岡本健一・浦井健治・中嶋朋子・ソニンなどが出演　同じキャストで2つのシェイクスピア作品を交互上演！　『尺には尺を』が新国立劇場 中劇場で開幕

『尺には尺を』岡本健一・ソニン

同じキャストで2つのシェイクスピア作品を交互上演する企画のうちのひとつ『尺には尺を』が新国立劇場 中劇場で開幕した。
　
『尺には尺を』と『終わりよければすべてよし』の二作品は “ダークコメディ（暗い喜劇）”と呼ばれる作品で、この二作は時をおかず執筆されたと推測され、シェイクスピア作品の中では、数少ない、女性が物語の主軸となる作品だ。悲劇とも喜劇ともつかない、その結末から「問題劇」とも分類される二作を交互上演することで、現代劇かとも思わせる、シェイクスピアの鋭い視点と同時代性が浮かび上がる。

演出を手がけるのは「新国立劇場シェイクスピア歴史劇シリーズ」の鵜山仁。
出演は岡本健一、浦井健治、中嶋朋子をはじめとするこのシリーズお馴染みの俳優陣と、『ヘンリー六世』以来の新国立劇場シェイクスピア作品の出演となるソニンなど。

　
二作のうちのひとつ『尺には尺を』が、10月18日（水）に、新国立劇場 中劇場で開幕した。本日、10月19日（木）には、もうひとつの『終わりよければすべてよし』が開幕する。

詳細は公式サイトで。
https://www.nntt.jac.go.jp/play/shakespeare-dark-comedy/

　
（文：エントレ編集部）