハーゲンに戻る。
叔父を名乗る男に引き取られた兄妹は、過酷な労働を強いられる。
大晦日の夜、ミケルは金を工面したときの悪友に裏切られ、ギャングに捕まって暴行を受ける。
一方、エナも命令されて、寒い中、路上でマッチ売りをやらされる。
マッチに火をつけて暖をとると、幻が見えて……エナは祖母と母親に会い、一緒に天国へ行くことを選ぶのだった。
公演は11月25日(土)から12月3日(日)まで、博品館劇場にて上演。
詳細は公式サイトにて
https://little-match-girl.com
(文・エントレ編集部)
音楽朗読劇 THE LITTLE MATCH GIRL
〜アンデルセン童話「マッチ売りの少女」より〜
【脚本】入江おろぱ
【演出】野坂実
【出演】佐倉初 星守紗凪 小山百代 傳谷英里香 和合真一 生田輝 田淵累生 今江大地 林一敬 野津山幸宏 根本正勝 川野太郎 正木郁 石井陽菜 石飛恵里花 高岡薫 松本梨香 名塚佳織 さかいかな
2023年11月25日(土)〜12月3日(日)/東京・博品館劇場
公式サイト
https://little-match-girl.com
チケットを探す
公式サイト先行(抽選)
10月28日(土) 12:00 ~ 10月31日(火)23:59
一般発売
11月8日(水) 10:00