これは、愛と記憶の物語 せんすおぶわんだぁ 舞台『YUKUE -ラベル-』 12月13日(日)、15日(火)に兵庫芸術文化センター 中ホールで上演
せんすおぶわんだぁ 舞台「YUKUE―ラベルー」せんすおぶわんだぁによる舞台「YUKUE―ラベル-」が12月13日(日)、15日(火)に兵庫芸術文化センター 中ホールで上演される。
『せんすおぶわんだぁ』は、脚本家・演出家・教育者である“せんす”が主宰する、アート×教育プロジェクト。
Art×Educationの可能性を発信し続ける存在でありたいという思いで活動を続けている。
YUKUE=行方。 YUKUEシリーズは自分自身や世界の行方を、一度立ち止まって考えようと問いかけるシリーズだ。
2019年2月に大阪 BIGCAT で「YUKUE―序章―」がスタート。同7月に兵庫芸術文化センターで「YUKUE-ライラック-」を上演した。
過去の舞台写真
第3弾となる「YUKUE―ラベルー」には全盲、男、女、老人、妹・・・様々な「ラベル」を貼られた人物が登場。
超高齢化社会の現代日本を舞台に死生観を描く。
“これは、愛と記憶の物語”
第3弾の「YUKUE―ラベルー」
これは実話を元にした物語です。
毎日、施設から自宅に帰ろうとする老人。
しかし認知症が進み、帰り道が思い出せません。
“生きるとは何か
生きさせるとは何か
超高齢化社会の現代日本を舞台に死生観を描く現代劇。
あなたの人生の終着駅はYESorNO?“
また、今回の作品は視覚障害者の方でも楽しめるよう、ト書きを読む役が登場します。
出演者の中には生まれつき目の見えない先天盲の方もいます。
全ての人に芸術を、というせんすの思いが詰まっています。
全盲、男、女、老人、妹・・・様々な「ラベル」を貼られた人物が登場する、これは愛と記憶の話です。
空っぽの瓶に貼られたラベル。YUKUEシリーズの2020年度版は私たち人間に貼られたラベルをモチーフにしています。
オリジナルの脚本、楽曲をもとにミュージカルとはまた一味違う、音楽と演劇の癒合を表現します。
コロナ禍での挑戦には“制限の中にこそ真の自由がある”という、せんすの信念の下、感染防止策をしっかりととった上で上演を目指し、新しい演劇の形、可能性を追求します。
―兵庫芸術文化センターで上演するということ
「関西で一番、演劇に相応しい場所。」せんすの言葉から定期上演をする運びとなった芸文センター中ホール。音響、照明、舞台設備、ホールの中、スタッフの皆様のきめ細かい心遣いにいつも感動しています。
会場は全てのお客様に作品が伝わる適切な大きさで、どの席からも見やすく、聞こえやすい座席配置、死角が少ないことから、せんす作品には最適な会場でした。
『1995年1月阪神淡路大震災。“心の復興。文化の復興。”を合言葉に設立された兵庫芸術文化センター。兵庫県在住、震災被災者でもある私はその設立の過程を見てきました。芸術文化は人々の希望となります。そこから受ける影響、想像力は人の命を救います。私自身、芸術に救われ、今まで生きてきました。この芸術文化を絶やすことなく、生きる希望に変えたい。大きな震災から私たちが立ち直ったシンボル、芸文センターで定期的に公演を打ちたい。若い表現者へチャンスを与え、多くの人に丁寧に作品をお渡しする。私にとってはこの場所でしか成し得ないことだと思っています。』
岩井博子(せんす)|プロフィール
脚本家・演出家・元高校教師
同志社大学商学部商学科卒業後、私立高校で社会科教員として働いたのち渡英
Rose Bruford College European Theatre Arts 1st year修了
帰国後、自身の演劇活動を行いつつ、私立高校専任教諭として、クラス担任、ダンス部顧問などを受け持つ
2017年渡独 ライプツィヒを中心にアーティスト活動を行う
主な活動
ヨーロッパ(ドイツ・デンマークなど)にて演劇ワークショップの開催
ヨーロッパにて学校機関のリサーチ(シュタイナー教育・モンテッソーリ教育など)
ドイツにてアーティスト活動(ダンサーやコンポーザーたちとのコラボレーション)
ドイツ、ライプツィヒにて手塚夏子ダンス公演の演出
メンデルスゾーン音楽演劇大学にてFrauen Projectに演出家として参加
ドイツ、ライプツィヒにて自身のパフォーマンスを行う
日本にてミュージカル、音楽劇などの脚本演出。ライブ演出。自身のプロデュース公演など
Soars musical project 第1弾 BELIEVE 脚本・演出を担当
兵庫芸術文化センターにて定期的に自身の公演を行う。
ヨーロッパ・日本にて、演劇やパフォーマンスアートを使ったワークショップを行う
2018年9月日本へ帰国
アート×教育 をモットーに、学校設立という志に向け、様々な活動を行う。
2020年8月神戸三宮に演劇スクール劇団SenS_を開講。
各地でワークショップを行うなど精力的に活動している。
本作は12月13日(日)から兵庫県・兵庫芸術文化センター 中ホールで上演される。
詳細は公式サイトで。
(文:エントレ編集部)
せんすおぶわんだぁ「YUKUE―ラベルー」
出演
馬場麻衣子 / 生田朗子 / 鈴木洋平 / 一明一人 / 美香本響 / 小川惇貴 / 海徳桃代 / 結木愛 / つちはしゆう奈 / 香村彩矢 / 桂田元太郎 / Hee-sun / 涼羽葵 / 佐合井マリ子
スタッフ
作・演出: せんす / 舞台監督: 西川政次 / 照明: 茂刈雪上 / 音響: 横田 / 音響監督: 古川剛充(ゲキゲキ/劇団『劇団』)
期間
2020年12月13日 (日) 、2020年12月15日 (火)
<公演日・開演時間>
12月13日(日) 20:00
12月15日(火) 19:30
※開場は、開演の30分前です。
チケット詳細
SS席(1&2列目) ¥8,000
A席(3列目以降) ¥4,000
U-22後方席(22歳以下・要証明書) ¥2,000
カンフェティ
confetti-web.com/YUKUE
障害者・介助者同伴ペア席(2階のみ 2席分) ¥5,000
メールにてお問い合わせください
sensofwonder.hgc@gmail.com
オンライン配信チケット ¥2,000BASE sensofwond.buyshop.jp/items/35124245