田中圭 主演舞台『Medicine メディスン』開幕 「声の出演者」・初日コメント・舞台写真が公開


『Medicine-メディスン』撮影:田中亜紀

田中圭が主演を務める舞台『Medicine メディスン』が開幕し、「声の出演者」・初日コメント・舞台写真が公開された

本作は、舞台『バリーターク』や『アーリントン』の作劇、映画「ONCE ダブリンの街角で」舞台版でのトニー賞ミュージカル脚本賞受賞や、デヴィッド・ボウイの遺作のミュージカル『ラザルス』の脚本執筆などで、日本でも注目されてきたアイルランド生まれの劇作家・脚本家のエンダ・ウォルシュによる最新作。


『Medicine-メディスン』撮影:田中亜紀
 
ウォルシュがアイルランドの精神病院で患者とみなされた人たちがどう扱われてきたかを読んだこと、そして老人ホームへ移った自身の母親とアルツハイマー病の人々を見たことに大きな影響を受けて創作された作品だ。
日本初演となった本作の演出は、これまでもウォルシュ作品の『バリーターク』『アーリントン』〔ラブ・ストーリー〕を手掛けた白井晃。
田中圭、奈緒、富山えり子と、ドラム演奏者・荒井康太が出演する。


『Medicine-メディスン』撮影:田中亜紀
 
また、本作には、様々なキャラクターが音声で登場する。
声の出演には、近藤公園、ワタナベケイスケ、川上友里、櫻井章喜、山﨑光、染谷隼生、山崎雄大、斉藤悠、有川マコト、今泉舞、小林勝也。
今泉舞は今作のアンダースタディとしても参加している。

シアタートラムでの東京公演が5月6日(月・休)に始まった。

あらすじ

病院らしき施設のなかの部屋。
パジャマ姿のジョン・ケインが入ってくる。
そしてまもなく、ドラム奏者、
メアリーという名前のふたりの女性、
老人と巨大ロブスターがやって来る…

 

初日コメント

【演出】白井晃 コメント
演劇は観客の皆さんと作るものだと言うことを改めて実感しています。
四人の出演者と稽古を重ねてきたことが、皆さんの目を通すことでより明確になった気がします。
エンダ・ウォルシュ氏のこの不思議な戯曲を立ち上げるために、田中圭さん、奈緒さん、富山えり子さん、ドラマーの荒井康太さんと共に色々と思考し、試し、組み立ててきました。
最後に劇場の中を包み込んだ空気は、主人公ジョンの心象が私たちの物語として伝えることができたと思えるものでした。
奮闘してくださったキャスト、スタッフの皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。

【出演】田中圭 コメント
『Medicine メディスン』が無事幕をあけました!
ここからどんな気付きや変化が起きていくのか楽しみで仕方ありません。
自分たちで言うのもなんですが、4人のチームワークがすごく良いので、全員で全54公演楽しめたら最高だな!とワクワクしています!!
ただ、54分の1終わっただけで、今とてもヘロヘロです。
体調管理も抜かりなく走り切りたいと思います。
一先ず、初日から観てくれた皆様ありがとうございました!
後日控えている方も、ありがとうございます!
「面白かったよ」と拡散してください(笑)

【出演】奈緒 コメント
本日『メディスン』の幕が上がりました。
振り返れば、稽古場の始まりは迷路への入り口でした。
白井さんも共に稽古場でたくさん汗を流し、このユーモアと優しさが詰まった『メディスン』の出口を一緒に探してくださいました。
無事に初日が迎えられたこと、これから毎日新しい入り口に立ち、客席の皆様と共にこの世界に存在できることがとても嬉しいです。

【出演】 富山えり子 コメント
無事に初日を迎え、終えることができました。
今、大きな安堵と、とてつもない喜びを感じております。
初日の舞台をいっしょに創り上げてくださったお客様、この作品に関わっている全ての方々はもちろん、これまでの私の人生で出逢ってくださった全ての方々とハグしたい気持ちです。
最後まで、健康に、健全に、楽しみ抜きたいと思います。
本当にありがとうございます。

【出演】 荒井康太(Drs) コメント
ぐにゃぐにゃにされた思考は白井さんの演出によって一旦すーっとカラダと心に溶けました。
そして現実との境目なく、この戯曲の中を何度も生きる日々がはじまりました。
これは何かの儀式なんじゃないか?なんて、そんな風にもうっすらと感じる自分がいます。
エンダの問いかけはとてもシンプルなようで、底なしに深いようにも感じます。
圭さん、奈緒さん、えり子さん、そしてみなさんと一緒にこの作品の中にいられることを嬉しく思います。
一瞬一瞬を祈るように、愛おしく感じていきたいと思います。

 

東京公演後は、兵庫・愛知・静岡にて、全54ステージを予定している。

詳細は公式サイトで。
https://setagaya-pt.jp/stage/14112/

(文:エントレ編集部)

公演情報

『Medicine メディスン』

【作】エンダ・ウォルシュ
【翻訳】小宮山智津子
【演出】白井晃
【出演】田中圭 奈緒 富山えり子
荒井康太(Drs)
【アンダースタディ】今泉舞
【声の出演】 近藤公園 ワタナベケイスケ 川上友里 櫻井章喜 山﨑光 染谷隼生 山崎雄大
斉藤悠 有川マコト 今泉舞 / 小林勝也

2024年5月6日(月・休)〜6月9日(日)/東京・シアタートラム
2024年6月14日(金)〜6月16日(日)/兵庫・兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール
2024年6月22日(土)・6月23日(日)/愛知・東海市芸術劇場 大ホール
2024年6月29日(土)・6月30日(日)/静岡・静岡県コンベンションアーツセンター グランシップ 中ホール・大地

当日券について
『Medicine メディスン』では各公演日の前日に、「当日券購入用整理券」のWEB受付を行います。
■WEB受付時間:各公演日前日 10:00~開演2時間前(先着順・劇場オンラインチケットのみ取扱い)
■枚数制限1公演につきお1人様1枚まで
■「当日券購入用整理券」WEB 受付: 世田谷パブリックシアターオンラインチケット
(https://piagettii.s2.e-get.jp/sept/pt/) ※要会員登録
※必ずご観劇されるご本人様がご予約ください。代理予約による整理券でのご購入・ご入場はお断りさせていただきます。
※先着順での受付です。
※予定枚数に達したら、受付終了となります。(予定枚数は各回により異なります。)
※整理券はチケットの購入を保証するものではございません。「キャンセル待ち」に該当する整理番号をお持ちのお客様、集合時間に遅れたお客様は、チケットをご購入いただけない場合がございますのでご了承ください。
※当日券での各種会員割引(劇場友の会/アーツカード/U24)はございません。
※ご本人様以外のご来場はお断りさせていただきます。

公式サイト
https://setagaya-pt.jp/stage/14112/

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