TheStoneAgeヘンドリックス『ふにゃふにゃ、夕立、夏霞』10月28日〜30日インディペンデントシアター2ndにて開催
TheStoneAgeヘンドリックス「ふにゃふにゃ、夕立、夏霞」宣伝美術 朝田大輝
The Stone Ageヘンドリックス第12回公演『ふにゃふにゃ、夕立、夏霞』が10月28日(金)から大阪・インディペンデントシアター2ndで上演される。
TheStoneAgeは1998年夏に旗揚げ。2010年より朝田大輝の作・演出による「TheStoneAgeヘンドリックス」を開始した。
駅のホーム、ゾンビが暮らす山村、お通夜、天狗が見守る町、結婚前夜、13回忌、港町などを舞台に「笑って笑ってグッときて笑って終わる人情喜劇」を追求している。目指すは「笑いとドラマの奇跡の融合」。
第11回公演「頭なら前からおかしい」2021年10月インディペンデントシアター2ndにて
今回上演される『ふにゃふにゃ、夕立、夏霞』は、令和4年度(第77回)文化庁芸術祭参加公演。
朝田大輝による新作書下ろし作品で、坂本顕、中井正樹などが出演する。
線を引く__。
主人公の大判かのは、そこそこ人気の漫画家。彼女にはふたつの悩みがあった。
ひとつは連載中の「目が覚めると、そこは魔法世界」の結末。
どうしてもいいラストが浮かばない。
もうひとつは、リビングに置いてあったタブレットでアダルトサイトの履歴を見つけてしまった事。夫がはED(勃起不全)だった。
彼女は子供を望んでいたが夫のEDは治らなかった。
何度も話し合い、二人で人生を歩んでいくと決めた。
「なぜ夫はこんなものを見てたのか?
もしかして夫のEDの原因は私なのか?」
彼女には悩みを相談する相手がいなかった。
いつしかかのの人生と劇中漫画がリンクしていく。
そして二人〈主人公と作者〉の話し合いが始まった。
創作と性、そして人生。どれもつまづいてばかり。
それでも日常は続く。最終回はどこにあるのか?
自問自答の物語です。
今作では主人公の漫画家が「創作」と「夫婦」で悩んでいます。
生活と並行しながら付きまとう悩み。
悩みは願望と言い替えてもいいでしょう。
生きてる限り悩みは尽きませんが、劇場を出た後「悩みは幸せを目指すための燃料なんだ」と、思っていただけたなら幸いです。
悩みながら、もがきながら、準備しています。
皆様のご来場を心よりお待ちしております!
本作は10月28日(金)から大阪・インディペンデントシアター2ndで上演される。
詳細は公式サイトで。
(文:エントレ編集部)
The Stone Ageヘンドリックス第12回公演『ふにゃふにゃ、夕立、夏霞』
【作・演出】朝田大輝
【出演】坂本顕、中井正樹、荒金理香、石原シンヤ、一明一人(プランニングエッグ)、 上田裕之(イズム)、 seico、 武田操美(劇団鉛乃文檎)、 のたにかな子、 森田展義(吉本新喜劇)、吉沢紗那(スクエア)
2022年10月28日(金)~10月30日(日)/大阪・インディペンデントシアター2nd