2021.3.3  145

魂を揺さぶる、生命の舞。早乙女太一プロデュース『祈り人』がVimeoで配信中/配信期間は4/30(金)まで


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『祈り人』早乙女太一
早乙女太一
 

魂を揺さぶる、生命の舞。早乙女太一プロデュース『祈り人』がVimeoで配信中/配信期間は4/30(金)まで。(チケットの販売は3/31(水)まで)

 
文化庁「文化芸術収益力強化事業」を受託したヤマハ株式会社が、演劇・伝統芸能・音楽・博物館などの文化芸術団体とともにスマホアプリ「おもてなしガイド(http://omotenashiguide.jp/)」を活用し、自宅からオンラインで芸術を楽しむ新しいスタイルの実証実験を開始。

その一作品として選出されたのが、今回ご紹介させていただく『祈り人』。
劇団朱雀の二代目座長であり、舞台や映像で活躍する早乙女太一さんと女優・写真家の松田美由紀さんが共同で監督を務めた映像作品です。

日本古来の森羅万象を寿く「祈りの舞」を世界で活躍中のアーティストとコラボレーション。
幻想的な美しさが最新鋭の技術を駆使して描かれ、画面の向こう側に吸い込まれてしまいそうな力強いエネルギーを体験し、「この魅力をなんとしてでもお伝えしなくては!(謎の使命感)」となり、記事を書かせていただくことになりました。
(本作の詳しい購入方法や視聴方法は、記事の後半で!)

 

 
『祈り人』早乙女太一

「いのり」とは、「私はこのように生きていきます」と、天に向かって自分の意思を宣言すること。
今まで歩んできた道を踏まえて、これからの未来をしっかり歩いていくための誓いを表現した舞。
今回、早乙女太一さん自身が魅力を感じてコラボレーションに至ったというアーティストとの皆さんと、各場面ごとの魅力を少しだけ語らせていただきたいと思います。

 

清水舞手(ダンス)×早乙女太一

清水舞手(ダンス)×早乙女太一

ダンス、ピアノ、ファッションを武器に様々な分野で世界へと活動の幅を広げる表現者である清水舞手(まっしゅ)さん。最近では、LISAさんの「紅蓮華」のMVで鬼の仮面を被って踊り狂い、歌の世界観を体現したパフォーマンスで注目を浴び、2020年の紅白にも出演しました。早乙女さんとは本作が初共演です!

『祈り人』早乙女太一

神秘的な空気感の中、神々しい光に包まれて生まれる早乙女さん(女形)の無垢な可愛らしさ。そして、彼女を守り、導くように舞う姿に神気(万物の始まり)のような神聖さを感じる舞手さん。
見ているこちら側の心が浄化されそうな、清らかで美しく、なめらかな舞。お互いが自由に舞っているように見えて、ふとした時にピタリと動きが合い、そのメリハリにドキドキしっぱなしでした。
「舞(う)手」という名の如く、驚くほど自由自在に動く手が美しくもカッコいい! 早乙女さんの手も、男性的な部分が全く感じられない繊細さで、釘付けになりました。

 

木乃下真市(津軽三味線)×SARO(タップダンス)×早乙女太一

・木乃下真市(津軽三味線)×SARO(タップダンス)×早乙女太一

木乃下真市さんは、津軽三味線木乃下流家元。伝統芸能である津軽三味線に現代的音楽を取り入れ、その可能性を追求し続けている第一人者です。

SARO

SAROさんは、タップダンサー、ミュージシャン、振付師としても活動し、日本のみならず世界でも圧倒的パフォーマンスを武器に活躍しています。
おふたりとも早乙女さんとは、『早乙女太一 龍と牡丹2012』で共演して以来、9年ぶりの共演です!

地面に張り巡らされた水、静寂の中、響く靴の音。そこに合流する三味線の音色。タップダンスと三味線、異色のコラボだと思っていましたが、合わさるとなんとも上品かつダイナミックで、ずっと聴いていたくなるような耳なじみの良さを感じました。

『祈り人』早乙女太一

なにより、心に秘めた言葉にならぬ叫びを踊りに反映させたかのように、激しく踊る早乙女さんとSAROさんが本当に生き生きとしていて楽しそう♪ 三味線とタップの音の調和、まるで生きているかのように舞う大迫力の水しぶき。耳にも目にも楽しい、圧巻のパフォーマンスでした。(すでに配信をご覧になって、マネしてタップを踏んでみた方、いらっしゃいませんか…? ちなみに私は踏みました)

 

ヒダノ修一(太鼓)×早乙女太一

ヒダノ修一(太鼓)×早乙女太一

国内および世界各国で公演を行い、2013年には「世界一の太鼓演奏技術を持つ人」に選ばれた太鼓ドラマー、ヒダノ修一さん。早乙女さんとは、十数年ぶりの共演になります。

