開幕直前！Cheeky☆Queensが変則ダブルキャストで描く、女性が強く逞しく活躍するエンターテインメント西部劇『アタシたちには明日しかない』10/５(木)からインディペンデントシアター2nd(大阪市浪速区)にて上演！

畠山薫(Cheeky☆Queensリーダー)

《西部劇》と聞いて、何を思い出しますか？
勇ましいカウボーイたち、砂埃が舞い転がるタンブルウィード、決闘、銃声…
渋くてかっこいい、男たちの物語？
映画で言うと、往年の名作『荒野の七人』や『明日に向かって撃て！』、近年なら『ジャンゴ』などでしょうか。
若干変化球ながらも、私が初めて観た西武開拓時代を扱った作品である『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3』なんかを思い浮かべる方もいるでしょう。

ですが今回Cheeky☆Queensがお届けする西部劇は、ギャングに支配された町を救おうと立ち上がった女と、それに協力する女賞金稼ぎたちの物語。
男くさいあの世界のイメージとはひと味違う物語です！

この作品は7年前、Cheeky☆Queensの旗揚げ公演として上演しました。
赤ちゃんが小学2年生になるくらいの時間が経っています。
分かっていても言葉にすると改めてびっくりです。

稽古が始まるまでは“旗揚げ”の印象が強かったこの作品がどんな風になるのかなかなかイメージがつかなかったのですが、
一部ダブルキャストになることによってお互いのチームが刺激を受け合い、初演には無かった発見や深みが生まれ、さらに初演とは違った熱さが生まれています。
演出もガラリと変わり、再演という感覚が薄れるくらい新鮮さを感じながら稽古をしています。
先入観を一旦捨てて新たな気持ちで作品を見直せたのも、7年経ったからこその良さかもしれません。

そんな中、7年経っても変わらないのは、ダンスもアクションも盛り沢山ということ。
むしろ増えています。そして豪華になっています。
戦いも様々。西部劇ならではの激しいガンアクションからダンスバトルまで…！
アメリカ西部の町で女たちを中心に巻き起こる物語。
観終わったあと、《西部劇》と聞いてあなたが思い出す数ある作品の中のひとつに『アタシたちには明日しかない』が入る…かもしれません！
ぜひ劇場で、新たに生まれ変わったこの作品をお楽しみください。