鈴木京香、高橋克実が夫婦役で出演 舞台『Home,I’m Darling』10月からシアタークリエ他で上演
鈴木京香、高橋克実、江口のりこ、青木さやか、袴田吉彦、銀粉蝶舞台『Home,I’m Darling』10月からシアタークリエ他で上演される。
『Home,I’m Darling』は、イギリスの劇作家ローラ・ウェイドによるオリジナル戯曲。2018年にロンドン・ナショナルシアター初演で好評を博し、翌2019年にはウェストエンドのデューク・オブ・ヨーク・シアターにて上演。2019年度のローレンス・オリヴィエ賞で５部門にノミネートされ、ベスト・ニュー・コメディ賞を受賞したロンドン発の新作ストレートプレイだ。
現代のロンドン近郊を舞台に、大好きな1950年代のライフスタイルを追求する専業主婦ジュディ（鈴木京香）とそんなジュディを心から愛する夫ジョニー（高橋克実）のユニークな夫婦を中心に、ジュディとは正反対の価値観をもつ母シルヴィア（銀粉蝶）、ジョニーの年下のクールな上司アレックス（江口のりこ）、ジュディ＆ジョニーと同じく50年代フリークの共働き夫婦のフラン（青木さやか）＆マーカス（袴田吉彦）という6人が登場。
ジュディとジョニーの夫婦生活に起こる危機を通じて、夫婦（男女）が共存するために大切なことを描く。
出演は鈴木京香、高橋克実、江口のりこ、青木さやか、袴田吉彦、銀粉蝶。
演出は白井晃が手がける。
STORY
舞台は現代のロンドン近郊。専業主婦のジュディ（鈴木京香）と夫のジョニー（高橋克実）は、自分たちが愛する1950年代のインテリアやファッションに囲まれた生活を満喫している。同じく50年代のライフスタイルを愛好するフラン（青木さやか）とマーカス（袴田吉彦）の夫婦とは仲良し。共働きのフランは家事をしない夫に不満だ。
実際に1950年代を生きてきたジュディの母シルヴィア（銀粉蝶）からすれば、女性が生きにくかった時代を愛し、仕事もしない娘を理解できない。ジュディは3年前に職を失って以来、心機一転、愛する夫のため50年代の完璧な主婦になることを決意。その生活を維持するために、実は出費がかさみ、家計は火の車であることをジョニーはまったく知らない。
ジュディは夫の新しい上司に着任したアレックス（江口のりこ）を自宅に招き、得意の50年代風のもてなしで、ジョニーの昇進の手助けをしようとする。しかしパリッとスーツを着こなす若いアレックスと、レトロファッション全開のジュディの話は全くかみ合わない。接待は実らず、ジョニーの昇進は若い社員に奪われてしまう。
ある日、ジョニーは家のキッチンの奥に隠されている請求書の束を発見する。妻の隠し事にショックを受けるジョニーだが、一方でジュディは以前フランから告げ口されたのをきっかけに、ジョニーがアレックスと浮気をしていると疑っていた。夫婦間の積もり積もった隠し事や、心に秘めていたことがあらわになり、幸せな家庭は崩壊の危機に直面する――。
この試練をジュディとジョニーは乗り越えられるのか……。
公演の詳細は公式サイトで。
（文：エントレ編集部）
『Home,I’m Darling』
作：ローラ・ウェイド
演出：白井晃
出演：鈴木京香、高橋克実、江口のりこ、青木さやか、袴田吉彦、銀粉蝶
10，11月 シアタークリエ
11月 全国ツアー
公式サイト
『Home,I’m Darling』
