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2019年杉並演劇祭で大賞を受賞した劇団「ガラ劇」による珠玉の短編集『ファンタスマゴリ2』3月15日(水)より阿佐ヶ谷シアターシャインにて上演

ガラ劇『ファンタスマゴリ2』 フライヤーデザイン:堀川デザイン事務所

 

ガラ劇による舞台『ファンタスマゴリ2』が3月15日(水)から東京・阿佐ヶ谷シアターシャインで上演される。

 
ガラ劇は「80年代の小劇場ブームを再び」をコンセプトに活動。円形舞台にこだわり、役者の体や様々なツールを用いて「時間」「空間」を一瞬にして変化させる演出を得意とし、小劇場という空間に縛られず様々な演出に挑戦し続けている。2014年1月には劇団☆新感線の吉田メタルを演出に招いて初プロデュース公演を上演。2019年杉並演劇祭で上演した『灰かぶりのエラ』は杉並演劇大賞を受賞した。

 

2019年10月公演「ホォル」より

 
今回上演される『ファンタスマゴリ2』は、コロナ禍により、劇団得意の集団演出が難しくなった事で新しく動き出した「ガラ林珠玉の短編集」のひとつ。
「古典を用いたアレンジもの」、「会話劇に特化した中年世代へ贈るエール」、そして「得意の時事ネタによる近未来予想図」という、どれもベクトルの異なる三作品を上演する。
出演は井上雄仁、葵ミサ、石本幹太など。
作・演出はガラ林が手がける。

 

STORY

【A「始めの第一歩」】
初めての同窓会30年ぶりのあいつらと。2時間飲み放題の桃源郷。
ビールジョッキは何度も乾杯の合図で打ち鳴らされ、思い出話に花が咲く。
その時、誰かがつぶやく、
そういや学級委員長の田中はどうしたよ?
ガラ林の新境地これからの自分たちを見つめる会第一弾となる本作必見!

 
【B「ガラ版 走れメロス」】
明日壊されるこの建物は私たちの青春だった。。
トキワ荘の如くここで過ごした時間が自分の全て。
悪いと分かっていても取り壊し前日に忍び込んで別れを惜しむ。
そこには、自分と同じく取り壊しを惜しむ仲間が集まるのだった。
ガラ林の真骨頂ガラ版シリーズ。今作は走れメロス。を大胆にアレンジ!

 
【C「最北の街で」】
実在する自由都市スヴァールバル諸島。
そこは、北極もすぐそこにある世界最北端の街と言われている。
そこには、世界種子保存庫という施設が建設され、世界の植物の種を集めていた。
一年の平均温度マイナス三十度の世界、なぜそこまでして人間はここに住む必要があるのか?
ガラ林渾身の未来予想!はたまた妄想!新時代の幕開けは如何に!

 

ガラ林(作・演出)

本作ファンタスマゴリの意味は、
幻灯機を用いた幽霊ショーである。
三本の本が独立した物語でありながら、一本一本を重ねることで、そこに得体の知れないキメラが生まれ出てくるのかもしれない。
その様な化け物が皆様の目の前に現れることを切に願います。
おっかなびっくりの覗き見小屋。裏を回れば藁帽子。
その正体は皆様足をお運びの上、ご確認の程よろしくお願い致します。
一本見てガラ林の世界に触れ、
二本見て自分を世の中を思い、
三本見て途方に暮れる。。

そんなラインナップをご用意致しております。

 
本作は3月15日(水)から阿佐ヶ谷シアターシャインで上演される。

公演詳細はこちら。
https://sites.google.com/site/garageki2011/

 
(文:エントレ編集部)
 

公演情報

ガラ劇『ファンタスマゴリ2』

【作・演出】ガラ林

【出演】
【A「始めの第一歩」】
井上雄仁(合同会社W.kojoh)/小ヶ瀬結愛/小濱光洋/杉下愛結(Steins)/福原聖子(BIG MOUTH CHICKEN)/村手龍太(劇団龍門)

【B「ガラ版 走れメロス」】
葵ミサ/黒住怜未/橘奈穂(アルファベットプロモーション)/藤堂五作/別府理彩(翠座)/若山武蔵

【C「最北の街で」】
石本幹太(Steins)/河合陽花(海ねこ症候群)/四宮菜々子/名嶋あゆみ(株式会社アーティストクルー)/堀慎太郎/吉水雪乃(風雷紡/コマイぬ)

2023年3月15日(水)~3月19日(日)/東京・阿佐ヶ谷シアターシャイン

公演詳細
https://sites.google.com/site/garageki2011/

チケットを探す
https://ticket.corich.jp/apply/223703/

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