三世代で楽しめる名作! こんにゃく座オペラ『森は生きている』新演出オーケストラ版 2/19~24世田谷パブリックシアターで上演
オペラ『森は生きている』チラシ画ミロコマチコ
オペラシアターこんにゃく座によるオペラ『森は生きている』新演出オーケストラ版 が2月19日(金)から東京・世田谷パブリックシアターで上演される。
演劇と音楽の両方を追いかけ、こどもからおとなまで魅了する独創的な舞台作品を創作上演し続けてきたオペラシアターこんにゃく座は、今年創立50周年を迎える。
2019年2月オペラ『遠野物語』演出:眞鍋卓嗣
50周年記念第一弾は、こんにゃく座が長年上演し続けてきたオペラ『森は生きている』。<三世代で楽しめる名作>として知られる本作を新演出オーケストラ版のスペシャルな形で公演する。
大晦日、わがままな女王が、四月に咲くマツユキ草がほしいと言い出したため、国じゅうは大騒ぎ。ほうびの金貨に目がくらんだ継母と姉娘のいいつけで、マツユキ草を採ってくるようにと一人のむすめが真っ暗な森に追いやられる。
森に分け入ったむすめは、そこで一月から十二月までの月の精たちと出会う。むすめの話を聞いた四月の精は、他の月たちに頼んで一時間だけ「時」をゆずってもらう。冬の森はたちまち春へと季節をかえ、一面にマツユキ草が顔を出す。
むすめの帰りを待ちかまえていた継母と姉娘はマツユキ草を取り上げ、宮殿の女王の元へ。女王は、自らマツユキ草を摘むために家来たちを引き連れて森へと出かけていく。しかし、そこで待ちうけていたものは…。
1954年日本ではじめて「森は生きている」が劇団俳優座によって上演された時、劇音楽を担当したのが当時22歳の作曲家林光。小さなこどもたちが「もえろもえろあざやかに~」と歌いながら劇場をあとにする姿を見て、音楽を一生のしごとにしようと決めたと言う。
オペラ『森は生きている』の初演は1992年。以来、こんにゃく座の重要なレパートリーとなり上演は1200回を超える。
岡村春彦、髙瀬久男、大石哲史演出を経て、このたび演劇賞の受賞が続く眞鍋卓嗣による演出で、また新しいオペラ『森は生きている』が誕生する。
東京公演の後、2/28岐阜、3/14福岡、3/20広島での公演も予定している。
本作は2月19日(金)から東京・世田谷パブリックシアターで上演される。
詳細は公式サイトで。
(文:エントレ編集部)
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オペラシアターこんにゃく座『森は生きている』新演出オーケストラ版
【原作】サムイル・マルシャーク
【音楽】林光
【演出】眞鍋卓嗣
【出演】大石哲史、青木美佐子、佐藤敏之、富山直人、花島春枝、ほか
2021年2月19日(金)~2月24日(水)/東京・世田谷パブリックシアター
2021年3月14日(日)/福岡・大野城まどかぴあ
2021年3月20日(土・祝)/広島・JMSアステールプラザ大ホール
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