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両国花錦闘士 メインビジュアル

伊藤健太郎が舞台『両国花錦闘士』に出演決定! 共演は大鶴佐助、大原櫻子、紺野美沙子、りょう 等/2020年冬 東京・大阪・福岡で上演

両国花錦闘士 メインビジュアル
(c)2020『両国花錦闘士』

2020年12月~2021年12月に東京・大阪・福岡で上演される舞台『両国花錦闘士』に伊藤健太郎、大鶴佐助、大原櫻子、紺野美沙子、りょう等が出演することが発表された。

「両国花錦闘士(りょうごくおしゃれりきし)」は、1989年から90年にかけて、ビッグコミック スピリッツ(小学館)にて連載された人気漫画。当時ほぼ存在しなかった相撲漫画というジャンルを発掘するとともに、従来のスポーツ漫画とは一線を画し、汗と根性は少なめだ。どこまでも見目麗しく、ロマンスに彩られた力士たち。女人禁制の国技を乙女の視点でポップに一刀両断した果てには、力士や相撲道の神髄が精確に描かれている。

舞台版の脚本と演出は青木豪、主題歌は熱狂的な相撲ファンとして知られるデーモン閣下が手掛けることが発表されていたが、今回新たに伊藤健太郎、大鶴佐助、大原櫻子、紺野美沙子、りょう等の出演が発表された。
さらに原嘉孝(宇宙Six/ジャニーズJr.)、入江甚儀、徳永ゆうき、岸本慎太郎(ジャニーズJr.)、根岸葵海(ジャニーズJr.)、大山真志、橘花梨、加藤梨里香、市川しんぺー、福田転球、伊達暁などが出演する。

以下は寄せられたコメント全文。

【作・演出 青木 豪】
今回、プロデューサーのお三方から「見たことのない面白いものをやりたいのです」と言われ、そうして、お一人から「相撲と演劇が大好きなのです。ふたつとも神さまとお客様に捧げられたものだからだと思います。融合したらすごいものが生まれる気がするのです。」と原作漫画を渡され、漫画も面白かったけれど、何よりこの人たちに乗っかるのが楽しそうだな、という直感だけで1も2もなくお引き受け致しました。伊藤健太郎さん、大鶴佐助さんをはじめ若いイケメン達、物語をリードする歌姫に大原櫻子さん、りょうさん、紺野美沙子さんをはじめ刺激的なお姐様方、とにかく胸をお借りしたい手練れの役者陣、そうして歌って踊れる太メン達が集まったのに、世は先の見えない時代になってしまったので、より一層、僕は今祈っております。皆の健康と五穀豊穣とを。ひたすら祈って、年末年始の舞台に花を咲かせたいと意気込んでおります。どうぞご期待ください。

【伊藤健太郎】
最初は「えっ、お相撲さんの役?」と正直ビックリしましたが、台本の第1稿を読んで、原作マンガのビジュアルを見ているうちにワクワクした気持ちがどんどん高まってきました。それにしても舞台上ではどういう風にお相撲を描くんだろう、斬新だなあとも思いました。また歌ったり踊ったり、舞台だからこそできることがそこにプラスされていくわけなので、最終形態は一体どんなエンターテインメント作品になるのか。僕自身、歌はそんなに自信がないのですが、これを機にうまくなりたいです(笑)。
僕が演じる昇龍は、いわゆる恰幅のいいお相撲さんとは少し違って筋肉質タイプの力士。やはりビジュアルってすごく大事ですから身体づくりはしっかりとやりたい。本番までには鍛えておくつもりです。やりますよ!(笑) エンターテインメント要素がたっぷり詰まった、観劇後はおなかいっぱいで帰れるような舞台を目指します。ぜひ劇場に、お越しください!

