演劇ユニット #家で出来る演劇 が新宿区戸山公園で中島敦「山月記」をモチーフに野外劇『狂言山月記』を上演
野外劇『狂言山月記』ポスター
演劇ユニット#家で出来る演劇が、新宿区戸山公園で中島敦「山月記」をモチーフに野外劇『狂言山月記』を上演する。
演劇ユニット#家で出来る演劇は、コロナ禍、オンラインで演劇活動をスタートさせた、「家」「劇場ではない日常空間」での上演をコンセプトとしているユニット。
自然の音や天候・匂いなどを作品の一部として扱い、偶然性を重視した演劇体験を目指している。
撮影:鈴木あかり
本作は、かつては陸軍学校の野外演奏場として使用され、アングラ演劇の祖ともいわれる唐十郎が「灰神楽劇場」と名付けてゲリラ演劇を上演した歴史を持つ東京都・戸山公園の野外演奏場跡を使った野外劇公演だ。
林の中にあるコロセウムのようなすり鉢状の地形と石の舞台が特徴的なスペースを活かし、中島敦『山月記』をモチーフとした現代演劇を上演する。
脚本は、演劇を上演する任意団体「日本のラジオ」代表であり、脚本演出を手掛けた「ツヤマジケン」が2014年佐藤佐吉演劇賞 最優秀脚本賞・優秀作品賞・優秀助演女優賞を受賞している屋代秀樹。
演出は、演劇ユニット「ウンゲツィーファ」主宰であり、リアルな日常と意識下にある幻象の世界を行き来する創作スタイル「青年(ヤング)童話」を特徴とする本橋龍が担当する。
撮影:鈴木あかり
出演は、俳優でもあり「#家で出来る演劇」主宰・作品のディレクションを務める日野あかりの他、「コンプソンズ」所属の宝保里美、「シンクロ少女」所属の横手慎太郎、「坂井水産」所属の家田三成の4名。
公演は、2024年6月6日(木)~6月9日(日)、戸山公園の陸軍戸山学校軍楽隊 野外演奏場跡で行われる。
野外劇『狂言山月記』ポスター
あらすじ
羞恥心だとかなんだとか
自分を修辞しないでください
そんな姿になるずっと前から
あなたはもともと持っていた
そのおそろしい爪と牙で
わたしを傷つけていましたよ
(中島敦「山月記」をモチーフとした演劇作品)
詳細は公式サイトで。
https://note.com/playathome/n/n552faed766a1
(文:エントレ編集部)
#家で出来る演劇 at 戸山公園野外演奏場跡 「狂言山月記」
【脚本】屋代秀樹(日本のラジオ)
【演出】本橋龍(ウンゲツィーファ)
【出演】日野あかり(#家で出来る演劇/日本のラジオ)/家田三成(坂井水産)/宝保里実(コンプソンズ)/横手慎太郎(シンクロ少女)
2024年6月6日(木)~6月9日(日)/東京・戸山公園(箱根山地区) 陸軍戸山学校軍楽隊 野外演奏場跡
チケット予約
https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/02fcrkg3ypk31.html
・野外での公演のため、雨合羽などは各自でご用意ください。
・小雨決行、荒天中止。開演の2時間前までに上演開催情報をご予約のお客様へのメール、公式SNSにてご案内します。
・客席内では隣席との間隔が十分にとれない可能性が高く、傘はご使用頂けません。雨天時は、レインコート等をご使用ください。
・会場ではお荷物のお預かりができかねます。手荷物は最小限でお願いいたします。
・差し入れ・お花は恐縮ながら遠慮させていただきます。
・車椅子でご来場予定の方やスタッフの手助けが必要な方、小さなお子様(未就学児・無料)とご観劇予定の方は事前にご連絡をお願いいたします。
・公園内に公衆トイレはございますが、来場前に近隣でお済ませいただくことをおすすめします。
・やむを得ぬ事情により、記載事項・公演情報に変更が生じる場合がございます。