写真展『Long Way to Sunshine 1989-2025』

舞台写真を数多く手がける写真家 田中亜紀が写真展『Long Way to Sunshine 1989-2025』を5月2日からギャラリー冬青で開催/トーク&ライブイベントも

写真展『Long Way to Sunshine 1989-2025』田中亜紀 写真展『Long Way to Sunshine 1989-2025』

舞台写真を数多く手がける写真家・田中亜紀による写真展『Long Way to Sunshine 1989-2025』が5月2日からギャラリー冬青で開催される。トーク&ライブイベントも行われる。

 
田中亜紀は主に人物や舞台を中心に撮影している写真家。
劇団☆新感線、新国立劇場、ホリプロ、明治座、大人計画、イキウメなど、数多くの舞台写真の撮影してきた。
また、太陽をテーマとした写真をライフワークとして撮り続けており、小説の装丁写真や舞台の宣伝イメージなどにも使用されている。
 
 
今回開催される写真展は、1989年から2025年までの写真を集めたもの。
初日の5月2日には琴古流尺八奏者 ブルース・ヒューバナーによる尺八演奏とトークセッションが開催されるほか、5月17日には渡部さとる(写真家)と、5月24日にはエコツミ(アーティスト)とのトークイベントが開催される。

田中亜紀

遠い昔、
アメリカの大学に通っていた頃、ジャーナリズムの講義の中で写真の授業を受けた。
英語が上手く話せなかった当時の自分にとって、「写真は言葉」になった。
カリフォルニアにある「写真/映像の専門大学」に移ってからは、写真は「言葉」でもあり「自分を表現する為のもの」にもなった。
写真がフィルム時代からデジタルに以降した頃、プライベートで日々撮影した写真の中に、沢山の太陽が写っていることに気がついた。
それから写真は「言葉」であり「自分を表現するもの」であり、自分の中にある「言葉には出来ない何か」を伝えるものにになった。

デジタルで作品を作るようになり
「遠い昔の自分」「いつかの自分」「今の自分」
が「写真を通して」で時を超えて繋がれることに気がついた。

それはフィルム時代に経験していた、「撮影した時の自分」と「プリントする時の自分」の「目に見えない何か」「言葉に出来ない何か」を繋げる作業と同じだった。
今回の展示は1989年から2025年までの自身の「写真の旅」になります。
見てくださる人が「自分の中の何かを探す旅」に出て頂ければ嬉しいです。

今回、学生時代からの膨大な数の写真を見ていただき、学生時代からの作品の展示の提案と機会をくださった、ギャラリ-冬青の野口奈央様に感謝致します。

 

 
なお、イベントは予約制とのこと。

公式サイトはこちら。
https://note.com/sora2photo/n/n5a28af248743

(文:エントレ編集部)

田中亜紀 写真展『Long Way to Sunshine 1989-2025』

2025年5月2日(木)‐5月31日(土)
11:00 – 19:00

日曜・月曜・祝日(5月3日を含む)休廊
ギャラリー冬青(新中野)

*Vol. 1 : 5月2日(土) 18:00 – 19:30
田中亜紀(写真家) ×ブルース・ヒューバナー(琴古流尺八)

*Vol. 2 : 5月17日(土) 17:30 – 18:30
 田中亜紀(写真家)× 渡部さとる(写真家)
*Vol. 3 : 5月24日(土) 16:00 – 17:00
 田中亜紀(写真家)× エコツミ(アーティスト)トーク&ミニパフォーマンス
 田中亜紀(写真家)x 野口奈央 (ギャラリー冬青・ギャラリスト)

※展示の都合上、大変恐縮ですが
 会場へのご祝花等は予めご辞退申し上げます。

公式サイト
https://note.com/sora2photo/n/n5a28af248743

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