仕事帰りに気軽に演劇を。多夫多妻が認められた日本を描く「How do you survive？」#1、ニューサンナイにて上演。
「How do you survive?」は、脚本家・演出家の今城文恵が観客、俳優、スタッフともに『持続可能な演劇』を作るべく、賛同する俳優と発足させた団体。
仕事帰りや土曜の夜に気軽に夕食を食べながら演劇を楽しんでほしい、という思いから会場、開演時間、値段が設定されている。
第1作となる今作では、多夫多妻が認められた日本を舞台に描く会話劇を上演する。
愛する夫と何不自由ない生活を送る46歳の専業主婦が、疎遠になっていた甥から相談を受けることで巻き起こる物語だ。
上演は、休憩を挟み、30分ずつの前編・後編という構成で行われる。
開演前や休憩中に会場内でカレーやパスタなどの食事・軽食を楽しむことができ、後編のみの観劇も可能。
STORY
・前編「多夫多妻なぼくら」
愛する夫と何不自由ない生活を送っている主婦のマサミ。
ある日、疎遠になっていた甥のリュウトから連絡を受けたマサミは相談を持ちかけられる。
「俺、3人目の妻になるはずだった女性に騙されたんです…」
・後編「一夫一妻のわたし」
マサミはリュウトの相談を解決しようと元同僚のキミノと久々に再会する。が、脅迫を受けるハメに。
リュウトや世界の役に立ちたいと願うマサミは必死に立ち回るのだが…
災害、疫病、紛争、増税、格差、差別がはびこり、多夫多妻が認められた日本で必死に生きる大人たちのお話。
脚本・演出は、演劇ユニット浮世企画の主宰でラジオドラマ脚本なども多数手がける今城文恵。
主演には劇団「ヨーロッパ企画」に在籍、退団後は舞台・映像・コント・CMなど多岐に渡り活動する山脇唯。
さらにNHK Eテレにて放送中の「ストレッチマン・ゴールド」のメインキャラクターを務めている他、ゴジゲンやタカハ劇団など注目の舞台で活躍している結城洋平、劇団「東京タンバリン」所属でドラマや映画にも多数出演している森啓一朗が出演陣に名を連ねている。
COMMENT
今城文恵（脚本・演出）
「ずっと書きたかったミドルエイジの女性のお話です。
時の流れのなかで変化する自分や周囲に戸惑って途方に暮れてしまった、「みんなどうやって生きてんの？」と一人だけ世界に順応できない気がした、そんな経験のある全ての方にぜひご覧いただきたい！
俳優さんはお三方とも何度もご一緒している方なので、安心しつつ、やや攻めの当てがきを楽しみました。お客さまにも楽しんでいただければ嬉しいです」
山脇唯（マサミ役）
「令和のテネシー・ウィリアムズ、今城文恵さんの作品でカムバします。
これは（K）おもしろい（O）絶対に（Z）KOZ！」
結城洋平（リュウト役）
「少し未来の多夫多妻が法的に認められた世界。順応する人、拒む人、利用する人。観た後に日本のカタチ、人類のカタチを、ああでもない、こうでもないと言っていただければ、思っていただければ幸いです」
森啓一朗（キミノ役）
「稽古が楽しみだ、ということはきっととても大切なことであって、で『楽しみ』になる瞬間には都度タイムラグがあり、で今回は超早い。だからおそらく成功します。えへん。」
詳細は公式サイトで。
https://hdys1.peatix.com/
（文：HDYS、監修：エントレ編集部）
How do you survive?#1
【脚本・演出】今城文恵
【出演】山脇唯、結城洋平、森啓一朗
【スケジュール】
2024年10月
3日(木) 4日(金)5日(土)全回共通
・開場 18:30〜19:30
・「多夫多妻なぼくら」19:30〜20:00
・休憩 20:00〜20:30
・「一夫一妻のわたし」20:30〜21:00
※上演中はドリンク・フードともオーダーストップいたしますので、開場中か休憩中にご注文をお願いいたします
（フードのご注文は、開演10分前に締め切らせていただきますのでお気をつけください）
【料金】
通しチケット：3,000円＋別途ワンドリンク
後編のみチケット：1,500円＋別途ワンドリンク
【会場】
ニュー・サンナイ
丸ノ内駅 中野富士見町駅より徒歩2分（中野区弥生町5-26-9 富士見町ビルB1）
【SNS】
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