iaku『粛々と運針』

iaku、横山拓也が“作風を打ち破った”傑作「粛々と運針」 上田一軒演出、新キャストで再演 大阪・東京・新潟の3都市で上演

iaku『粛々と運針』
iaku『粛々と運針』

iaku「粛々と運針」が3月27日(金)から大阪、東京、新潟の3都市で上演される。演出は上田一軒が手がける。

iakuの代表作の一つとして名高い「粛々と運針」が、2026年3月の大阪公演を皮切りに、東京、新潟の3都市で再演される。本作は、iaku主宰・劇作家の横山拓也が自身の作風を打ち破ることを課して挑んだ転換点とも言える作品だ。

横山拓也
「作風」というものは、長く作品づくりをしていく中で徐々に形づくられていくもので、 『粛々と運針』を書くまでの僕およびiaku の作風は、いわゆる一幕物でした。一つの場所に集まった人たちが、実時間の中で、ある問題に突き当たって右往左往する。そういう作風でやっていました。
『粛々と運針』は、執筆当時、自らに作風を打ち破ることを課して挑み、実験の意味合いが強い初演になりました。しかし、これが書けたことで、演劇の自由度や懐の深さを改めて享受できたような気がしていて、大きな転換点となった作品とも言えます。小説の原作にしたり、PARCO PRODUCE として上演してもらったり、小劇場の枠を越えていった作品でもあります。
この特別な思いがこもった作品を、僕の作品づくりの腹心、上田一軒氏が演出し、キャストも一新してお届けします。戯曲のブラッシュアップも済んでいます。どうぞご期待ください。

 
「粛々と運針」の物語は、二つの異なる家庭に突然噴出した「命にまつわる葛藤」を軸に展開する。
今回、横山氏が「作品づくりの腹心」と評する上田一軒が演出を務め、キャストも一新されて上演される。

あらすじ(イントロダクション)

子どもをもたないことを約束して一緒になった夫婦に妊娠の気配。二人で住むのにちょうどいい一軒家を建てたばかり。どこからともなく猫の鳴き声がするけど、夫は交通事故で頚椎を痛めており、探せないと言う。一方、入院中の母親の見舞いを終えた兄弟。まだ治療の余地があるにも関わらず、尊厳死を選ぶと言い出した母親に頭を抱える。病室にいた「金沢」と名乗る高齢の男性にそそのかされたのかもしれない。一体あの人は誰なんだ?二つの平凡な家庭に突如噴出した命にまつわる葛藤を、周到な会話の応酬で描き出す。

 
各会場では、視覚・聴覚に障がいのある方への鑑賞サポートや託児サービスも用意され、より多くの人々が本作に触れる機会を提供する。

詳細は公式サイトへ
https://www.iaku.jp/

(文:エントレ編集部)

iaku「粛々と運針」

【作】横山拓也
【演出】上田一軒

【出演】
佐々木ヤス子、中山義紘、花戸祐介、鈴鹿通儀、鄭梨花、林英世

【公演日程】
大阪公演
2026年3月27日(金)~30日(月)
インディペンデントシアター2nd

東京公演
2026年4月9日(木)~19日(日)
三鷹市芸術文化センター 星のホール

新潟公演
2026年4月25日(土) 14:00開演
りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館・劇場

【公式サイト】
https://www.iaku.jp/

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