千日前トリイホールの閉館前の最後の演劇公演! The Stone AgeヘンドリックスとWARAOMO企画『Thank you TORII HALL!!』3月6日~8日にトリイホールで開催
The Stone AgeヘンドリックスとWARAOMO企画『Thank you TORII HALL!!』The Stone Ageヘンドリックス/WARAOMO企画による企画『Thank you TORII HALL!!』が3月6日(金)から大阪・千日前トリイホールで上演される。
TheStoneAgeは1998年夏に旗揚げ。2010年より朝田大輝の作・演出による「TheStoneAgeヘンドリックス」を開始した。
駅のホーム、ゾンビが暮らす山村、お通夜、天狗が見守る町、結婚前夜、13回忌、港町などを舞台に「笑って笑ってグッときて笑って終わる人情喜劇」を追求している。目指すは「笑いとドラマの奇跡の融合」。
一方のWARAOMO企画は、ひのにしけんいちによる関西を中心に舞台を中心にプロデュースするユニット。人と人との繋がりを丁寧に紡いでいく会話劇を上演している。『関西に仕事をつくる』を掲げて活動を続けている。
TheStoneAgeヘンドリックス・WARAOMO企画 公演写真
大阪・千日前にあるTORII HALLが3月で閉館することを受けて、同劇場をホームとして演劇公演をそれぞれ開催してきたTheStoneAgeヘンドリックスとWARAOMO企画が最後の演劇公演として新作書下ろしの60分の中編2本立ての公演が開催される。
The Stone Ageヘンドリックス四人芝居
「もっともらしく押す」
【誰かが誰かの背中を押す。勝手に――】
部屋で飲みながらテレビを見てると、数年ぶりに妹からの電話。
「今すぐニュース見て!」
与那国島行きの飛行機が落ちたらしい。
犠牲者の名前の中に、男と蒸発した母の名前があった。
真偽を確かめるべく空港で再会する三姉妹。
それぞれがそれぞれの母と決着をつけるために。
変化することが苦手な女たちが、人には「変われ」と背中を押す。
居なくなった母と三姉妹の、これまでとこれからの物語。
WARAOMO企画
「万華鏡。」
私と男と猫と誰か。今日は別に特別な日ではないのに、何かを期待して目が覚めた。傘をさして、ベランダにいる男。煙草を吸っている。いつもの朝だと気づく。やっぱり今日は特別な日ではない。ソファーで猫と寝る。
明日は、特別な日でありますように。
本作は3月6日(金)から大阪・トリイホールで上演される。
詳細は公式サイトで。
(文:エントレ編集部)
「Thank you TORII HALL!! The Stone AgeヘンドリックスとWARAOMO企画」
「もっともらしく押す」
【作・演出】朝田大輝
【出演】
武田操美(劇団鉛乃文檎)、 西原希蓉美(満月動物園)、 宮脇玲香(ババロワーズ) 、竜崎だいち(羊とドラコ)
「万華鏡。」
【作・演出】ひのにしけんいち
【出演】
NYAN、泉希衣子(MC企画) 、日ノ西賢一(MC企画)
2020年3月6日(金)~3月8日(日)/大阪・トリイホール
公式サイト
Thank you TORII HALL!! The Stone AgeヘンドリックスとWARAOMO企画
チケット
カルテットオンライン