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【3月26日開幕】女優5名による谷崎潤一郎「卍」に魅せられる!ヅカ★ガール復刻公演『卍珠沙華』カフェ兎亭で上演


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ヅカ★ガール「卍珠沙華」
儚く、妖しく、麗しく。愛憎恋情四つ巴の物語……(©羊石)
 

ヅカ★ガールによる舞台「卍珠沙華」が3月26日(木)から東京・レンタルスペース+カフェ兎亭で上演される。

 
ヅカ★ガールは上智大学劇団リトルスクエアより派生した劇団。「女」がつくる「女を愛でる」芝居で演劇界に新しい地平を築かんとしており、幻想絵画のような劇空間と、詩的な台詞回しによって独自の世界観を確立している。

本作「卍珠沙華」は、耽美文学の祖、谷崎潤一郎作「卍」を原作にした演劇作品。
2017年に上演した秘言公演「卍珠沙華」に、新キャラクター・新シーン・新演出を加えた上での再演だ。

夫婦とその愛人である女性とその婚約者が絡み合う四つ巴の愛憎劇と、それを“物語”として描く作家の現実世界との入れ子構造になっている。
女性2名/男性3名の登場人物を全てヅカ★ガールの構成員である女優陣が演じる。

 

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STORY

時は昭和初期。大衆文化栄える東京。
夢二の美人画が流行し、断髪の少女たちは映画館に通い、街角にはシャンソンが流れる。

平凡な夫婦生活に飽いた有閑婦人、柿内園子。
彼女の前に現れた奔放で蠱惑的な少女、徳光光子。
女二人の愛憎劇に知らず知らず絡めとられていく夫・柿内孝太郎。
そして彼らを見つめる”先生”のまなざし……

異常なる性愛奇譚として語られがちな谷崎潤一郎「卍」を、うつくしい悲恋劇という視点から徹頭徹尾掘り下げ、ヅカ★ガール流に舞台化した平成の佳作・秘言公演「卍珠沙華」
……それから時は流れ、令和2年。
新たなる役者・蛇のような目の美男子、綿貫栄次郎の参戦により
旧版に加筆修正・新演出を加えた豪華版での再上演が堂々決定!その名も復刻公演『卍珠沙華』

儚く、妖しく、麗しく。
愛憎恋情四つ巴の物語は、極楽のような地獄にて……
再び、赤々と花開く。

 

飯塚未生(脚本・演出)

「卍珠沙華」は、柿内園子も徳光光子も……真実どちらも魔性の怪物などではなく、あくまで一人の人間の女性なのだという観点から描かれている。
異性愛規範に基づく恋愛という病、結婚制度の欠陥、世間が個人を破壊していく道程……原作「卍」に流れる現代社会にも訴求するテーマを膨らませつつ、「卍」の既存イメージにある“異常なる性愛秘話”ではなく、”純粋なる悲恋劇“を目指す。
優美な文語調の台詞回しや身体表現による愛の営み等「魅せる」表現に重きをおきながらも、あくまで主題は人間臭く生々しい。たった一度の恋に人生を狂わされた人々の物語である。

 
本作は3月26日(木)から東京・レンタルスペース+カフェ兎亭で上演される。
詳細は公式サイトで。

 
(文:エントレ編集部)

 

公演情報

ヅカ★ガール「卍珠沙華」

【作・演出】飯塚未生
【原作】谷崎潤一郎「卍」
【振付】片山歩美

【出演】結崎あゆ花、片山歩美、かまくらあや、来栖梨紗、石黒乃莉子

2020年3月26日(木)~3月30日(月)/東京・レンタルスペース+カフェ兎亭

公式サイト
ヅカ★ガール「卍珠沙華」

チケット
カルテットオンライン

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