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紅ゆずる、遠藤久美子らが出演の舞台『FOLKER』2月14日に大阪・堂島リバーフォーラムで開幕
舞台『FOLKER』
紅ゆずる等が出演の舞台『FOLKER』2月14日に大阪・堂島リバーフォーラムで開幕
本作は、大阪・関西万博開催時を中心に国内外からの多くの来阪者に、大阪の文化芸術を楽しんでもらうことを目的とした「大阪国際文化芸術プロジェクト」の一環として行われるもの。劇団「遊気舎」の名作が25年の時を経て再演される。
出演は紅ゆずる、遠藤久美子、小島聖などに加え、内場勝則、粟根まこと、松尾貴史などが出演。
作・演出は後藤ひろひとが手がける。
本作が2月14日(金)に大阪・堂島リバーフォーラムで開幕した。
舞台『FOLKER』
STORY
ゴシップ週刊誌編集員である中村に持ち込まれた奇妙な手記。そこにはとある女囚刑務所の内情が記されていた。
その刑務所では死刑囚達のレクリエーション・プログラムとしてフォークダンスが採用されていた。いつ死刑が執行されるかも知らされぬまま彼女達は男性指導員、松岡の下でフォークダンスを踊り続けていた。互いに支え合い励まし合う彼女達だったが、新たに入所した囚人がそんな調和を全て破壊した。彼女の名は「空那(そらな)」といった。松岡がダンスを指導する際の口癖である「笑ってくださーい」にも空那は決して応える事はなかった。
そんな彼女達に招待状が届く。それはトーナメント形式で勝敗を競う悪名高いフォークダンス大会「 FOLKER フォーカー)」への出場要請だった。悪徳プロモーター、マイキーが仕切るその大会は無敵のフォークダンスチーム、フォーク・ウォリアーズが優勝するための大会であり、当然彼女達は話題作りの単なるかませ犬でしかなかった。それでも刑務所長の黒崎はマイキーにうまく言いくるめられ、彼女達の大会出場を了承してしまう。
指導員、松岡の優しさに触れて空那はついに心を開いた。そうなった空那は驚くほどのリーダーシップを発揮し、他の囚人達に生気と活力を与えた。彼女達は 鋼鉄の猫 スティール・キャッツのチーム名で圧倒的に不利な大会である FOLKER に挑んだ。すると!
特に技術もない彼女達だったが踊る時に見せるその笑顔に観客の注目が集まった。そして女囚達による予想外の快進撃が始まるのだった。
だが空那にはもう一つの戦いがあった。それはフォーク・ウォリアーズに所属する倉田との再会だった。空那は倉田の策略によって死刑囚となったのである。猛烈な恨みを抱いている倉田を前にしても空那は笑顔を続けられるのか?
決して優勝などできないとわかっていながらも彼女達は笑顔で踊り続けた。主催者側による妨害や突然のルール変更といった様々な嫌がらせがあっても、彼女達 は笑顔で踊り続けた。どれほど悲しい目に遭わせても彼女達から笑顔を奪う事はできなかった。
そして彼女達はついに決勝戦の舞台に立つのだった。
舞台『FOLKER』
舞台『FOLKER』
舞台『FOLKER』
舞台『FOLKER』
詳細は公式サイトで。
https://folker-theater.com/
(文:エントレ編集部)
大阪国際文化芸術プロジェクト「FOLKER」
作・演出:後藤ひろひと
出演:紅ゆずる/遠藤久美子 楠見薫 大路恵美 宮下雄也 西原希蓉美 丹下真寿美(T-works) 植木歩生子(ゲキゲキ) 鳩川七海(幻灯劇場)小島聖 内場勝則 東風万智子 福冨タカラ クリステル・チアリ 後藤ひろひと 梅澤裕介(梅棒) 松浦司 大野瑞生 寺井竜哉(STAR☆JACKS) 寶珠山駿 平井まさあき(男性ブランコ) 浦井のりひろ(男性ブランコ)粟根まこと(劇団☆新感線)松尾貴史
2025年2月14日(金)~2月23日(日・祝)/大阪・堂島リバーフォーラム