ケラリーノ・サンドロヴィッチが架空の島“梟島”を舞台に新たな物語を描く KERA・MAP#010 『しびれ雲』11月6日から本多劇場ほか兵庫・北九州・新潟で上演
KERA・MAP#010 『しびれ雲』
KERA・MAP#010『しびれ雲』が11月6日(日)から本多劇場をはじめ、兵庫・北九州・新潟で上演される。出演は井上芳雄、緒川たまき、ともさかりえ など。
劇作家・演出家ケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)が、主宰劇団「ナイロン100°C」以外の演劇活動の場として2001年にスタートした「KERA・MAP」。
今回上演される#010『しびれ雲』は、架空の島“梟島”を舞台に描く新たな物語。#009として世田谷パブリックシアターにて上演された『キネマと恋人』再演以来、KERA・MAPとしては約3年ぶりの公演となる。
KERAのホームグラウンドである下北沢 本多劇場にて、本多劇場初出演となる井上芳雄を始め、緒川たまき、ともさかりえ、松尾諭、三宅弘城、三上市朗、萩原聖人など、多方面で活躍する幅の広い俳優陣が集結する。
『キネマと恋人』以来、久しぶりのKERA・MAP。これが50代最後の戯曲、最後の公演になる。『キネマ~』の舞台にもなったあの島を舞台に、全く異なるトーンの作品を書く。まだコレの前作を執筆しているので実際にはないが、きっと私の書斎の机には小津安二郎や岸田國士やアキ・カウリスマキの諸作が積み上げられることだろう。小さな、喜び、悲しみ、驚き、嫉妬、幸せ、不幸、ぼんやりした時間を描きたい。またもや素敵なキャストが集まってくれた。かつて小津は「僕は豆腐屋だ。せいぜいガンモドキしか作れぬ。トンカツやビフテキはその専門の人々に任せる」と言ったが、なんでも屋の私は今回、豆腐を作ってみる。還暦を前にして豆腐を作りたくなるのも、自然なことのように感じる。美味い豆腐が出来ますように。
作・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
(本チラシより)
公演の詳細は公式サイトで。
https://www.cubeinc.co.jp/archives/6885
(文:エントレ編集部)
KERA・MAP #010 『しびれ雲』
【作・演出】ケラリーノ・サンドロヴィッチ
【出演】
井上芳雄 緒川たまき ともさかりえ 松尾 諭 安澤千草 菅原永二 清水葉月 富田望生 尾方宣久 森 準人 石住昭彦
三宅弘城 三上市朗 萩原聖人
【東京公演】
2022年11月6日(日)〜12月4日(日) 下北沢 本多劇場
東京公演チケット一般発売:2022年9月24日(土)
【兵庫公演】2022年12月8日(木)〜11日(日)兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール
【北九州公演】2022年12月17日(土)〜18日(日) 北九州芸術劇場 中劇場
【新潟公演】2022年12月24日(土)〜25日(日) りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館・劇場
公式サイト
https://www.cubeinc.co.jp/archives/6885