大鶴義丹、藤田朋子、大森博史らが不条理でミステリアスなハロルド・ピンター作品に挑む CEDAR×僕たち私たち『The Birthday Party』12月17日 (土) から新宿シアターモリエールで上演
CEDAR×僕たち私たち『The Birthday Party』CEDAR×僕たち私たち『The Birthday Party』が12月17日 (土) から新宿シアターモリエールで上演される。
「CEDAR」は演出家・松森望宏、俳優・桧山征翔と演出助手・石川大輔の演劇ユニット。
世界中に数多くありなかなか上演されない優れた名戯曲にスポットをあて、常に話題作を送り出している。
2022年3月にすみだパークシアター倉で上演した舞台『わが友ヒットラー』が2022年読売演劇大賞 上半期作品賞ベスト5に選出された。
今回は、CEDAR×深作組、CEDAR×defiに続く【CEDAR共同企画プロジェクト第3弾】として、CEDAR×僕たち私たち という座組みで、英国不条理演劇の大家ハロルド・ピンターの「The Birthday Party」を上演する。
出演は、大鶴義丹、藤田朋子、大森博史、北野由大、渡邊りょう、松田佳央理。
演出は松森望宏が手がける。
イギリスの海辺の町で、メグとピーティの家に下宿しているスタンリー。彼の元へ突然、謎めいたゴールドバーグとマキャンの2人が訪ねてくる。スタンリーと謎の2人は面識があるようで、2人を避けるスタンリー。誕生日ではないのに、メグの勘違いで急遽スタンリーの誕生会を開き、みんなでお祝いすることに…。パーティが進むうちにどんどん追い詰められていき、ついには精神的に壊れてしまう。なぜ二人はやってきたのか、彼らはだれなのか。
松森望宏
CEDARでは今年『わが友ヒットラー』(三島由紀夫作)、『ブリキの太鼓』(ギュンター・グラス作)、を上演させていただきました。
そして本年の締めくくりとして『The Birthday Party』(ハロルド・ピンター作)を上演いたします。
3作品に共通することは、20世紀に起きた大戦の記憶です。忘れてはならない人類の傷跡の記憶です。
今作はピンター特有の不思議な世界を通じ、そこに生きる軽やかな人間模様と、言いなりになってはいけない反骨精神がない交じり巨大な感情の渦へと巻きこむ舞台へご案内いたします。
不条理演劇はちょっと難しいかもと思われがちですが、まったく難しい内容ではありません。今こそ見ていただきたいそんな作品に仕上がりました。
気軽な気持ちで、是非劇場にいらしていただき、今の感覚で作品を体験していただければ幸いです。
本作は12月17日 (土)から新宿シアターモリエールで上演される。
詳細は公式サイトで。
https://www.cedar-produce.com/
(文:エントレ編集部)
CEDAR×僕たち私たち『The Birthday Party』
【作】ハロルド・ピンター
【翻訳】平田綾子
【演出】松森望宏
【出演】
大鶴義丹、藤田朋子、大森博史、北野由大、渡邊りょう、松田佳央理
2022年12月17日(土)~12月25日(日)/新宿シアターモリエール
公式サイト
https://www.cedar-produce.com/
チケット
カンフェティ https://www.confetti-web.com/detail.php?tid=69117&
チケットぴあ https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2227543