夜明けを待つ物語が、またひとつ。 Theater Company 夜明け　Short Story Stage vol.2『Eve Ⅱ』12月25日(木)から⼤倉⼭記念館ホールで上演

2025.12.11

Theater Company 夜明け　Short Story Stage vol.2「EveⅡ」

Theater Company 夜明け　Short Story Stage vol.2「EveⅡ」が12月25日（木）から⼤倉⼭記念館ホールで上演される。

　
《Theater Company 夜明け》は、神奈川・東京を主な拠点に活動する劇団。
演劇・ミュージカル・オペラなどの舞台に関わる様々なジャンルで、出演・演出・脚本・舞台監督・舞台美術・照明・音響など幅広く活動している。一般社団法人神奈川県演劇連盟所属。
2024年12月にShort Story Stage『Eve』にて短編3作品を大倉山記念館ホールにて上演、2025年5月には『Blue moment』をKAAT神奈川芸術劇場・大スタジオで上演するなど、精力的に活動を続けている。

Theater Company 夜明け『Blue moment』

　
今回は2024年12月の上演に続き、Short Story Stage『EveⅡ』と題し、以下の短編3作品を上演する。

黎明の少年

・『黎明の少年』　作：河田唱子

時は大正。港町横濱で夢に人生を捧げた男女の行く末は。
神奈川県庁を設計した建築家、小尾壽郎の若い頃の記憶と日記を遡る。

ー僕は死なない。この図面の中の未来で、ずっと生き続けるんだ。

シュテルンツェルトの丘

・『シュテルンツェルトの丘』作：木之枝棒太郎

1940年代の日本。星空がよく見える丘。
大震災。戦争。激動の時代を必死に生き抜いた2人の約束。

不思議な少年は語りかける。

ー昔話だと思わないでね。
人は忘れても、世界は忘れてないー

The Reindeer Who Lit the Night

・『The Reindeer Who Lit the Night』作：木之枝棒太郎

Even the smallest light can lead the way。
−小さな光が道を照らす−

鼻に小さな星を持ったトナカイが主人公なんだ🦌🎅
素敵ね。その子は、誰をいちばん最初に照らすの？
僕たちの家。それから、この子の枕元。

1930年代後半のアメリカ、シカゴ。
名作「赤鼻のトナカイ」を生み出した作者ロバート・メイの本当にあった夜明けの物語。

出演は新国立劇場や赤坂ACTシアターなどストレートからオペラまで幅広く活躍する木之枝棒太郎（T.C.夜明け）をはじめ、帝国劇場「ローマの休日」や大人計画などに数多くの商業舞台に出演する森山雅之（T.C.夜明け）、ミュージカル座「ゴーストミュージカル」を始め様々なミュージカルで活躍中の鳥羽瀬璃音花やBobjackTheaterの丸山正吾など経験豊富な俳優陣に加え、新たに劇団員となった鍛代紘夢、井手晋之介、大狼羊、加藤歩の若手陣の他、多くの客演・オーディションを経てきた出演者が参加する。

振付は伊藤綾佳、音楽とピアノ演奏は鈴木清人が手がける。

STORY

それは、ふたたび夜が明ける前の物語。
やさしい声も、あたたかな記憶も、時には闇のなかにひっそりと佇んでいる。
⼼のどこかに灯り続けていた⼩さな記憶。物語が続くたびに、夜は明け、光がさす。

新しい年を前にあなたに届けたい夜明けの前夜。T.C夜明けが贈る、珠⽟の短編集

Theater Company 夜明け　Short Story Stage vol.2「EveⅡ」