俳優に“相手に反応する”ということを一番に求めたい 演出家・鈴木裕美による俳優のためのワークショップ/エントリーの締切は4月16日(日)
俳優に“相手に反応する”ということを一番に求めたい 演出家 鈴木裕美による俳優のためのワークショップ演出家・鈴木裕美による俳優のためのワークショップが5月に開催。エントリーの締切は4月16日(日)。
小劇場から大劇場、ストレートプレイ、ミュージカル、ダンスと多種多様なジャンルで精力的に活動する演出家・鈴木裕美が、シーンスタディを主とした俳優のためのワークショップを開催する。
実際に演じる俳優だけでなく、見学も受け付けている。演出家、作家、制作者等、演劇に興味のある方は参加可能だ。
エントリーの締切は4月16日(日)。
鈴木裕美(演出家)
不定期で行っているワークショップをまたやります。
ワークショップをやる理由は主に二つあります。
一つは、「もし私の持っているもので、あなたに必要なものがあったら、どんどん持っていって!」という気持ちからです。私の持っているものが、皆さんが歩まれる演劇の道のショートカットの助けになり、それによってより遠くへ進んでもらえたら、と真剣に思っています。
もう一つは、私の考える俳優の仕事とはどんなものかということをお伝えし、「手を取り合える」とお互い感じた方々と緩やかなネットワークを作っていきたいからです。ワークショップで出会わせて頂いた方を、私が演出するプロデュース公演にご出演いただいた事例も数多くありますが、何とか鈴木製作所での演劇公演を実現させたいと模索中です。なかなか実現できていませんが、来年には始動したいと思っています。
ワークショップの内容は、シアターゲームも少しやりますが、主にシーンスタディです。私は俳優に“相手に反応する”ということを一番に求めたいので、主に二人組になって短いシーンを稽古するつもりです。テキストはお集まりいただいた方々の顔ぶれを見て判断したいと思っていますが、以前はウィリアム・サローヤン『おーい、救けてくれ!』、山田太一『ふぞろいの林檎たち』などをやりました。チェーホフ 「かもめ 」テネシー・ウィリアムズ「ガラスの動物園」なども考えています。
以前は昼のクラスと夜のクラスの二部制で行っていたのですが、いつも時間に追われる感じになってしまっていたので、前回から一日一クラスにしました。長時間になるので集中力が必要になるかもしれません。終了時間も多少伸びることがあるかと思います。
また、実際に演じる方だけでなく、見学も受け付けています。演出家、作家、制作者の方、またもちろん俳優さんでも、演劇に興味のある方はどなたでもご参加いただけます。以前は翻訳者の方、高校の演劇部の顧問の先生、映像の監督の方などにもご参加いただきました。見学はプロフェッショナルである必要はありません。また、見学者の方にも、ディスカッションの際に、発言、質問をしていただけます。
新しい出会いに期待しています。ご応募お待ちしています。
★募集概要
日程① 2023年5月6日(土)~9日(火) 13:00~18:00
日程② 2023年5月11日(木)~14日(日)13:00~18:00
★会場
芸能花伝舎東京都新宿区西新宿6-12-30
★応募資格
A:俳優
①自分をプロの俳優だと思う方
②4日間全日程ご参加可能な方
B:見学
演出家、作家、制作者、俳優、映像監督、演劇に興味ある方はどなたでも
★募集人数
日程①② 共通
A 俳優:各日程16名
B 見学:若干名
※応募者多数の場合には、書類選考
★参加費
A 俳優
B 見学
共通 32,000円(消費税込み)
★締め切り
2023年4月16日(日)
お問い合わせはこちら
バグ・ミュージック株式会社
〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1-12-1 渋谷マークシティW22階
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(文:エントレ編集部)