令和座の設立5周年を記念した第8回公演「∞」の上演が決定した
令和座 第8回公演「∞」ポスター
令和座の設立5周年を記念した第8回公演「∞」の上演が決定した
劇団・令和座は、《WORLD SURPRISING ART from JAPAN -世界へ驚くべき芸術を-》を経営スローガンに掲げ2019年5月1日に設立。
劇団員0名、すべての公演をフルオーディションでキャスティングし、浅間伸一郎が劇作・演出・制作を行なっている。
沈黙と間を多用した演出と、空間設計とクロスしたシナリオが上演の特色だ。
特に空間設計に関しては『いつどこで突然何が起こるか分からなく、全体を俯瞰して見ないといけない。集中力が試される』と観客より評される。
また、旗揚げより一貫して特殊な小道具の造形や扱いを行っているのも特徴であり、一部の小道具には熱烈なファンがいるという。
単なる静かな会話劇に留まらない、何か起こるかわからない一幕劇であり、狂気を孕んだ独特の世界観が味わえるとのことだ。
第8回公演となる本作は、令和座の設立5周年を記念した作品でもある。
日本の廃墟を舞台にし、現代日本の社会背景と人類共通の価値観《命》を絡ませ、《無限》をテーマに物語を描く。
あらすじ
廃墟の地下に閉じ込められた男、廃墟に死に場所を求めてきた男、廃墟を蘇らせようとする男、廃墟を利用する男、廃墟に誘拐されてきた女、廃墟で優雅に生きる姉妹、そして8人目の謎の人物が出会うことにより奇妙奇天烈・摩訶不思議なる空前絶後の会話劇が誕生する。
独自のワードセンスとトリッキーな構成が電光石火の如く感覚を狂わせる令和座の設立5周年記念作品。
公演は、2024年6月12日(水)から、16日(日)まで、40年以上の歴史を持つ小劇場、東演パラータにて行われる。
詳細は公式サイトで。
https://reiwaza.jp/stage/stage08
(文:エントレ編集部)
令和座第8回公演 令和座設立5周年記念作品「∞」
【脚本・演出】浅間伸一郎
【出演】守谷直子 道下悠里 片岡奈央乃 飯沼誠治 中村拓未 新明雅巳 小原誠仁 おらんだ
2024年6月12日(水)〜16日(日)/東京・東演パラータ