【大鶴佐助】
上演する劇場や演出家やキャストの方々のお名前を聞いた時、これは面白そうだと思いましたが、どんな物語かを聞くと自分の予想をはるかに超え、お相撲さんの話だったことには笑いました。しかも僕が演じる雪乃童という役は、これがまあ、とても個性的で。おっとりしているというかマイペースなところなど、自分自身とリンクする部分が少なからずあって、コミットしやすいかもしれないなと思いました(笑)。
だけどこれをどう戯曲にするんだろうと思っていたら、青木豪さんが真剣にハミ出して書かれてきて。読んでいて笑っちゃうところがたくさんありましたし、さらに稽古でどうハミ出していくかも楽しみです。僕自身、歌はテント芝居の時にしか歌ったことがないので、とりあえずはテント仕込みの歌い方でぶつかっていき、そこから先は当たって砕けろだなと思っています。ともかくこの『両国花錦闘士』という作品、盛大なお祭りにしたいですね!

【大原櫻子】
初めは「お相撲さんが歌って踊る?わけがわからない、想像できない!」なんて思っていました。だけど脚本の第1稿を読ませていただいたら、思わず声を出して笑ってしまうくらいに面白くて。今はこんな素敵な作品に出られるなんてと、うれしい気持ちでいっぱいです。今回、これまで自分が歌ってきたポップスでも、ミュージカルで歌うような曲でもない新ジャンルに初挑戦をすることになりそうなので、その点も楽しみなんです。
私が演じる淳子は思ったことをズバズバ言う性格で、ここまで正直な人もあまりいないくらい。だけど私も含め、観ているお客さんが一番共感しやすい考え方を持っている役でもあります。『両国花錦闘士』、このタイトルを聞いて、一体どういう作品?って思われる方も多いと思いますが、これまでにない面白い作品になることは保証します。若い方からお年寄りまで、足を運んでいただけたらうれしいです。私自身も全力で楽しみます!

【紺野美沙子】
出演のお話をいただき「スー女で良かった……!」って、心から思いました。私はもう半世紀ほど、お相撲が大好きなんです。原作を読んだ時はこんな世界があったんだ、お相撲をこういう視点から見ている人たちがいたんだということに衝撃と新鮮味を感じました。すごく面白かったです。これを舞台に?どうやるの?と思いましたけど、台本を読んだらマンガの世界がより濃厚になっていて。今では、いつ歌って踊ってくださいと言われても大丈夫なように準備しています。私、まわし姿のお相撲さんとラインダンスをやるのが夢なんです(笑)。
子どもの頃から相撲部屋のおかみさんと、お相撲さんのお嫁さんに憧れて生きてきたんですが、今回はおかみさんと、お相撲さんのお母さんを演じられるんですから。盆と正月じゃないですけど、本当に女優を続けてきて良かったと思っています。とにかく今まで誰も観たことのないような、世界初のお相撲エンターテインメントになると思いますね。

【りょう】
私はいつも直感を大事にしているのですが、この舞台のお話を聞いた時は見事なほどに面白い匂いしかしなかったですね。青木豪さんとも一度ご一緒させていただきたかったので、願いが叶って本当にうれしいです。とはいえ、ここまで面白い役をやらせてくださるとは!そのくらい桜子というのはかなりクレイジーな人だなと思っています。撮影用の衣装合わせに行って、本当にビックリしましたから(笑)。
舞台で歌うことは過去に何度か経験がありますが、決して得意分野ではなくて。何しろ、もうひとりの櫻子さんが非常に上手なわけですからね(笑)。でも、私が演じる桜子はとにかく誰よりもパワフルな人。その人間性が溢れ出るような歌い方で勝負していきたいと思います!(笑) 荘厳で神秘的な角界と、その対極にありそうなバブリーな桜子や女性陣が、同じ土俵に立つとどんなことになるのか。きっと面白いことになるはずです、みなさまもぜひ楽しみにいらしてください。

公式サイトはこちら。

(文:エントレ編集部)

公演情報

舞台『両国花錦闘士』

【原作】岡野玲子(小学館クリエイティブ「両国花錦闘士」)
【作・演出】青木豪
【主題歌】デーモン閣下

2020年12月5日(土)~23日(水)/東京・明治座
2021年1月5日(火)~13日(水)/大阪・新歌舞伎座
2021年1月17日(日)~28日(木)/福岡・博多座

【企画・製作】東宝/ヴィレッヂ 【制作協力】明治座

公式サイト
舞台『両国花錦闘士』

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