舞台『銀行強盗にあって妻が縮んでしまった事件』上演決定 出演は花總まり、谷原章介
花總まり、谷原章介小説『銀行強盗にあって妻が縮んでしまった事件』の舞台化が決定した。出演は、花總まり、谷原章介。
本作は、カナダの作家、脚本家、ラジオ・プロデューサー、アンドリュー・カウフマンが手掛けた小説「銀行強盗にあって妻が縮んでしまった事件」が原作の舞台。
『銀行強盗 にあって妻が縮んでしまった事件』チラシ
今回出演が発表された花總まりは、宝塚歌劇団で歴代最長記録となる12年3か月間に渡りトップ娘役を務め、2006年の退団後も『エリザベート』や『マリー・アントワネット』など数々のミュージカルの主役を務める女優。
谷原章介は、大河ドラマ『麒麟がくる』や舞台『ドライブインカリフォルニア』、そして情報番組『めざまし8』、NHK『うたコン』などの司会と幅広いジャンルで活躍する。
今回、公式に公開された情報は、タイトルと上演時期と劇場、そして出演者2名とあらすじのみだ。
その日その銀行には、13 人の人々がいた。
窓口係が2人、副支店長が1人、列に並んで待っている客が10人。
そこに紫色の帽子を被った風変わりな強盗が現れた。
天井に向けて一発の銃弾を放つと、強盗は言った。
「今持っている物の中で最も思い入れのある物を差し出せ」
先頭に立っていた男が100ドル札を差し出した。
強盗はそれを破らせ再び口を開いた。
「言葉の意味をよく考えろ。最も大切な物を差し出すんだ」
13人それぞれが思い出の品を渡すと、強盗は
「私はあなた達の魂の51%を手にした。それによりあなた達の身に奇妙な出来事が起きる。自ら魂の51%を回復しない限り、命を落とすことになるだろう」
事件から3日後、妻は自分の身長が縮み始めていることに気づいた―。
公演は、2024年4月、日本青年館ホールにて。
(文・エントレ編集部)
舞台『銀行強盗にあって妻が縮んでしまった事件』
【出演】花總まり 谷原章介 他
2024年4月/東京・日本青年館ホール