ウンゲツィーファ「湿ったインテリア」

SNSで話題沸騰!ウンゲツィーファ新作『湿ったインテリア』早稲田小劇場どらま館にて5月19日開演

ウンゲツィーファ「湿ったインテリア」
ウンゲツィーファ「湿ったインテリア」

ウンゲツィーファ演劇公演『湿ったインテリア』が5月19日(月)から早稲田小劇場どらま館にて上演される。

ウンゲツィーファは、劇作家・本橋龍を中心に活動する演劇ユニット。2024年で活動10周年を迎える。

リアルな日常描写と潜在意識にある幻象を、ひとつの舞台空間で重ね合わせ、複数のシーンやキャラクターが交錯することで、新たな景色や感情を生み出していく「撹拌(かくはん)される会話劇」として独自の作風を確立。

代表作『動く物』が平成29年度北海道戯曲賞大賞を受賞し、以降も2年連続で優秀賞を受賞。緻密な脚本と没入感のある演出で小劇場ならではの濃密な演劇体験を通じ、観客を「ここじゃないどこか」へと誘う。
前作『8hのメビウス』はSNSで話題となり、「脚本の構築力」「圧倒的な没入感」といった高い評価を獲得した。

演劇公演「8hのメビウス」
ウンゲツィーファ 演劇公演「8hのメビウス」

今回上演される『湿ったインテリア』は、その熱狂を超えるべく企画された昼メロ的ネオ愛憎劇になるという。

STORY

「親の泣き顔が幼かった。」

出産を控えた夫婦、チアとジュウタはマンションの一室に内見に訪れた。
案内をする不動産屋のタクはチアの大学時代の恋人だった。
2人は部屋を決めることにした。

半年後、部屋では赤ちゃんがけたたましく泣いている。チアと共に面倒を見ているのはジュウタではなくタクだった。
タクは子供に愛情を持ち切れず、チアとの関係もぎくしゃくしていく。
そんな中、タクの母・タナコが遠方から孫との初対面の為に訪れる。
自分の余生に絶望感を抱いていたタナコにとって孫は希望の光であった。

タナコが赤ちゃんと留守番している時にカキエという婦人が訪ねてくる。
カキエはジュウタの母親だった。

過去と現在、愛と執着、親と子——2LDKの中でドロドロと混ざりあって…
ウンゲが送る昼メロ的ネオ愛憎劇。

 

乳幼児の育児現場は壮絶でミラクルの連続ですが、演劇ではあまり描かれてきませんでした。ウンゲツィーファのマジックにより、乳幼児を舞台上に召喚します。壮絶でミラクルの連続を、ぜひ劇場でご覧ください。

本橋龍(作・演出)

 
本作は5月19日から東京(早稲田小劇場どらま館)で上演される。
詳細は公式サイトで。
https://ungeziefer.site/dampinteriors/

(文:山中美幸 監修:エントレ編集部)

公演情報

ウンゲツィーファ
演劇公演『湿ったインテリア』

【作・演出】本橋龍
【音楽】浜間空洞
【美術】小駒豪
【照明】渡邉結衣
【音響】大嵜逸生
【舞台監督】黒澤多生
【演出助手】小島淳之介
【宣伝美術】一野篤
【絵】山口洋佑
【制作】中條玲 / 山中美幸
【映像】ニュービデオシステム

【出演】黒澤多生 / 豊島晴香 / 根本江理 / 藤家矢麻刀 / 松田弘子

 

2025年5月19日(月)~5月27日(火)/早稲田小劇場どらま館

 
公式サイト
https://ungeziefer.site/dampinteriors/

チケットを探す
▼予約(事前入金)
https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/020jdvk2s2a41.html

▼予約(当日清算)
https://torioki.confetti-web.com/form/3855

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