とてもリズミカルに、ときに重々しく、ときに爽快に鳴る太鼓の音と、「早すぎて見えない!」でおなじみ、早乙女さんの切れ味バツグンの剣さばき。音と振り、どちらを先に決めて映像を作ったのだろうかと思っていたのですが、まさかのお互いがほぼフリーとのこと!(早乙女さんがご自身のSNSでお話していました)

早乙女太一

お互いが即興で相手の動きを読み合って音を鳴らし、踊っているとは思えないくらい、バラバラになる瞬間が一切見受けられない究極のコラボレーション。緊張感も伝わってくる中、おふたりの間で繰り広げられる魂の会話。カッコよすぎてしびれる! 太鼓の音に何色も種類があること、太鼓だけでも創り出される世界観が何種類もあることなど、学びも多かったです。そして、刀をふる早乙女さんは勇ましく、けれど緻密で、その力強いパワーにゾクゾクします。

 

上記の皆様×TRIQSTAR(アニメーションダンス) ×Rin’(管楽器)

上記の皆様×TRIQSTAR(アニメーションダンス) ×Rin’(管楽器)

TRIQSTARさんは、「和×アニメーション×遊び」を融合させて独自のスタイルを築き、海外で話題となった4人組のクリエイティブダンスユニット。早乙女さんと4人揃っての共演は初めてです!

上記の皆様×TRIQSTAR(アニメーションダンス) ×Rin’(管楽器)

Rin’さんは、箏、十七絃、琵琶、三絃、尺八で音楽活動を行う、女性邦楽器演奏家3名によるユニット。早乙女さんは、Rin’さんが演奏する「胡蝶の夢」を10代の頃から劇団で踊って来ました。(「胡蝶の夢」は、柔らかさと力強さのバランスが心地良く、本当に美しい、心に染み渡るような曲です。聴いたことのない方は、今すぐ検索!)

爽やかに響く和楽器の音、巧みな動きで踊る人々。神々集合感がすごくて、もはやどこを見ていいやら…! 集合した祈り人たちが、生き生きと自由に楽しそうに舞う姿は最高にカッコよく、地面に反射する照明の美しさも相まって、とても神聖なお祭りを眺めているようでした。

30分濃縮されたアーティスティックな映像と舞。クレーンを使って撮影されたということで、寄りも引きもスムーズで壮大。
日本の表現者たちの輝き、和のカッコよさを感じて、日本人として嬉しくなるのと同時に、ぜひ世界中の方に体感していただきたいと思いました!

 

早乙女太一プロデュース『祈り人』
配信チケット販売:2021/2/20(土)18:00 ~ 2021/3/31(水)まで
配信視聴可能期限:2021/4/30(金)まで
料金:2,000円(税込)
再生時間:29分
字幕言語:日本語、英語、中国語(簡体字)、中国語 (繁体字)
視聴可能地域:全世界

 
1度購入すれば、4/30(金)の配信終了日までエンドレスリピート出来ます!(なんて贅沢!)

 


 

【購入方法】

・Vimeoへアクセス(アプリもあります)
https://vimeo.com/ondemand/gwmgsyxn 

 
Vimeoトップ画面

・「無料で登録」もしくは「ログイン」を押します。写真は、「ログイン」を押した場合。

 
Vimeoログイン画面

「Facebook」「Google」「Apple」のアカウントをお持ちの方は使えますし、何も持っていない場合は新たに「登録」を!

・ログインが完了したら、右上の検索欄でタイトルor早乙女太一さんのお名前で検索して作品ページに行きます。

購入画面

・¥2000で購入という水色のボタンを押し、お支払い情報を入力します。(クレジットカード番号、セキュリティコード、請求先郵便番号、住んでいる国)

・購入したものを後で見たいときは、パソコンの場合、「アイコン」→「購入履歴」
携帯の場合、左上水色の「v」→「購入履歴」でたどり着けます。

 
携帯、タブレット、パソコン、テレビ。どこでも見ることが出来ますが、静かな部屋で五感を研ぎ澄ませ、大画面で堪能するのもオススメ♪(部屋を薄暗くして映画館状態で見るのもいいかも!)

 
(文:越前葵)

 
このレビューを書いたのは

越前葵
えちぜん あおい|舞台・演劇は酸素。生きるために必要な要素のひとつ。趣味は、観劇・お城巡り・御朱印集め。劇団☆新感線の「髑髏城の七人」に影響されて、絶賛殺陣を習い中。

 

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【公式サイト】
https://vimeo.com/ondemand/gwmgsyxn

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