左から廃墟文藝部の斜田章大氏、ハコトバコの安元勇人氏・広岡慈乃氏、劇団サカナデの岡本拓也氏

【廃墟文藝部×ハコトバコ】千種文化小劇場の新作『BUBBLE』『ふれるひび』を通じて―― 斜田章大×広岡慈乃×安元勇人×岡本拓也 座談会

2012年の旗揚げ以来、実験的な作風とオリジナルの音楽で独自の存在感を放ち、活動14年目を迎えた劇団「廃墟文藝部」。 一方、2022年の旗揚げ以降、劇場を限定せず多様な空間での上演を重ね、精力的に公演を打つ「ハコトバコ」。東海エリアを拠点に活動する2つの劇団による座談会を実施した。
対談のきっかけは、両劇団が2026年秋から冬にかけて、名古屋・千種文化小劇場で相次いで公演を行うことにある。千種文化小劇場といえば、全国的にも珍しい「円形舞台」を持つ特徴的な劇場だ。「同じ劇場で近い時期に上演する劇団同士、円形舞台という特殊な空間について語り合えば、お互いにとって良い刺激になるのではないか」——そんな背景から、本企画が立ち上がった。
インタビュアーに、名古屋の「劇団サカナデ」の岡本拓也氏を迎え、廃墟文藝部から脚本家・演出家の斜田章大氏、ハコトバコから主宰の広岡慈乃氏、演出の安元勇人氏の3氏に話を聞いた。
同じ劇場に挑む2団体の創作背景や、今後の展望に向けた想いに迫る。

左から廃墟文藝部の斜田章大氏、ハコトバコの安元勇人氏・広岡慈乃氏、劇団サカナデの岡本拓也氏

左から廃墟文藝部の斜田章大氏、ハコトバコの安元勇人氏・広岡慈乃氏、劇団サカナデの岡本拓也氏

<廃墟文藝部>
2012年に旗揚げした名古屋の劇団。斜田章大が手がける、特定の人物の視点から世界を描く小説的な脚本と、瀬乃一郎が作品ごとに書き下ろすオリジナル音楽を特徴とする。近年は、「万人が共感できる生理的感覚」を意識した空間演出にも力を入れ、脚本・音楽・空間を組み合わせた独自の舞台表現を追求している。2026年11月20日-22日、千種文化小劇場にて第十回本公演『BUBBLE』を上演する。
劇団HP:https://haikyobungeibu.jimdofree.com/
<ハコトバコ>
2022年に旗揚げした名古屋の劇団。「非日常のなかを普通にいきる」をコンセプトに活動。広岡慈乃の脚本を、安元勇人が演出する。2026年12月5日-6日、千種文化小劇場にて『ふれるひび』を上演する。
劇団HP:https://www.hakotobako.com/
<劇団サカナデ>
2019年に旗揚げした名古屋の劇団。現代劇を作る団体。家族や恋人といった身近な人との間で起こる、摩擦を描く。主宰は日本劇作家協会東海支部所属の岡本拓也。2026年12月17日、長久手市文化の家風のホールにて『この音はどこまで』を上演する。
劇団HP:https://sakanade.studio.site/

 

1. 名古屋の公共劇場・千種文化小劇場の魅力

―― 千種文化小劇場はどんな劇場ですか?まずは、千種文化小劇場で4回も本公演をしている廃墟文藝部の斜田さんからお伺いさせてください。

斜田 僕は千種文化小劇場愛というものがすごくあって。今回、千種文化小劇場での上演が7年ぶりになるんですけど、この7年間の片想いをぶつけるぞという、今そういうテンションです(笑)。

廃墟文藝部第四回本公演『アナウメ』(2017年 千種文化小劇場 )

廃墟文藝部第四回本公演『アナウメ』(2017年 千種文化小劇場 )

