RISU PRODUCE vol.30『笑いの神様へ』

父を探す余命わずかな女子大生と浅草芸人達との絆を描く RISU PRODUCE vol.30『笑いの神様へ』10月29日から赤坂RED/THEATERで上演

RISU PRODUCE vol.30『笑いの神様へ』RISU PRODUCE vol.30『笑いの神様へ』

RISU PRODUCE vol.30『笑いの神様へ』が10月29日(水)から赤坂RED/THEATERで上演される。

 
RISU PRODUCEは、1999年に活動を開始。全作品の作・演出は主宰の松本匠が担当している。
刑事施設を題材にした社会派三部作の「ぼくはだれ」「ゼロ番区」そして、とある大学の応援団員達の活動を描いた青春群像劇の「イキザマ3」は、好評につき再演が繰り返されているRISU PRODUCEの代表作だ。

RISU PRODUCE『イキザマ3』
RISU PRODUCE『イキザマ3』(2020年)

今回上演される『笑いの神様へ』は、余命宣告を受けながらも、生き別れになった父を探す為に東京にやって来た沙耶と、浅草芸人達との絆を描いたヒューマンストーリー。
2014年に初演、2023年に再演した本作を、新たなキャストを迎え二年振りに上演する。

主人公の沙耶を演じるのは北野瑠華。さらに、お宮の松、岡安泰樹、平野貴大、土井よしお、西山咲子(劇団PU-PU-JUICE)などが出演。
作・演出は松本匠が手がける。
 

あらすじ

ある日、大学生の沙耶(北野瑠華)は、体調に異変を感じ検査入院することに。
検査結果は「余命一年」という思いもよらぬ宣告だった。現実を受け止めることが出来ない沙耶は、産まれてすぐ亡くなったと聞かされていた父が、実は今も生きていることを突然、母から告げられた。どうしても家族を捨てた理由を知りたくなった
沙耶は、母に置き手紙を残し、父親探しの旅に出た。唯一の手掛かりは「今も東京で漫才師をしているかもしれない」たったその一言だけだった……。

 

作品について作・演出 松本 匠からのコメント

今作は2014年に「劇」小劇場で初演を皮切りに、その後、2023年に再演を行い、今回で三度目の上演になります。二年という短い期間で三度目の上演を決めた最大の理由は「劇場が笑いに包まれ、そしてお客様の反応が非常に好意的」だったことで
す。これまで社会派作品を数多く上演し続ける中で、喜劇的要素が多く含まれる作品は今作が初めてだったこともあり、ある意味、「挑戦」でした。その結果、予想以上に高評価を得たことと、そして再び、「客席にいるお客様の笑顔と、笑い声をも
う一度、聞きたい」という思いで、上演に踏み切りました。
今作は「親子愛」「コンビ愛」「絆」をテーマに、泥臭く生きながらも、笑いを探求し続ける浅草芸人達の「生き様」を赤裸々に描いております。劇中に出てくる芸人達もそうですが、僕たち演劇人も常に、良作と言われる作品創りを目指し、稽古に励む姿は、芸人達と同じではないかと感じております。今作で30回目の節目の公演になりますが、新たな出演者と共に、作品創りに励みたいと思っております。
尚、今作は数年後を目処に、映像化の実現を目指しており、現在進行中。

 
詳細は公式サイトで。
https://risuproduce.stores.jp/

(文:エントレ編集部)

公演情報

RISU PRODUCE vol.30
東京舞台芸術祭 2025 Open Call Program 参加事業
「笑いの神様へ」

【作・演出】松本 匠(RISU PRODUCE)

【出演】
北野瑠華 お宮の松 岡安泰樹 平野貴大 土井よしお 西山咲子(劇団PU-PU-JUICE)
中尾太一(劇団SUPER TAICHIMON) 朝日小晴 渡部竜正 高好竜之介 岩本洸 松本匠

2025年10月29日(水)〜11月3日(月)/赤坂RED/THEATER

公式サイト
https://risuproduce.stores.jp/

チケットを探す
ローソンチケット http://l-tike.com/ 【Lコード:34555】※WEBのみ
J-Stage Navi http://j-stage-i.jp
ツクツク !!!ウェブチケット https://ticket.tsuku2.jp/events-detail/
RISU PRODUCE https://ticket.corich.jp/apply/392963/

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