
イッセー尾形主演作に中島裕翔、入野自由、高橋惠子らが集結 『セールスマンの死』全国6都市で上演

『セールスマンの死』出演者
近代演劇の金字塔『セールスマンの死』全国6都市で上演決定、イッセー尾形が主演に挑む!共演に中島裕翔、入野自由、高橋惠子らが集結。
舞台『セールスマンの死』(原題:Death of a Salesman)は、アメリカ現代演劇の旗手アーサー・ミラーが1949年に発表した作品で、消費主義が加速するアメリカ社会で疎外されまいともがく老セールスマンとその家族の姿を描いている。ブロードウェイ初演では742回のロングランを記録し、トニー賞ベストプレイ賞、ピューリッツァ賞、ニューヨーク劇評家賞など数々の名誉ある賞を受賞。2012年にはトニー賞のリバイバル賞も獲得し、1951年と1985年には二度映画化されるなど、近代演劇の金字塔として世界中で愛されてきた作品だ。
作品が描く社会システムの残酷さ、競争社会、家庭の崩壊、若者の挫折といったテーマは、時代や国境を越えた普遍性を持っており、現代社会を生きる私たちに深く問いかける本作は、今日においてもその意義を失わない。
主演のウィリー・ローマン役には、「一人芝居」の第一人者として国内外で高い評価を得るイッセー尾形。比類なき演技力で、夢と現実の狭間でもがき苦しむウィリーの心情を深く掘り下げる。ウィリーの長男ビフ役には、秀逸な表現力と存在感で数多くのドラマ、映画、舞台で活躍する中島裕翔。父との関係に悩み、自立できないビフの葛藤を繊細に演じる。
その他、バーナード役は入野自由、ウィリーの次男ハッピー役に竪山隼太、ウィリーの上司ハワード・ワグナー役とスタンリー役を内藤栄一が、女役を松田佳央理が演じる。さらに、佐藤誓が伯父ベン役、長谷川初範が友人チャーリー役、そして高橋惠子がウィリーを献身的に支える妻リンダ役を務めるなど、ベテランから若手まで実力派俳優陣が結集し、珠玉の名作に挑む。
翻訳は小田島創志、演出は小川絵梨子が手掛ける。
ものがたり
ウィリー・ローマンはかつて敏腕セールスマンとして鳴らしてきたが、60歳を過ぎた今、昔のような精彩を欠き、輝かしい未来が広がっているかに見えた2人の息子たちも30歳を過ぎても自立できず、妻のリンダは献身的に夫を支えるが、家庭の中に希望の光は見出せそうにもない。
夢を叶えるにふさわしい仕事こそセールスマンであると信じてきたウィリーに、時代の変化は容赦なく彼を置き去りにしようとしている。信念に固執するウィリーが家族のため、そして何より自分のために選んだ道とは …。
イッセー尾形
昔のアメリカドラマを観ていると、馬鹿でかい、四畳半ぐらいの車がよく登場するのですが、この台本を読みながら始終そのキャデラックぽい車が頭に浮かびました。まさにアメリカンドリームに敗れ果てた一家の悲惨な物語と言ってもいいでしょう。 現代人がこれをどう観るか興味があります。 「今だからこそ意味がある」と思われる作品にしたいものです。そのためにはまず台詞の一行一行から掘り下げなきゃ。
中島裕翔
人は、自分を定義するアイデンティティや肩書きみたいなものがないと不安になる生き物だと思います。何者でもない自分でいる状態が怖い。だから何者かになろうとする。
でも今度は、周りが求める期待に応えようとすればするほど、本当の自分との差に耐えきれず、いつか自分の心を壊してしまいます。過去の輝きに囚われることなく、“本当”の自分や、“今”の自分を自認する勇気を持てるか。そんな要素がビフを演じる上で、ひいてはウィリーと対峙する上で大事な気がします。
演劇の金字塔である作品に参加するのはとてつもなく緊張しますが、このような機会をいただけたことに感謝し、しっかりと学ばせていただきます。
詳細は公式サイトへ
http://salesman2026.jp
(文:エントレ編集部)
舞台『セールスマンの死』
【作】アーサー・ミラー(原題:Death of a Salesman)
【翻訳】小田島創志
【演出】小川絵梨子
【キャスト】
イッセー尾形:ウィリー・ローマン
中島裕翔:ビフ(ウィリーの長男)
入野自由:バーナード(ビフの友人・弁護士)
竪山隼太:ハッピー(ウィリーの次男)
内藤栄一:ハワード・ワグナー(ウィリーの上司)/スタンリー
松田佳央理:女(ウィリーの顧客)
佐藤 誓:伯父ベン(ウィリーの兄)
長谷川初範:チャーリー(ウィリーの友人)
高橋惠子:リンダ(ウィリーの妻)
【上演概要】
東京:東京芸術劇場プレイハウス:2026年6月26日(金)~28日(日)
埼玉:彩の国さいたま芸術劇場大ホール:2026年7月3日(金)~12日(日)
大阪:COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール:2026年7月18日(土)~20日(月)
愛知:東海市芸術劇場大ホール:2026年7月24日(金)~26日(日)
富山:富山県民会館:2026年8月1日(土)~2日(日)
長野:ホクト文化ホール中ホール:2026年8月14日(金)~15日(土)
【公式HP】
http://salesman2026.jp