斜田 千種文化小劇場について、まず1点目。千種文化小劇場は、完全円形の舞台ではなく、客席は270度くらいの扇形の形に展開していて、奥舞台もある劇場です。なので、円形舞台として、正面を廃した演出をするか、それともしないか……そこを選択することが面白く、また難しいです。2点目。とにかく天井が高いことです。なので高さを使った演出がすごく映える。最後が観客席です。観客席の段差の一つ一つがとても高いんですよ。なので、前に大きいお客様が来ちゃったから舞台があまり見えない、ということが起こりにくいです。小劇場だと寝っ転がる演技って前の席が邪魔になっちゃって見づらかったりとか、地面に座ってるシーンとかですら見えづらい時があります。その点、千種文化小劇場は観客席の段差が高いので、普段やりづらい地面を使った演出がやりやすいんですね。

――たしかに、廃墟文藝部さんの作品も思い出していくと、2015年の第弐回本公演『慾望の華』だと高さを使ってましたよね。また、2017年の第四回本公演『アナウメ』は這う等の、動作が低い芝居がありましたね。

斜田 そうです。ああいう演出が他の劇場よりはすごく使いやすいなって思いますね。

広岡 私は、実は、初めて千種文化小劇場を観に行ったのが廃墟さんの『アナウメ』だったんです。学生の時なんですけど、それがすごく印象に残っていて。で、いつかここで芝居をやってみたいなというのはずっと思っていたので、割りとファーストインプレッションは廃墟さんですね。

安元 僕も、生で芝居を観劇しに行ったのが、廃墟文藝部の2019年の第六回本公演『サカシマ』が初めてでした。これも千種文化小劇場での上演でしたね。

斜田 えぇ、めっちゃうれしいです。ありがとうございます。

廃墟文藝部 第四回本公演『アナウメ』(2017年 千種文化小劇場 )

廃墟文藝部 第四回本公演『アナウメ』(2017年 千種文化小劇場 )

―― ハコトバコのお二人はいかがでしょうか?演出の安元さんは、俳優としても千種文化小劇場の舞台に立ったご経験がありますよね。

安元 初めて千種文化小劇場で演技をした時は、お客さんが思ったより近く感じました。声量が難しかったですね。音の反響だったりとか、客席によって聞こえる、聞こえないがあるので。稽古場でボリューム調整ができなかったので、劇場入り後に合わせるのが大変だった印象があります。

斜田 千種文化小劇場って面白くて、図面で見ても、稽古場で実寸取ってみても広く感じるんですが、劇場入ると「思っていたより狭いぞ」となりがちです。客席の最後列までがそんなに遠くないからでしょうか。観客席から見ても、劇場に立ってもすごく距離の近さを感じますね。だからこそ、小さめの演技でも見てもらいやすい。なので、ホールであっても、小さめの演技が通用する劇場というイメージがありますね。

 

2. 千種文化小劇場で上演される次回作|廃墟文藝部『BUBBLE』、ハコトバコ『ふれるひび』

―― そんな千種文化小劇場で上演される次回作についてお伺いします。まず、廃墟文藝部 第十回公演『BUBBLE』はどのような作品になりそうでしょうか?

斜田 今回の作品『BUBBLE』はすごく不穏な芝居です。自分が演出するなら、千種文化小劇場は不穏な芝居の方が合ってるという印象があります。小さい芝居でも通用する劇場なので、これをホールでやってもな…みたいな内容のものでも、千種文化小劇場ならお客様をまきこんだ空気感でやれると思っています。それと、今回の目標としては「上を使う」があります。千種文化小劇場って円形を使うということに目が行きがちなんですけど、縦に空間が広い(高い)というのも劇場として面白いところです。今回はその縦をどう使うかという所が演出的な目標になります。

安元 僕、『サカシマ』を見に行ったときに、お芝居って高いところから卵とか落としていいんだという気づきを得た記憶があります。

斜田 ちなみに怒る人もいます。なので、落としていいのかと言われると…。でもそういうことをやれるのが演劇の面白さの一つなのかな、と僕は思ってる派ですね。上限はあると思うんですけど

廃墟文藝部 第六回本公演『サカシマ』(2019年 千種文化小劇場 )

廃墟文藝部 第六回本公演『サカシマ』(2019年 千種文化小劇場 )

―― 続いて、ハコトバコ 第5回本公演『ふれるひび』についても伺えますか?ハコトバコさんは千種文化小劇場での初めての公演になりますね。どのように劇場を選ばれたのでしょうか?

