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詩劇『われに五月を2022』

寺山修司の命日に贈る詩の激流! 昭和精吾事務所 詩劇『われに五月を2022』5月4日、5日に東高円寺K’sスタジオで上演

詩劇『われに五月を2022』
昭和精吾事務所 詩劇『われに五月を2022』

昭和精吾事務所 詩劇『われに五月を2022』が5月4日、5日に東高円寺K’sスタジオで上演される。

昭和精吾事務所は、1984年、演劇実験室◎天井桟敷のマイクアジテーターであった昭和精吾が寺山作品を語り続けるために設立。以来、1999年の渋谷ジァン・ジァン閉館まで毎年、寺山作品を上演。その後はザムザ阿佐谷やシアターPOOや、ライブハウス・地方でも公演を続けてきた。
2015年、昭和精吾の急逝を受け、ともに17年活動してきた こもだまり・イッキが音楽家・西邑卓哲を迎え、新体制で再始動。岸田理生アバギャルドフェスティバルへの参加、音源・映像製作など新たな試みを展開している。
2021年、梶原航を迎え、現在は4人のメンバーで活動を続けている。

昭和精吾事務所
昭和精吾事務所メンバー 左から西邑卓哲、梶原航、こもだまり、イッキ

今回上演される詩劇『われに五月を2022』は、マイクを使って寺山修司の詩や短歌をたたみかけるというもの。ジァン・ジァン閉館の1999年まで毎年、寺山修司の命日である5月4日に上演してきた昭和精吾事務所の真骨頂とも言える作品だ。

出演はこもだまり、西邑卓哲、梶原航、常盤美妃、上入佐秀平。
音声と映像出演はイッキ、昭和精吾。5日夜公演のみの特別ゲストとして森ようこ(演劇実験室◎万有引力)が出演する。

演目(予定)
30分にわたって青森の母親殺しを語る『長編叙事詩 李庚順』は、こもだが昭和精吾映像とコラボで。
詩人で寺山修司記念館館長・佐々木英明が構成した、初期短歌による『短歌掛け合い 〜燃ゆる頬 森番 海の休暇』。
1970年に寺山が主催した告別式で、昭和精吾がよんだ弔辞『力石徹よ』と、その時歌われた『あるボクサーの死』の再現。
寺山修司の遺稿と言われる詩『懐かしのわが家』などを、次々とマイクで語る。

音楽は、昭和精吾が使ってきたJ・A・シーザー楽曲と、音楽監督・西邑卓哲による楽曲とアコギ生演奏で綴る90分。
5日夜にはゲストとして、演劇実験室◎万有引力 在籍20年を迎える森ようこが特別出演、五月にふさわしい詩を語る。

※演劇実験室◎天井桟敷、万有引力の「◎」は中が●が正式表記

また、劇音楽アルバム「仮面劇・犬神」が今夏全国発売される。
音楽監督は西邑卓哲(ACM:::/FOXPILL CULT)。 ゲストとしてJ・A・シーザーが1曲書き下ろし、吉田達也(ドラム)ほか、声の出演で新高けい子(元 演劇実験室◎天井桟敷)、小林桂太・森ようこ(共に演劇実験室◎万有引力)、白永歩美(月蝕歌劇団)、紅日毬子(虚飾集団廻天百眼)ら現代のアングラ界の俳優が参加する。
音源に収録される新高けい子の音声の一部は、本公演にて公開される。

詳細は公式サイトで。

(文・エントレ編集部)

公演情報

昭和精吾事務所
詩劇『われに五月を 2022』

【作】寺山修司 【音楽】J・A・シーザー/西邑卓哲【構成・演出】こもだまり(昭和精吾事務所/ACM:::)
【音楽監督】西邑卓哲(昭和精吾事務所/ACM:::/FOXPILL CULT)

【出演】
こもだまり(昭和精吾事務所/ACM:::)
西邑卓哲(昭和精吾事務所/ACM:::/FOXPILL CULT)
梶原航(昭和事務所/航跡)
常盤美妃(舞台芸術創造機関SAI)
上入佐秀平

【音声/映像出演】
イッキ(昭和精吾事務所/なめくじ劇場/アクロスエンタテインメント)
昭和精吾

【特別ゲスト】(5日夜のみ)
森ようこ(演劇実験室◎万有引力)

2022年5月4日(水祝|命日)〜5日(木祝)/高円寺K’sスタジオ

公式サイト
https://showaseigo.com/wp/202205-2/

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