原作は、スティーヴン・ソンドハイムが作曲・作詞を手掛け、ジェームズ・ラパイン脚本による1987年初演の同名ブロードウェイミュージカル。88年のトニー賞では、ミュージカル脚本賞、オリジナル楽曲賞、ミュージカル主演女優賞の3部門を受賞。2002年にはリバイバル作品賞を受賞するなど輝かしい受賞歴を誇り、これまでに世界各国で上演され続けている。
2014年には、巨匠ロブ・マーシャルが監督を務め、ディズニーにより実写映画化され(日本公開2015年)、アカデミー賞やゴールデングローブ賞に複数ノミネート。魔女を演じたメリル・ストリープや、「赤ずきん」の狼を演じたジョニー・デップ等の怪演も話題になった。
ミュージカル『INTO THE WOODS』は、タイトルの通り‟森“を舞台に、『赤ずきん』『シンデレラ』『ジャックと豆の木』『塔の上のラプンツェル』、誰もが知る童話の登場人物たちが同時に存在する世界で、それぞれの有名なおとぎ話をなぞりながら、物語が交錯していく。
今作の演出は熊林弘高。今回がミュージカル初演出となる。
出演は以下の通り。
出演
◎赤ずきん…羽野晶紀(赤ずきん)
◎シンデレラ…古川琴音(シンデレラ)/毬谷友子(継母)/湖月わたる(継姉)/朝海ひかる(継姉)/廣瀬友祐(王子)/花王おさむ(執事)
◎ジャックと豆の木…福士誠治(ジャック)/あめくみちこ(母親)
◎塔の上のラプンツェル…鈴木玲奈(ラプンツェル)
◎ナレーター・謎の男…福井貴一
◎パン屋…渡辺大知(夫)/瀧内公美(妻)
◎魔女…望海風斗
◎巨人(声の出演)…麻実れい
演出:熊林弘高コメント
キーワードは夢です。夢というものはおとぎ話や神話と非常に似通っていると、精神科医・心理学者のユングは言いました。登場人物たちにとって、森は夢であり、無意識であり、心の影です。それを乗り越えることで、人は成長していきます。アンドレイ・タルコフスキーの映画に、家の中で雨が降っているシーンがしばしば出てきますが、あの雨のように、このミュージカルの森には、あらゆるものを侵食していくイメージがあります。
そして、最後にひと言。普通のミュージカルではありません!
詳細は公式サイトで。
(文:エントレ編集部)
ミュージカル『INTO THE WOODS-イントゥ・ザ・ウッズ-』
作曲・作詞:スティーヴン・ソンドハイム
作:ジェームズ・ラパイン
演出:熊林弘高
翻訳・訳詞:早船歌江子
音楽監督・指揮:小林恵子
出演:
◎赤ずきん…羽野晶紀(赤ずきん)
◎シンデレラ…古川琴音(シンデレラ)/毬谷友子(継母)/湖月わたる(継姉)/朝海ひかる(継姉)/廣瀬友祐(王子)/花王おさむ(執事)
◎ジャックと豆の木…福士誠治(ジャック)/あめくみちこ(母親)
◎塔の上のラプンツェル…鈴木玲奈(ラプンツェル)
◎ナレーター・謎の男…福井貴一
◎パン屋…渡辺大知(夫)/瀧内公美(妻)
◎魔女…望海風斗
◎巨人(声の出演)…麻実れい
【東京】2022年1月11日(火)~31日(月)日生劇場
※11~12日はプレビュー公演予定
【大阪】2022年2月6日(日)~13日(日)梅田芸術劇場メインホール