安元 今後色んな劇場で上演していきたいという思いがあり、実績解除のような形で、まだ使っていない劇場で打っていきたいなというのがあったので、今回は千種文化小劇場を選びました。

――ハコトバコさんは、劇団としてまだ若い中ですごくチャレンジングな劇場のチョイスだったと思います。演出を担当する安元さんからしても、今まで経験したことないぐらいの劇場のサイズ感でしょうか。

安元 そうですね。一番大きいですね。周りの人からも、千種文化小劇場の演出は難しいよというのは聞いてたので、いつか手を出したいなという興味はあったので、このタイミングで、という感じです。

ハコトバコ第4回本公演『BRUTE』 (2025年 G/pit)

ハコトバコ第4回本公演『BRUTE』 (2025年 G/pit)

広岡 脚本としては、振り子の作品を作りたいなと思っています。千種文化小劇場で公演をするってなった時に、何を書くのかを考えていて、円形の舞台写真をずっと見ていたんですけど、「博物館にあるフーコーの振り子」が浮かんで、これをやりたい、振り子を舞台に置きたい、と思いそこから考えた作品になります。実際はビジュアルだけ拝借するような形で作品を作ってるんですけど、円であること、高さがあることを生かしたような舞台にしたいなと思っています。

斜田 実はだいぶ前に広岡さん、安元さんとご飯に行って千種文化小劇場のことを少しお話をしたんです。その時、振り子って聞いて、カッコいいなぁと思っています。いいところに目をつけられたなって勝手に思っていますし、楽しみだなと思ってます。

安元 振り子があるということと、群像劇にしたいということを聞いてたので、演出面はそれを立ち上げる演出にしようかなと思っています。ユングが提唱したシンクロニシティというものがあるんですけど、振り子を比喩として繋げられないかなというふうに考えてます。

 

3. 変化し続ける演出と脚本の距離感|脚本から演出へのバトン

―― 安元さんの演出を拝見していると、初期から徐々にスタイルが変化し、より鋭さや作品へのアプローチの深みが増しているように感じられるのですが、ご自身で変化の感覚はありますか?

安元 初期に比べたら絶対何か変わってきてると思うんですけど、それは自覚的じゃない部分の方が多いかもしれないですね。

広岡 2023年の第2回本公演 「柱の旅」から演出を安元が担当するようになったんですけど、脚本から演出へのバトンで言うと、年々丸投げになってきているというところは感じてますね。ト書きが雑になってるような節はあります。まあなんとかしてくれるかなと思って、あんまり実際舞台上でどうやるのか考えずに書いてます。

――その脚本の変化は安元さんも感じますか?

安元 感じます。今回もこれどうするんだ?みたいなト書きがあったりとか。演出をやり始めたときは、広岡が書いたものを舞台上にあげることで精一杯というか、広岡の脚本は温度のあるセリフがたくさんあるので、どう屈折なくお客さんに聞いてもらえるか、というところに注視していました。何作か演出を続けていって、使えるものが増えてくると使ってみたくなるので、そこで自分の演出の自由度がだんだん広がっていったというイメージですかね。

ハコトバコ第2回本公演『柱の旅』 (2023年 円頓寺Les Piliers)

ハコトバコ第2回本公演『柱の旅』 (2023年 円頓寺Les Piliers)

―― 斜田さんはご自身で書かれる際、最初から演出プランまでガチガチに固めて書くタイプですか?

