“現代的な身体表現を探す” Co.SCOoPP（カンパニースコープ）の 現代サーカス公演が2024年1月京都、2月埼玉で開催

“現代的な身体表現を探す” Co.SCOoPP（カンパニースコープ）の 現代サーカス公演が2024年1月京都、2月埼玉で開催される。

目の前には開かない緞帳、背後には観察者たち。強張った身体と足元は根が生えたよう。何かへの期待を隠したまま、もうずっと此処にいて、ずっと向こう側を眺めている。

今回上演されるのは、ミヒャエル・エンデの小説に想を得て、見る側と観られる側の分断や視線の暴力性を描く作品「境界」と、ロープで結びついた2人の関係性を描く「合わせ揺れる」の2作品。エアリアルシルクとバーティカルダンスの技術を使い、非日常的な身体と道具による現代サーカスを上演する。
本公演はCo.SCOoPP初の2都市公演となる。両会場ともに現代サーカスのクリエイションスペースである、関西エアリアル沓掛スタジオ(京都府京都市)と、Circus Laboratory Coucou(埼玉県新座市)にて開催される。

Co.SCOoPP（カンパニースコープ）とは？

カンパニー・スコープは新しいジャンルである現代サーカスの創作実験活動を行い、現代舞台芸術の発展に寄与する事を目的とし、2017年12月に設立された。外部の表現者を積極的に起用し、年に数回の公演を企画・実施している。Searching(探求する) COntemporary(現代の) Physical Performance(身体表現)というコンセプトの元、従来のエンターテイメント性の高いサーカスから、より自由で実験的な現代サーカス作品を発表している。2019年アウトリーチproject『Vertical dance ＠KAGANHOTEL』、2021年『Cover your mouth』(SAI DANCE審査員賞受賞、エストニア公演)など。

公演情報は公式SNSにてご確認ください。
https://twitter.com/CoScoopp

（文：Co.SCOoPP　監修：エントレ編集部）