
参加型裁判演劇「極刑」武蔵野公演上演決定 裁判員裁判をリアルに体験する体験型演劇

参加型裁判演劇「極刑」武蔵野公演上演決定
一般社団法人リーガルパークは、日頃法に触れる機会の少ない小学生~高校生に向けて、法教育として模擬裁判などの出張授業を行っている団体だ。2023年より、その経験を生かして模擬裁判を舞台化した参加型裁判演劇「極刑」の上演を始めた。今回は昨年の東京農大公演、長岡公演に続き、東京・武蔵野での公演になる。

参加型裁判演劇とは、観客自身が裁判員として、舞台上で繰り広げられる裁判の判決を下す、文字通り参加型の演劇だ。リアルな裁判と同様の流れで進行し、観客自らが舞台上の被告人や証人に質問し、その答弁から自分の判決を考える。最後は観客ひとりひとりの投票を集計し、最終的に、裁判官が被告人に判決を言い渡す。その日の裁判員(観客)によって質問も違うため、その答弁が判決に影響し、毎回判決が変わってくる。被告人にどういう判決が下されるかはその日の裁判員(観客)次第だ。

被告人の佐瀬研一は、借金に追われ、かつて勤務していたホリカワ機械を訪れて経営者の堀川秀男に借金を申し込んだものの、拒絶された。被告人は、事務所の机の中にはいつも数万円の現金が置かれていることを思い出し、それを盗もうと決意した。深夜、ホリカワ機械の事務所に侵入し、金を探したが、秀男に見つけられた。被告人は、持っていたナイフで秀男を刺し殺し、さらに、物音に気付いて事務所にやってきた秀男の妻良子にも見つけられ、良子まで刺し殺した。この後、被告人は、引き出しにあった12万円入りの封筒を奪って逃走した。裁判において、検察官は死刑を求刑。弁護人は死刑を回避すべきと主張した。
被告人、被害者それぞれがもつ背景。
あなたなら、どう裁きますか。
昨年公演に参加した観客の感想
◆ 死刑や命について真剣に向き合う時間だった。自分は「死刑」やむなしと投稿ボタンを押したが、その後ズンと重くなる、恐怖のような感覚に陥った。(30代会社員)
◆ 目の前で繰り広げられる裁判を見ながら、スマホにリアルタイムで流れてくる沢山のチャットを見られるのがすごく面白かった。(20代学生)
◆ たまたま選ばれた裁判員のメンバーがどんな考えを持っているのか。それによって判決が変わるということに、人が人を裁く制度の危うさと責任の重さを感じました。(40代主婦)
◆ 自分がいつ裁判員候補者に選ばれるかわからないなか、この様に裁判員裁判を体験し、事件の判決について考える機会を得られたのは本当によかったと思います。もっと沢山の人に体験して欲しいと思いました。(50代自営業)
本作は8月22日から東京・武蔵野スイングホールで上演される。
詳細は公式サイトで。
https://legalpark.jp/kyokkei/
(文:一般社団法人リーガルパーク 監修:エントレ編集部)
参加型裁判演劇「極刑」武蔵野公演
【脚本・演出】今井秀智
【出演】
〇昼の部
検察官:三咲 順子
弁護人:秋葉 陽司
被告人:東 虎之丞
被害者娘:佳川 陽美樹
被告人母:八谷 紀美子
裁判長:今井 秀智
〇夜の部
検察官:三咲 順子
弁護人:秋葉 陽司
被告人:関口 まなと
被害者娘:西澤 香夏
被告人母:真行寺 君枝
裁判長:今井 秀智
【スケジュール】
2026年8月22日(土)/東京・武蔵野スイングホール(東京都武蔵野市境2-14-1)
昼の部 12:30- / 夜の部 17:00-
※開場時間は各公演30分前を予定
【チケット】(全席自由・税込)
〇一般チケット
一般:4,000円 (当日券:5,000円)
学生:3,000円 (当日券:4,000円)
〇ペアチケット
(一般・一般):7,000円 (当日券:8,000円)
(一般・学生):6,000円 (当日券:7,000円)
(学生・学生):4,000円 (当日券:5,000円)
※学生チケットは、ご来場の際に学生証等の提示が必要。
公式サイト
https://legalpark.jp/kyokkei/

