シス・カンパニーが舞台「わたしの耳」「あなたの目」を9月に新国立劇場で連続上演
「わたしの耳」ウエンツ瑛士 趣里 岩崎う大(かもめんたる)
「あなたの目」八嶋智人 小林聡美 野間口徹シス・カンパニーの舞台「わたしの耳」が9月9日(水)から新国立劇場小劇場で上演される。さらに続けて、舞台「あなたの目」が9月22日(火・祝)から同じく新国立劇場小劇場で上演される。
今回上演されるのは「ピサロ」「エクウス」「アマデウス」の作者としても有名な英国の劇作家ピーター・シェーファーが、1962年5月に初演し人気を博した2作の男女3人芝居だ。
9月9日(水)から上演される「わたしの耳(原題:The Private Ear)」にはウエンツ瑛士、趣里、岩崎う大(かもめんたる)が出演。上演台本・演出はマギーが手がける。
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内気な青年ボブ(ウエンツ瑛士)の至福の時間は、狭くみすぼらしい屋根裏部屋には似つかわしくないオーディオセットでクラシックレコードを聴くこと。 ある日、クラシックコンサートで隣に座った女性ドリーン(趣里)に一目ぼれ。勇気を出して、自宅のディナーに 招待するまで漕ぎつけた。まさに一世一代の大勝負なのだが、女性に不慣れなボブは、明るく経験豊富な会社の 先輩テッド(岩崎う大)に助けを求め、助っ人として料理とホスト役を担当してもらうことに…。
ディナーの準備を進めるボブとテッドだったが、そこに、いよいよ可愛らしくお洒落をしたドリーンがやって来た。 たどたどしいながらもぎこちなく会話を続けるボブ。饒舌になるのは、自分が愛してやまないクラシック音楽の 一方的な話題のみ。
そんな中、テッドが持ち前の社交性でその場を盛り上げるのだが。。。 屋根裏のアパートの一室で、男女3人に起きる一夜の出来事とは…?
「わたしの耳」「あなたの目」ビジュアル
続いて、9月22日(火・祝)から上演される2作目「あなたの目(原題:The Public Eye)」には、小林聡美、八嶋智人、野間口徹が出演する。こちらの上演台本・演出は寺十吾が手がける。
ロンドンの閑静な地区に立派な会計事務所を構えるチャールズ(野間口徹)。絵に描いたような中産階級出身のお堅い彼のもとに、ちょっと風変わりな男が訪ねてきた。 いぶかしがるチャールズに、回りくどく訪問の目的を話し出すこの男ジュリアン(八嶋智人)は、実は探偵。 しかも、チャールズ当人が、自由奔放な妻ベリンダ(小林聡美)の素行を疑い、昼間の尾行調査を依頼した 探偵事務所の調査員だったのだ。
ここ1か月間のベリンダの行動調査の結果を、これまた回りくどく説明する ジュリアンに苛立つチャールズ。ジュリアンによれば、ベリンダは不貞こそ働いていないが、毎日あてもなく、 ロンドンの街を歩き回っていて、行く先々で、静かに微笑みを交わし合う男の存在があるという…。
そこに突然、ベリンダが会計事務所に現れた!そして、つい数週間前から、言葉も交わしたこともないある男との出会いによって「生き返る」ような思いをすることができたと話し始めた・・・。 夫婦の関係に第三者が現れたことで明らかになる人間関係の真実とは?
なお、「わたしの耳」は9月12日(土)に、「あなたの目」は9月26日(土)にそれぞれライブ配信を予定しているとのこと。
詳細は公式サイトで。
(文:エントレ編集部)
舞台『わたしの耳』
【作】ピーター・シェーファー
【上演台本・演出】マギー
【出演】ウエンツ瑛士 趣里 岩崎う大(かもめんたる)
2020年9月9日(水)~9月18日(金)新国立劇場小劇場
舞台『あなたの目』
【作】ピーター・シェーファー
【上演台本・演出】寺十吾
【出演】小林聡美 八嶋智人 野間口徹
2020年9月22日(火・祝)~10月1日(木) 新国立劇場小劇場
公式サイト
シス・カンパニー公演「わたしの耳」「あなたの目」