2016.5.6  17

「友情」「努力」「勝利」の系譜!/舞台「FAIRY TAIL」観劇レビュー


舞台「フェアリー・テール」
舞台「FAIRY TAIL」 左:佃井皆美、中央後:愛加あゆ、右:白又敦、中央前:宮崎秋人

2.5次元で眼前に現れたFAIRY TAIL!
「友情」「努力」「勝利」の系譜

 
大人気の漫画でありアニメ化もされた週刊少年マガジン大人気連載中の真島ヒロ原作『FAIRY TAIL』が、4月30日より池袋サンシャイン劇場にて2.5次元舞台として開幕した。
ライブ・ファンタジーと銘打った本作は原作中でも人気の高い「ニルヴァーナ編」をベースに物語は進んでいく。タイトルにもなっている魔術師ギルド「妖精の尻尾(フェアリーテイル)」を中心とした4つのギルドと、敵対する闇ギルド「六魔将軍(オラシオンセイス)」との魔法と剣の戦いをCGなども駆使して表現した興味深い作品だった。

舞台「フェアリー・テール」舞台写真
舞台「FAIRY TAIL」舞台写真

 
だれもが子供の頃に漫画の主人公やアニメのヒロインになりきったごっこ遊びをすると思うが、この舞台は、そんなヒーローになりたいという夢を現実のものとして目の前にみせてくれた。漫画やアニメでは動きや必殺技など、生身の人間が演じるとなるとこうなるんだなということを感じながら、いろいろな想像を膨らませることができた。

魔法などプロジェクションマッピングなどを使いうまく表現していたが、それもまた心躍る演出だった。

演出・児玉明子が「映像や照明、音響の助けは勿論ですが、演劇ならではの生身の役者さんの動きやアナログ的な表現が上手く組み合わせられていれば良い」と語っていたが、生身の役者だからこそ感じる熱のようなものも感じられる舞台だったと思う。

 
主演の宮崎秋人は主人公ナツ・ドラグニルを彷彿とさせる絞られた体格と元気さで舞台を引っ張っていた。
「児玉さんの演出は頭の中にファンタジーができあがっているからなのか、いい意味でポンと簡単に難易度の高いオーダーが飛んでくる時が多くて、初めはびっくりしてしまいました」と語っていたが、舞台を上から下まで駆け回り、最後の戦いで炎の剣舞もみせるその姿は圧巻だった。

舞台「フェアリーテール」舞台写真
舞台「FAIRY TAIL」ナツ・ドラグニルを演じる宮崎秋人





また、ヒロイン・ルーシィを演じた愛加あゆ、先日「GEM CLUB」でも聞いたが、さわやかな美しい、それでいて力強い歌声も披露し、ファンタジー世界における歌のパワーのようなものを感じさせた。【動画2分】

 

舞台「FAIRY TAIL」舞台稽古より 動画冒頭がルーシィの歌唱シーン、その後 ナツの戦闘シーン

他の出演者も全員が最初から最後まで舞台狭しと熱演し、最後まで2.5次元ファンタジーの気分を味わうことができた。
昔から少年漫画の合言葉である「友情」「努力」「勝利」が頭の中で懐かしく駆け回る1時間半だった。

大人から子どもまで楽しめるライブファンタジー「FAIRY TAIL」は5月9日まで上演される。
ゴールデンウィークの最終日、お子様と一緒に童心に帰って、心を熱くするのはいかがだろうか?

 
詳細は公式サイトで。
舞台「FAIRY TAIL」公式サイト
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(文:平岡基)

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公演情報
舞台「FAIRY TAIL」

【原作】真島ヒロ「FAIRY TAIL」(講談社「週刊少年マガジン」連載)
【脚本・演出】児玉明子
【出演】ナツ・ドラグニル 宮崎秋人(俳優集団D-BOYS)
ルーシィ・ハートフィリア 愛加あゆ
グレイ・フルバスター 白又 敦(俳優集団D-BOYS)
エルザ・スカーレット 佃井皆美
ウェンディ・マーベル 桃瀬美咲

ブレイン/ゼロ 郷本直也
ミッドナイト 古谷大和
コブラ 山本一慶
エンジェル 伊波杏樹
レーサー 伊藤千秋
ホットアイ クリス・マッコームス

一夜=ヴァンダレイ=寿 富岡晃一郎
ヒビキ・レイティス 小野健斗
ジュラ・ネェキス 熊野利哉
リオン・バスティア 小澤 廉

ジェラール・フェルナンデス 荒木宏文(俳優集団D-BOYS)

【声の出演】
ハッピー 釘宮理恵
シャルル 堀江由衣

【日程】2016年4月30日(土)~5月9日(月)
【会場】池袋・サンシャイン劇場

(C)真島ヒロ/講談社
(C)「FAIRY TAIL」舞台製作委員会2016
舞台「FAIRY TAIL」公式サイト

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