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ピンク・リバティ『とりわけ眺めの悪い部屋』出演者

山西竜矢が主宰するピンク・リバティ 2年半ぶりの新作公演『とりわけ眺めの悪い部屋』11月10日(水)から浅草九劇で上演

ピンク・リバティ『とりわけ眺めの悪い部屋』出演者
左上より
北村優衣、斎藤友香莉、稲川悟史
長友郁真、湯川ひな、大西礼芳
古野陽大、葉丸あすか、富川一人

山西竜矢が主宰するピンク・リバティの2年半ぶりとなる新作公演『とりわけ眺めの悪い部屋』が11月10日(水)から浅草九劇で上演される。

ピンク・リバティは山西竜矢が脚本・演出をつとめる演劇ユニット。2016年の旗揚げ以降、東京を拠点に活動。リアリティある日常生活の情景が奇妙な世界と混ざり合っていく、不穏かつ幻視的な作風が特徴的。人間が元来抱える行き場のないさみしさをユーモアを交えながら描き、空しくも美しい情景として昇華する劇作はどの作品にも通底している。
また、山西竜矢は初の長編監督作となる映画『彼女来来』で、若手映画監督の登竜門 MOOSIC LAB にて準グランプリを含む三冠を達成するなど、ジャンルの垣根を超えて活躍を続けている。

コロナ禍で前回公演『下らざるをえない坂』の中止を余儀なくされたピンク・リバティにとって、今回上演される『とりわけ眺めの悪い部屋』は約2年半ぶりの新作公演となる。
音楽は渡辺雄司(大田原愚豚舎)、作・演出は山西竜矢が手がける。
湯川ひなをはじめ、長友郁真(ハイバイ)、大西礼芳、北村優衣、斎藤友香莉、稲川悟史(青年団)、古野陽大(子供鉅人)、葉丸あすか(柿喰う客)、富川一人(はえぎわ)が出演する。

STORY

繁華街に佇むそのアパートの一室は、隣に建った看板のせいで窓からの眺めがまるで見えなかった。毎夜看板の光が色とりどりに揺れるその部屋で、伊野夏子は死んだ。二十歳を迎える少し前に、彼女はしずかに幽霊になった。
数年後。そこに引っ越してきた津島一郎に自分の姿が見えていることに、夏子は気付いた。
一朗は恋人を持たず、友人も少なかった。夏子は彼を気に入った─
約2年半ぶりとなるピンク・リバティ新作公演は、ある孤独な地縛霊の女と、彼女を取り巻く人々の送る、醜く美しい群像劇。

作・演出:山西竜矢 コメント

「とりわけ眺めの悪い部屋」は、孤独な幽霊の女性と、彼女を取り巻くきれいできたない人間たちの交わりを描く作品です。
気づけば二年半ぶりとなった本作ですが、ここ数年映像作品に携わってきたことで、逆に「演劇とは何か」ということを自分なりに捉え直すことができたので、劇場を離れて積み上げたものを存分に注ぎ込もうと思います。
今までと同じ味を、より味わい深いものにしてお客様にお出しするような心持ちで挑みます。ご期待くださいましたら幸いです。

ピンク・リバティ『とりわけ眺めの悪い部屋』フライヤー
ピンク・リバティ『とりわけ眺めの悪い部屋』フライヤー

詳細は公式サイトで。

(文:エントレ編集部)

ピンク・リバティ 新作公演
「とりわけ眺めの悪い部屋」

【作・演出】山西竜矢 【音楽】渡辺雄司(大田原愚豚舎)
【出演】
湯川ひな 長友郁真(ハイバイ) 大西礼芳北村優衣 斎藤友香莉 稲川悟史(青年団) 古野陽大(子供鉅人) 葉丸あすか(柿喰う客) 富川一人(はえぎわ)

【日程】2021年11月10日(水)~11月14日(日)
【会場】浅草九劇

公式サイト
http://pinkliberty.net/bad-view-room

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