斜田 考えているパターンもあるけど、考えない方がいいんじゃないかなとは思っています。演出家としての視点もあるので、演出的にこれがやりたいってことを先行で書いてるシーンがないわけではないんですけど、脚本家が好きに書いて、演出家がそれをどうしたもんかなと言って考えるというのが一番健全な関係なのかなと僕は思います。なので羨ましいです。

―― 斜田さんの脚本は、ト書き自体がまるで読者に語りかけてくるような独特の魅力がありますよね。

斜田 演出、脚本を書く上で大事なことって、例えば暗転って書いた時に、暗転したいから暗転って書いてるわけじゃない。お客様にどう受け取ってほしいかみたいな事が大事だと思っています。僕のト書きだとお客さんのことは全部「あなた」と表記してるんですけど、「あなたが、ちょっと驚くぐらいの間」みたいな書き方をよくするんです。どれぐらい間があるとちょっと驚くかというのはお客様によって違うとは思いますけど、「5秒の間」って書くんじゃなくて、「お客さんがちょっと驚くぐらい間を取りたい」という意思表示をするのが大事なんじゃないか、そんな風に思ってます。

4. 「辞め方が分からない」|演劇を泥臭く続けさせる愛憎

―― 2012年結成の廃墟文藝部さんと、2022年結成のハコトバコさんということで、劇団の結成からそれぞれ14年目、4年目となります。皆さんが演劇を続けていらっしゃる原動力や理由はどこにあると思いますか?

広岡 辞め方が分からないです。

斜田 多分、4年やってて辞め方がわからない場合は、もうわかんないと思います。

広岡 個人的な話で言うと、高校から演劇をやってたんですけど、大学に上がった時にもうやめようと思ったんです。でも結局演劇のサークルに入って。で、就職の時に「もうやめどきだ」と思ったんですけど、結局今やってて。私が新卒で東京に行って1年働いていたんですけど、2年目で名古屋に転勤になりまして、せっかくだったら演劇しよう、という感じで、大学のサークルの時に一緒だった仲間を集めてハコトバコを作りました。やめられないんだろうなと思います。

ハコトバコ メンバー集合写真

ハコトバコ メンバー集合写真

安元 僕も新卒で一回会社に入ったんですけど、半年で辞めてしまって。働いている時間が演劇できてない時間という思考になっちゃって、耐えられなくなっちゃいました。会社のことよりも自分ができることを続けてるイメージです。他のことができないから、自分ができていると思っていることをとりあえず続けようみたいな。

――それはすごい。僕は「できない」と思いながらなんか会社に居座ってます(笑)

斜田 僕も「できない」と思いながら会社に居座ってます。「演劇はまだうまくやれるのに」、って思ってますね。僕が演劇を続けている理由は、ネガティブな感情の方が強いと思います。演劇の事はなんだかんだで好きだしポジティブな感情もあるんですけど、愛憎だと思います。愛1:憎9ぐらいの。怒りで演劇を続けてる感じはあります。

広岡 それは誰に対する怒りなんですか?

斜田 もっと面白い作品が出来るはずだみたいな……やばい。ちょっと格好いいことを言いすぎたかもしれない。オモコロの永田さんが、「愛で始めて殺意で続けろ」みたいなことを言ってるんですけど、それを聞いた時に「あ、そうだよな」と思いました。愛で始めたけど今はどちらかというと怒りの方が大きい。「もっと面白い作品が出来るはずだ」という怒りのおかげで続けられていて、逆に演劇に対する愛だけしかない場合は絶対やめてたかなと思いますね。

5. ハコトバコ×廃墟文藝部が語る「これからの展望」|劇場選びの拡張・名古屋から他地域へ

―― 最後に、それぞれの劇団の今後の展望についてお聞かせください。まずはハコトバコさんからお伺いできますか。

安元 今は自分たちが面白いと思うことをやっている。それをどれくらい続けていけるかみたいなところしか頭になくて。今の劇団メンバーで長く続けられたら、それがハコトバコの展望かなと思います。あとは、上演実績のある劇場の幅を広げるという意味では、名古屋に留まらずいろんな劇場でやれるようになったら嬉しいなという気持ちですね。

広岡 大きい劇場を目指したいというよりは、この作品ならこの劇場にしようという選択肢をできる限り広げておきたいみたいなイメージですね。

斜田 そうすると、脚本新作のストックをいっぱい書いておこうということですか?

