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バストリオ初のロングラン公演『一匹のモンタージュ』リクリエーション10月13日(金)からこまばアゴラ劇場にて上演

『一匹のモンタージュ』メインビジュアル『一匹のモンタージュ』メインビジュアルバストリオによる舞台『一匹のモンタージュ』リクリエーションが10月13日から23日にかけて、こまばアゴラ劇場にて上演される。

『一匹のモンタージュ』は2022年5月にSCOOL(東京都・三鷹市)で初演されたバストリオの代表作。今回、団体として初のロングラン公演をこまばアゴラ劇場にて行う。

また、アフタートークゲストとして思考家の佐々木敦氏、アーティストの青柳菜摘氏の登壇も決定しているようだ。

『一匹のモンタージュ』初演時の舞台写真 撮影:コムラマイ
『一匹のモンタージュ』初演時の舞台写真 撮影:コムラマイ

バストリオ
パフォーマンス作品を制作するコレクティブ。2010年⽴ち上げ。⽣きていく中で出会うビビットな瞬間を⼩さなシーンへと⽴ち上げるクリエイションを⾏う。様々なメディアを⽤いることで断⽚的な時間を構成し、いくつもの⾏為・出来事・モチーフをバラバラのまま配置する上演は、⾳楽的なグルーブを帯びながら“名付けようのない⽣”を描き出す。存在そのものを肯定するような祝祭的な時間は、観客の想像⼒を喚起し世界を捉える視点に奥⾏きをもたらす。

STORY

コロナによって失われた人との近さ、それでも誰かにご飯を振る舞うこと。家で育てはじめて枯らしてしまった甘夏。遠くに降っている雨。今はいなくなった父親のこと、まだ生きている母親のこと。ウクライナで起こる戦争、難民のこと。そんな日々を過ごす家にやってきた一匹の野良猫。“東京”という一つの地方で暮らす一匹たちが、たくさんの時間の中で見落としたこと、覚えていることをそれぞれの表現によって提示し、ドキュメンタリーとフィクションを横断した舞台上でフラットに存在することで、現在の閉塞感と緊張感、生活、どこかの誰かにとって大事なこと、なんでもないことをささやかな希望と共に描きだすライブパフォーマンス作品

 

COMENT

「一匹のモンタージュに寄せて」
自分にしか出来ないもんをやる、そりゃそうですよね、つまんないことに巻き込まれることなくちゃんと正直に出し切れるかどうか、生易しい言葉じゃ太刀打ちできない剥き出しの表現で一人一人のお客さんと出会いたいです。
今ここでやる熱と態度と超技術と生きてきた身体と知恵を注ぎ込んだ一匹のモンタージュが目の前に現れる、それらが来てくれたお客さんの目や耳に飛び込んで乱反射する空間、ライブは楽しいです。人間は微細でもしっかり差異があって、小さな発明をくりかえして行う日々の生活、そこに生きた目の前の人間が行う営み、生きる力と表現によって全肯定するバストリオです。
一匹のモンタージュはすごいメンバーが揃ってます、見てるだけで楽しいです。めちゃくちゃ生きてます。それは一人一人のお客さんも同じ。こまばアゴラ劇場でやるのでたくさん来て欲しいです、一匹で会いましょう!(今野裕一郎/バストリオ主宰)

 

『一匹のモンタージュ』初演時の舞台写真 撮影:コムラマイ『一匹のモンタージュ』初演時の舞台写真 撮影:コムラマイ『一匹のモンタージュ』初演時の舞台写真 撮影:コムラマイ『一匹のモンタージュ』初演時の舞台写真 撮影:コムラマイ

本作は10月13日から東京・こまばアゴラ劇場で上演される。
詳細は公式サイトで。
http://busstrio.com/one-montage

(文:バストリオ 監修:エントレ編集部)

公演情報

バストリオ『一匹のモンタージュ』リクリエーション

作・演出|今野裕一郎
作・出演|黒木麻衣、坂藤加菜、佐藤桃子、SKANK/スカンク、鈴木健太、高橋由佳、中條玲、橋本和加子、本藤美咲

衣装|高橋由佳
音響|岡村陽一
照明|緒方稔記(黒猿)
空間美術|岩村朋佳
記録写真|コムラマイ
チラシデザイン|kurokimai(絵)、鈴木健太(デザイン)
制作|橋本和加子

2023年10月13日(金)~10月23日(月)
こまばアゴラ劇場

公式サイト
http://busstrio.com/one-montage

チケットを予約する
https://shibai-engine.net/prism/pc/webform.php?d=vo7cyg7g

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