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『カラカラ天気と五人の紳士』撮影:宮川舞子

別役実作品を加藤拓也が演出 シス・カンパニー公演『カラカラ天気と五人の紳士』4月6日(土)にシアタートラムで開幕

『カラカラ天気と五人の紳士』撮影:宮川舞子
『カラカラ天気と五人の紳士』撮影:宮川舞子

シス・カンパニー公演『カラカラ天気と五人の紳士』が4月6日(土)にシアタートラムで開幕した。

本作は、日本における不条理劇を確立した別役実による作品。
演劇はもちろん、映画、ドラマの脚本・演出などでも活躍を続ける加藤拓也が演出を手がける。
出演は堤真一、溝端淳平、藤井隆、野間口徹、小手伸也、中谷さとみ、高田聖子。ヴィオラ演奏は徳高真奈美。

本作が4月6日(土)にシアタートラムで開幕した。

『カラカラ天気と五人の紳士』撮影:宮川舞子
『カラカラ天気と五人の紳士』撮影:宮川舞子

『カラカラ天気と五人の紳士』撮影:宮川舞子
『カラカラ天気と五人の紳士』撮影:宮川舞子

STORY

ある日、ある所に、「棺桶」を担いでやって来た五人の紳士たち(堤真一・溝端淳平・野間口徹・小手伸也・藤井隆)。
どうやら、五人のうちのひとりが懸賞のハズレくじでもらった景品らしい。
せっかくの景品を役立てるためには、仲間の一人が死んで棺桶の中に入らねば、
と、五人の議論が始まった。
いかに本人が死を意識せず、痛みを感じる前に死ねる方法がないものか、、、と
模索する五人。
そこへショッピングバッグを抱えた女性二人(高田聖子・中谷さとみ)が現れた。
彼女たちは、同じ懸賞の当たりくじの当選者たちだったのだ。
そして、その一等賞の景品とは・・・?

 

【堤真一 コメント (紳士5)】
不条理劇の経験は過去にもありましたが、別役実作品は初めて。実は、最初に台本を読んだ時、途中でワケがわからなくなってしまって、思わずパタンと台本を閉じてしまったんです(笑)。でも、最後まで読むと、別役さんの死生観が浮かび上がってくるのを感じました。それに今回、稽古の初期段階でじっくりと本読みに時間をかけて皆で話し合えたことが大きくて、これは決して「不条理」ではなく、「普通の会話」なんだという共通認識をもてるようになりました。その会話を皆で成立させていけば、自ずと世界観が見えてくると思っています。ご期待ください。

【溝端淳平 コメント (紳士2)】
いつかご一緒したかった加藤拓也さん演出で、いよいよ別役作品をやらせていただけることに、身が引き締まるような感覚と嬉しさがありました。稽古場では、百戦錬磨の先輩方のお芝居へのアプローチを間近で感じられ、本当に贅沢な時間を過ごしていました。そんな中で、自分もしっかりと役の個性や存在感を作らなければ、と色々と考えていたのですが、削ぎ落としていく加藤演出では、「何もしないこと」を求められ模索の日々。ただ、その作業は同時にとても楽しく刺激的で、今は自分でも予想もしていなかった世界に行けるような気がしています。

『カラカラ天気と五人の紳士』撮影:宮川舞子
『カラカラ天気と五人の紳士』撮影:宮川舞子

『カラカラ天気と五人の紳士』撮影:宮川舞子
『カラカラ天気と五人の紳士』撮影:宮川舞子

詳細は公式サイトで。
https://www.siscompany.com/produce/lineup/karakara/

(文:エントレ編集部)

公演情報

シス・カンパニー公演
『カラカラ天気と五人の紳士』

【作】別役実
【演出】加藤拓也
【出演】
堤真一 溝端淳平 野間口徹 小手伸也/高田聖子 中谷さとみ/藤井隆
【ヴィオラ演奏】徳高真奈美

2024年4月6日(土)~26日(金)/東京・シアタートラム
2024年5月2日(木)~4日(土・祝)/岡山・岡山芸術創造劇場 ハレノワ 中劇場
2024年5月7日(火)~11日(土)/大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ
2024年5月15日(水)~16日(木)/福岡・キャナルシティ劇場

公式サイト
https://www.siscompany.com/produce/lineup/karakara/

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