広岡 企画だけがたくさんあって、安元が劇場を選んでくるので、それに合う企画を引っ張り出して書くみたいな感じです。

安元 僕が広岡のプロットの束をある程度把握しているので、次の本公演はこういう作品がいいよねというのが先に決まって、そこから僕が劇場を選ぶということもあります。今回は、劇場から決めた企画の立ち上げ方でしたが。

ハコトバコの稽古風景、演出の安元勇人氏

ハコトバコの稽古風景、演出の安元勇人氏

 

――プロットが「束」という表現をされたのは日本初じゃないでしょうか(笑)。広岡さんはちゃんと毎日のように脚本を書くし、脱稿も早いと有名です。

安元 広岡は、次の千種文化小劇場の公演はもう第3稿まで脱稿していて、次の作品づくりに入ってます。(※対談実施日は2026年8月29日で、公演の3か月前)

斜田 僕は同世代との比較でいうとかなり脚本は早い方なんですけど、自分より若い世代はみんなご迷惑をかけずに書く人が多いイメージがあって…。でも岡本さんと広岡さんのイメージだけかもしれない、ひょっとしたら。

――僕も広岡さんの影響を受けて脚本の脱稿は早くなりました。脚本の完本は早い方がいいよね、という流れを担っていこうと思っています。

斜田 空気を正していこうということですね。早い方が絶対にいいですよ。僕もめちゃくちゃ早いわけではないんで、あんまりそんなに胸を張って言える言葉ではないんですけど。

―― 廃墟文藝部さんはいかがでしょうか?廃墟文藝部さんは東京の映画館での上映会が記憶に新しいですし、ハコトバコさんも新栄トワイライトの企画で東京に行ったりということもありました。名古屋の演劇界を拠点に活動する良さとか、難しさとかはありますか?

斜田 まあ良さはない。本当にないと思う。

――(笑)。今日、一番びっくりした。笑っちゃった。

斜田 東京と比べたらそりゃ東京の方がいいよね、というのは当然なんですけど、他の地方とも比べた時に、関西の市場規模の方がずっと大きいなとは思います。

広岡 感覚としては、名古屋がすごく井の中の蛙感があるなというのは常々感じています。早めに外を知りたいなという気持ちはあり、京都に行きたいねって話をしてます。東京よりは怖くないかなって思ってます(笑)。

斜田 なので、僕は、名古屋をもうちょっと頑張りたいという気持ちはあります。自分たちが活動をすることで、「昔よりは名古屋の演劇界もちょっと良くなったね」となったらいいなと思っているんです。いろいろな意味で。ちょっとずつでいいので。とりあえず、名古屋が関西ぐらいの影響力を持つところからなんじゃないかなと勝手に思っています。一昨年に、ずっと目標にしていた新人戯曲賞を頂いたので、今は新しい目標を2つ立てています。

―― ぜひ教えてください。

斜田 1つは、海外展開です。英訳された戯曲が1本ぐらいはちゃんとあった方がいいんじゃないかということで用意をしています。折角翻訳するなら、YouTubeで公開している公演映像に、英字幕が付いたものがあった方がいいということで、今用意をしています。2つ目は、岸田國士戯曲賞を、「きちんと」目指そうと思っています。そしてそれをちゃんと公言していった方がいいんじゃないかと思ってます。ただ、僕が取らなくても良いと思っていたりもします。名古屋で受賞者か候補者がそろそろ出ないと、名古屋の演劇界にとってあんまりよくないんじゃないかと真面目に心配をしています。なので、自分じゃなくてもいいんですけど……自分は劇作家なので、まずは自分が頑張って、そこを目指していきたいと思っています。

廃墟文藝部 第八回本公演『4047』(2023年 愛知県芸術劇場小ホール)

廃墟文藝部 第八回本公演『4047』(2023年 愛知県芸術劇場小ホール)

(取材:岡本拓也(劇団サカナデ)、構成:林揚羽(廃墟文藝部/まばゆいクラブ))

関連記事一覧