
演劇ユニット 犬猫会「名建築で観劇を」リーディング公演『死と乙女』 4月12日(土)13日(日)自由ヶ丘 伊藤邸(旧園田高弘邸)で上演
犬猫会「名建築で観劇を」 リーディング公演『死と乙女』が4月12日(土)・13日(日)に自由が丘にある伊藤邸(旧園田高弘邸)で上演される
2024年新訳にて本邦初上演を実現したうえ、伊藤邸での再演も好評を博し早くも再々演される。
『死と乙女』(岩波文庫)は、アリエル・ドルフマン原作、飯島みどり翻訳でチリ軍事クーデターから50年となった2023年に新訳が出版された。1990年ロンドンでのリーディング公演に始まり、日本を含む世界各国で繰り返し上演されてきた名作だ。
独裁政権下、学生運動に加わっていたパウリナは、誘拐・監禁され、仲間についての情報を強要され、過酷な拷問を受けた。拷問の際、必ず流される音楽がシューベルトの四重奏曲「死と乙女」だった。
それから十数年、四重奏曲「死と乙女」から逃げ続けるパウリナ。偶然にも夫ヘラルドを車で送って来た医師ロベルトの声を聞くや、封印したはずの記憶が彼女の眼前に躍り出る。真実を、裁きを、再生をそれぞれに求める3人が奏でる、戦慄の心理サスペンス。
伊藤邸(旧園田高弘邸)は、吉村順三氏が46歳の時、チェリスト・小沢弘との縁でピアニスト園田高弘夫妻のために設計した18坪の小さな住宅。戦後の小住宅を代表する名作であり、見学が可能な数少ない吉村順三設計による個人邸である。
ローレンス・オリビエ賞最優秀戯曲賞を受賞した「戯曲の名作」と戦後を代表する「小住宅の名作」のコラボレーション。名建築で観劇できるまたとない機会となっている。
水野玲子(演出)
昨年、この作品を2回上演する機会に恵まれました。
今回で3回目となりますが、この作品と向き合う度に、現実世界との親和性が増しているなと感じます。
この話は、遠い国のはるか昔の話ではなく、現在進行形で私たちの目の前に迫っている問題だな、と。
しかし私たちの日常では、なかなかこういった問題に目を向ける事はしません。
非日常な空間で、非日常に目を向けること。これが演劇のもつ、一つの役目のように思います。
伊藤邸という素晴らしい建築物の中で、この非日常を皆様と共有できたら嬉しいです。
また今回も終演後にTheater Cafeを開催します。お客様同士の交流の場として演劇、劇場が存在してほしい。そんな思いを込めております。是非こちらもご利用頂けましたら幸いです。
それでは、皆様にお会いできるのを心よりお待ちしております。
本作は4月12日(土)と13日(日)に自由ヶ丘・伊藤邸(旧園田高弘邸)で上演される。
詳細は公式サイト・公演特設ページで。
https://inunekokai.wixsite.com/koushiki/2025年4月公演
(文:山下智代 監修:エントレ編集部)
犬猫会「名建築で観劇を」リーディング公演『死と乙女』(岩波文庫『死と乙女』©Ariel Dorfman)
【翻訳】飯島みどり
【演出】水野玲子(犬猫会、文学座)
【出演】寿寿(オヒトリ)、林田一高(文学座)、山下智代(犬猫会)
【音楽・演奏】 後藤浩明
【音響】 金子幸世(TEO)
【映像】 吉田高尾
【撮影】 seico
【広報】 磯貝美来
【宣伝写真】 犬野玲子
【デザイン】 山猫智代
【協力】 オヒトリ/早川信/住居の会
2025年
4月12日(土)14時00分開演(13時30分開場)
4月13日(日)13時00分開演(12時30分開場)
開場中及び終演後に住宅をご見学頂けます。
12日(土)の14:00開演回には観劇後に劇場が開放される“Theater Cafe”を実施予定。
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