松本紀保らが出演! ヘレン・ケラーとアン・サリバンの奇蹟を描く 演劇ユニットアブラクサス『タブーなき世界そのつくり方』2月12日から新宿・サンモールスタジオで上演
アブラクサス『タブーなき世界そのつくり方』演劇ユニットアブラクサスによる舞台『タブーなき世界そのつくり方』が2月12日から新宿・サンモールスタジオで上演される。
アブラクサスはアサノ倭雅を中心に2007年に旗揚げ。1月の『お吉物語』 (シネマアートン下北沢)を上演以来、ヘレン・ケラー、ジャンヌ・ダルク、称徳天皇など、歴史上の女性の視点から、社会、時代の中で生きる人々をリアルな人間ドラマによって描いてきた。2018年に法人化し、名称を現在の演劇ユニットアブラクサスに変更した。
今回上演される『タブーなき世界そのつくり方』は、あのヘレン・ケラーとアン・サリバンがたどった50年の人生を元に、2人が起こした奇跡について描く。
出演は松本紀保、星野クニ、鯨エマ、斉藤悠、江刺家伸雄、伊吹卓光、小笠原游大、羽杏など。
脚本・演出はアサノ倭雅が手掛ける。
「大学へ行く!」
「ダンスを踊る!」
「作家になる!」
「自分の家を持つ!」
「恋をして結婚する!」
「世界中を旅して周る!」
私が世界を変える!
無理に決まってる。
あなた達は障がい者なの。
障がい者は結婚をすることも子供を産むことも禁じられていた、ましてや女性は市民権もなかったそんな時代に。
無理?
それならやらせて頂きます。
世界的な有名人、ヘレン・ケラーと、アン・サリバンの50年間のライフストーリー!
ヘレン・ケラーとアンサリバンの奇跡の物語はあまりにも有名ですが、この作品に出会いその後の2人の人生を知り、愛を持って戦い続けた姿に深く感動しています。
また即興稽古を取り入れながらの稽古は、台本の中だけではない、登場人物の背負ったものを追求していくので、やればやるほど発見があり物語の深みがうまれていると感じます。
演出の羽杏さんは、常に「各シーンの目的は何」そして「それへの障害は何か」といったように、明確なテーマを皆に渡してくれます。相手を受け入れる。そして自分の中にうまれた感情を信じるというシンプルなことを肝に命じて日々稽古しています。
ヘレンとアンが一生を賭けて願い、戦い、愛する人々と共に生きた壮大な人間ドラマを是非多くの方に観ていただければと思っています。
本作は2月12日(水)から東京・サンモールスタジオで上演される。
詳細は公式サイトで。
(文:エントレ編集部)
ABRAXAS 18th『タブーなき世界そのつくり方』
【脚本・演出】アサノ倭雅
【出演】松本紀保 星野クニ 鯨エマ 斉藤悠 江刺家伸雄 伊吹卓光 小笠原游大 羽杏
2020年2月12日(水)~2月16日(日)/東京・サンモールスタジオ
公式サイト
ABRAXAS 18th『タブーなき世界そのつくり方』
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