
【予告編解禁】シネマ歌舞伎『歌舞伎NEXT 朧の森に棲む鬼』悪の魅力がほとばしる予告編が解禁!
©松竹株式会社
歌舞伎を映画館で楽しむ映像コンテンツ「シネマ歌舞伎」。来年1月に公開となる最新作『歌舞伎NEXT 朧の森に棲む鬼』の予告編が、本日公開された。
本作は劇団☆新感線の数々の名舞台を手掛けてきた脚本家〈中島かずき〉と、演出家〈いのうえひでのり〉による新作歌舞伎を映画化した作品。松本幸四郎と尾上松也、それぞれ主演をつとめた「幸四郎版」「松也版」の2バージョンが連続公開される。
主演違いの2バージョンを連続公開するのは、20年のシネマ歌舞伎史上初めてのことだ。
悪の魅力がほとばしる予告編、遂に解禁
解禁となる予告編は、主人公・ライが、妖しい朧の森の魔物たちに力を与えられ、人生が狂い始める様子から始まる。底知れぬ欲望に捕らわれ、狡猾な詭弁で人々を騙し、底辺から王座を狙うライ。成り上がるほど悪の深みへと堕ちていく様を描いている。
ライの行きつく先は、栄華か、それともー。
予告編では、アクション満載の爽快な疾走感と、シェイクスピアが描いた世紀の大悪党「リチャード三世」などに着想を得た悪役主人公・ライの危険な魅力、そして幸四郎が演じる「ライ」と松也が演じる「ライ」の味わいの違いを伝えている。
幸四郎は歌舞伎俳優として初めて劇団☆新感線に参加し、「阿修羅城の瞳」「髑髏城の七人」などで度々主演。幸四郎の姿に憧れていたという松也もまた、劇団☆新感線☆RS「メタルマクベス」disc2で主演した。歌舞伎にとどまらずストレートプレイやミュージカル、映画にドラマなどマルチな才能を発揮し、劇団☆新感線とも所縁の深い2人が演じるライに注目しよう。
予告編は、なんと全5パターン。9月26日(金)より上映映画館ほかで順次上映される。
ムビチケの絵柄は2種!セット購入で数量限定特典も
当日一般料金よりお得な特別鑑賞券〈ムビチケカード〉(税込1,900円)は、東劇含む上映映画館、歌舞伎座、新橋演舞場、大阪松竹座、南座ほかで好評発売中。
絵柄は2種から選べて、絵柄に関わらず幸四郎版/松也版のどちらにも使用可能だ。
さらに、2種のムビチケをセットで同時に購入すると、セット購入特典としてポストカードがプレゼントされる。
◆価格(税込):1枚1,900円
◆販売場所:上映映画館(一部除く)、歌舞伎座、新橋演舞場、南座、大阪松竹座、メイジャー(前売券通販サイト)、MOVIE WALKER STOREにて
※歌舞伎座、新橋演舞場、大阪松竹座、南座は切符売場にて販売。決済方法は現金のみ。
◆販売期間:①幸四郎版絵柄 2026年1月1日(木)まで
②松也版絵柄 2026年1月22日(木)まで
数量限定なので早めにチェックして、公開に備えよう。
(文:エントレ編集部)
いつとも知れぬ戦乱の世。
とある島国の深い《オボロの森》の中、野良犬のごとく屍の山を漁る男が一人。
その名は《ライ》。
落武者狩りで屍から金品を奪っていたところに《オボロの魔物》が現れ、
《ライ》の奥底にある欲望を呼び覚ます。
それは、この国の王座を我がものにすること――
魔物が与えた〝オボロの剣〟は《ライ》の舌に合わせて動き、人を斬っては赤い血の雨を降らす。
この出会いこそが破滅の始まりだった――。
シネマ歌舞伎『歌舞伎NEXT 朧の森に棲む鬼』
【 作 】中島かずき 【演 出】いのうえひでのり
【出 演】松本幸四郎、尾上松也、中村時蔵、坂東新悟、尾上右近、市川染五郎、澤村宗之助、大谷廣太郎、市川猿弥、片岡亀蔵、坂東彌十郎 ほか (令和6年11,12月新橋演舞場公演を収録)
幸四郎版:2026年1月2日(金)〜1月22日(木)
松也版:2026年1月23日(金)〜2月12日(木)