
TheStoneAge2025公演『エイリアンズ』11月7日(金)~9日(日) 大阪・インディペンデントシアター2ndにて上演

宣伝美術 朝田大輝
The Stone Age2025公演『エイリアンズ』が11月7日(金)から大阪・インディペンデントシアター2ndで上演される。
TheStoneAgeは1998年夏に旗揚げ。2010年より朝田大輝の作・演出によるTheStoneAgeヘンドリックスを開始した。
駅のホーム、ゾンビが暮らす山村、お通夜、天狗が見守る町、結婚前夜、13回忌、港町、複合商業施設の休憩室、金剛山の麓、保養所、神社、漫画家の仕事部屋などを舞台に「愛と笑いのドラマ」を追求してきた。
今公演は、大阪・The Stone Ageヘンドリックスと東京・The Stone Ageブライアントとして活動していた劇団名をThe Stone Ageに一本化してから初の本公演となる。

TheStoneAgeヘンドリックス第14回公演「まともがわからない」脚本・演出 朝田大輝 2024年4月インディペンデントシアター2ndにて
今回上演される舞台『エイリアンズ』は、料理研究家のマリが、夫の広平から「僕は異星人だ。母星に帰還することになった。離婚してほしい」と言われたところからストーリーが展開していく。
出演は中井正樹、大西千保、桐山篤など。
脚本・演出は朝田大輝が手掛ける。
STORY
1年前、埼玉県川口市の荒川に高さ5メートルの直方体が10本出現した。正体不明のその物体をワイドショーは連日報道し、県が撤去するに至った。しかし撤去費が1本数千万かかり批判が殺到した。出現から100日後、今度は北海道江別市の石狩川に同じ物体が出現。埼玉県の調査の結果、健康被害は認められなかったため、北海道はアート作品と位置づけ観光資源として活用の方向に舵を切った。そしてまた100日後、今度は大阪府守口市の淀川にも同じ物体が出現した。そのころにはもう世間の関心は薄まっていた。
料理研究家のマリは、翌日の撮影準備に追われていた。そんな中、マリの夫の広平が「僕は異星人だ。母星に帰還することになった。離婚してほしい」と言い出す。忙しさと馬鹿馬鹿しさで相手にしないマリ。翌日、マリの自宅兼キッチンスタジオで撮影が進む。カメラマンで妹のリカに、昨日の出来事を話すマリ。「オモろ。そういえばこないだ広平さん、綺麗な女の人と歩いてるの見たけど…まさか?」と、いたずらっぽく笑うリカ。何かがおかしい。広平は付き合ってから一度も冗談など言ったことがないのだ。ふとベランダに目をやると、柵に止まったカラスがはっきりと「ほしい」と言った。その日を前後して守口市近辺のカラスが人の言葉を話しはじめた。

朝田大輝(脚本・演出)
アイスランドのバンド「シガー・ロス」が好きです。彼らは、独自の造語「ホープランド語」で歌います。感情に訴える響き重視の造語。分からなくても伝わるのが面白いと思います。
そこで今作のテーマを「言語」にしました。サピア・ウォーフの仮説「言語が話者の思考や認識に影響を与える」(言語相対論)をベースに、異星人の夫と地球人の妻の「分かり合えること」「分かり合えないこと」を描きます。観劇後、それでも共に生きる糧になれば幸いです。
皆様のご来場心よりお待ちしております!
本作は11月7日(金)から大阪・インディペンデントシアター2ndで上演される。
詳細は公式サイトで。
(文:The Stone Age)
The Stone Age 2025公演『エイリアンズ』
【脚本・演出】朝田大輝
【出演】中井正樹、井作仁香来、一瀬尚代(baghdad cafe)、一明一人(プランニングエッグ)、大西千保、桐山篤、武田操美(マシュマロテント)、西原希蓉美
2025年11月7日(金)~11月9日(日)/大阪・in→dependent theatre 2nd
公式サイト
https://stoneage.yamagomori.com


 
							 
							 
							 
							 
							 
							 
							