ナイロン100°Cによるナンセンスコメディ『イモンドの勝負』が 11 月20日に下北沢・本多劇場で開幕/兵庫、広島、北九州公演あり
ナイロン100°C『イモンドの勝負』撮影:引地信彦ナイロン 100°C 47th SESSION『イモンドの勝負』が11月20日(土)に下北沢・本多劇場で開幕した。兵庫、広島、北九州公演あり。
ナイロン100°Cは2018年に上演した46th SESSION『睾丸』の後、2020年の年末に下北沢 ザ・スズナリで予定されていた劇団公演は新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け中止。
今作は、約3年ぶりの新作劇団公演となる。
出演は、大倉孝二、みのすけ、犬山イヌコ、三宅弘城、峯村リエ、松永玲子など、鉄壁の劇団メンバーに加え、赤堀雅秋、山内圭哉、池谷のぶえという強者の客演陣が参加する。
ナイロン100°C『イモンドの勝負』撮影:引地信彦
作・演出 ケラリーノ・サンドロヴィッチ
今回は「お客さんに合わせる」ということを全く考えずに創った作品です。自分としてはとても満足しています。私の満足しているものに、偶然満足してくれるお客さんが多いことを祈ります。
コメディはどうしてもウケてなんぼ、のようなところがありますが、笑い声にならない可笑しさというものも沢山あります。本作はそんな可笑しさもてんこ盛りにしたつもりです。
僕も還暦近くなりました。平均年齢が50歳を超える座組でこうした舞台をやる意義を感じています。若い人が同じ台本でやってもこうはなるまいと。劇団での創作でこそ生まれ得た強度を頼もしく思った初日でした。
大倉孝二
初日はまだお客様の反応がどうか感じる余裕も全然無く必死にやっているだけですが、相変わらずナイロン100°Cは大変だな、という感じです。
もうちょっと精度を上げていきたいと思いますので、是非劇場にお越しください。
ご来場のお客様もありがとうございました。大倉でした。
ナイロン100°C『イモンドの勝負』撮影:引地信彦ナイロン100°C『イモンドの勝負』撮影:引地信彦
本作は、12月12日まで下北沢 本多劇場で上演。その後、兵庫、広島、北九州で上演される。
本多劇場公演では、完売日以外、公演直前でも購入可能な当日引換券をチケットぴあにてオンライン販売している。劇場窓口での当日券販売は実施されない。
詳細は公式サイトで。
(文・エントレ編集部)
ナイロン 100°C 47th SESSION『イモンドの勝負』
【作・演出】ケラリーノ・サンドロヴィッチ
【出演】
大倉孝二 /
みのすけ 犬山イヌコ 三宅弘城 峯村リエ
松永玲子 長田奈麻 廣川三憲 喜安浩平 吉増裕士 猪俣三四郎 /
赤堀雅秋 山内圭哉 池谷のぶえ
【東京公演】
2021年11月20日(土)〜12月12日(日) /下北沢 本多劇場
【兵庫公演】2021年12月18日(土)〜19 日(日)/兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール
【広島公演】2021年12月21日(火)/JMSアステールプラザ 大ホール
【北九州公演】2021年12月25日(土)〜26 日(日)/北九州芸術劇場 中劇場