
劇団「花組芝居」、男性キャストのみで描く三島由紀夫『サド侯爵夫人』を12月16日からセーヌ・フルリ(東京・二子玉川)にて上演

宣伝美術・宣伝写真/小川真理(studio白群)
リーディング公演『サド侯爵夫人』が12月16日(水)からセーヌ・フルリにて上演される。
独自の和の様式美を現代演劇に昇華させてきた劇団「花組芝居」が、今年12月に三島由紀夫の傑作戯曲『サド侯爵夫人』をリーディング形式にて上演する。
本作は、希代のポルノグラファーであり犯罪者でもあるサド侯爵を巡り、彼を取り巻く6人の女性たちだけで展開される緊密な会話劇。三島由紀夫が「言葉の音楽」を極限まで追求したとされる日本近代戯曲の最高峰に、花組芝居は劇団の代名詞ともいえる「男性キャストのみ(オールメール)」の布陣で挑む。
座長・加納幸和による緻密な演出のもと、生物学的な性を超越した「女形」という虚構の手法を用いることで、作品の持つ純化されたエロティシズムや感情の応酬を現代の舞台に呼び覚ますという。単なる近代古典の枠に収まらない、観客の五感を揺さぶる「ネオかぶき版」の誕生に、演劇ファンの熱い視線が集まりそうだ。
≪劇団花組芝居とは≫
1987年、演出・俳優・作家の加納幸和を中心に結成。「ネオかぶき」と称し、難しいイメージのあった歌舞伎の娯楽性を追及した作風で人気を博す。所属俳優は男優のみ。個性豊かな俳優陣が女形も演じる。知っているようで知らない『仮名手本忠臣蔵』や『怪談牡丹燈籠』などの大型作品を、約2時間半にぎゅっと濃縮した「全編通し上演」レパートリーも多数。また歌舞伎作品のみならず、漫画原作や海外戯曲など、ジャンルを問わず幅広く上演している。
『レッド・コメディ~赤姫祀り~』公演ダイジェスト(2026)
鞭打ち、毒殺未遂、少女監禁――18世紀フランスを震撼させ、「サディズム」の語源となったサド侯爵。
数々の悪行で投獄された夫を、妻ルネはなぜ18年もの間、貞淑に支え続けたのか?
舞台に姿を現さない「不在の怪物」を巡り、6人の女性たちが言葉の刃を交わす。
【第一幕】
娼婦虐待と妹との不倫というスキャンダルに心揺れながらも、ルネは母モントルイユ夫人と共に夫の出獄のため奔走する。
【第二幕】
夫の凄惨な悪徳の深淵を覗き見ながらも、ルネはその闇に絶対的な精神の純粋さを見出し、世俗の道徳を体現する母と決別して「貞淑」という名の狂気的な愛を捧げ続ける。
【第三幕】
フランス革命の嵐が吹き荒れる中、ついにサドの釈放が叶う日が訪れる。しかし、長年の献身が報われるその瞬間、ルネは周囲の予想を裏切り、修道院への隠遁を宣言して夫との対面を拒絶する。
本作は12月16日からセーヌ・フルリ(東京・二子玉川)で上演される。
詳細は公式サイトで。
https://hanagumi.ne.jp
(文:花組芝居 監修:エントレ編集部)
花組HON-YOMI芝居『サド侯爵夫人』
【演出】加納幸和
【出演】
ルネ(サド侯爵夫人)・・・永澤 洋
モントルイユ夫人(ルネの母親)・・・加納幸和
アンヌ(ルネの妹)・・・武市佳久
シミアーヌ男爵夫人・・・秋葉陽司
サン・フォン伯爵夫人・・・押田健史
シャルロット(モントルイユ夫人家政婦)・・・髙橋 凜
公式サイト
https://hanagumi.ne.jp/
チケットを探す
花組芝居 https://hanagumi.ne.jp/ticket/ 03-3709-9430
カンフェティhttp://confetti-web.com/@/hanagumi-sade
TEL:050-3092-0051(受付時間 平日10:00~17:00※オペレーター対応)
一般発売=10月31日(土)

