『BIRTHDAY』リーディング公演から約3年。
キャストスタッフが再び集い、本公演として上演!
本多劇場グループ×海外戯曲シリーズ第4弾『BIRTHDAY』が7月24日から30日まで東京・新宿シアタートップスで上演される。
本邦初演は2021年9月。
新宿シアタートップスのオープニングシリーズの1つとして上演された。
当時は稽古も公演もコロナ禍の制限下にあり、リーディング公演となったが、今回満を持して演劇公演として再演される。
『BIRTHDAY』は2012年にイギリスで初演されたJoe Penhallによる戯曲である。
近未来には起こりうるような男性が妊娠出産するという選択をした夫婦と、病院スタッフの会話を通し、NHS(国民保険サービス)の問題や白人ミドルクラスによる人種差別、男性目線で作られた現代社会の問題を突く皮肉の効いたコメディ作品だ。
前回リーディング公演はもとより、この戯曲シリーズを牽引している、戯曲翻訳の若き旗手として存在感を発揮する小田島創志と、真摯な創作姿勢と戯曲を深く読み込む演出に定評のある大澤遊の最強タッグが再集結。出演者にはリーディング公演より引き続き、宮菜穂子、山崎静代、石山蓮華の3人に加え、本作のキーマンとなるエド役に数々の舞台作品に出演している阿岐之将一が新たに名を連ねた。
当時の脚本を更にブラッシュアップし、より具現化されるだろう舞台空間や新キャストを迎えての本公演。『BIRTHDAY』は新宿シアタートップスで再び幕をあける。
キャスト
阿岐之将一
(ワタナベエンターテインメイト)
宮 菜穂子
山崎静代
(吉本興業株式会社)
石山蓮華
妊娠しているのはエド。
病院は人員不足でなかなか対応してもらえない。
ようやくやってきた助産師のジョイスにイライラする2人。
そこに研修医のナターシャが現れ、「胎児の首にへその緒が巻き付いてる」と告げる。
エドは無事に出産できるのか・・・
本作は7月24日から東京・新宿シアタートップスで上演される。
詳細は公式サイトで。
https://www.honda-geki.com/birthday
(文:二ツ森恵美 監修:エントレ編集部)
本多劇場グループ×海外戯曲シリーズ第4弾 『BIRTHDAY』
【原作】Joe Penhall
【翻訳】小田島創志
【演出】大澤遊
【出演】阿岐之将一(ワタナベエンターテインメイト)・宮菜穂子・山崎静代(吉本興業株式会社)・石山蓮華
会場
東京・新宿シアタートップス
公式サイト
https://www.honda-geki.com/birthday