2016年3月25日東京芸術劇場 プレイハウスにて鑑賞してきました。
KREVAの新しい音楽劇『最高はひとつじゃない2016SAKURA』桜にまつわる3つの物語がオムニバスで繰り広げられます。
主演・音楽監督 KREVAの圧倒的な存在感
舞台の幕があがり、聞こえたラップは小西真奈美さんの声。
ラップというと激しいイメージだったのですが、彼女独特のウィスパーボイスが耳に心地よく、ラップというもののイメージをいい意味で裏切られました。
主演でもあり、音楽監督のKREVAさんの圧倒的な存在感。
この劇を観る前にKREVAの楽曲を聴いていたらさらに面白かったこと間違いないでしょう。
リズミカルに喋るように歌うのがラップ。
意外とラップと芝居というのは、相性がいいのかもしれない。
Mummy-Dさんの大名役は、かなりファンキーで、且つ貫禄さえ感じました。
もうひとりのラッパーAKLOさん。
初挑戦の演技とは思えないほど落ち着いていて、個人的には、錦鯉の着物もドンズバで私の好み(笑)でした。
役柄はかなり変わっており、そうなる?!という驚きの結末でしたが、、、
彼はこれから音楽だけじゃなく、役者としても活躍して欲しいと思いました!!!
ブラザートムさんの役柄も「えーーーそういうこと?!」という、驚きの展開ですが、
トムさんがいると場が和む!
共演者のみなさんは、トムさんのアドリブに緊張感を持って挑んでいるとか(笑)
元AKBの増田有華さんは、キレイで歌がうまくてビックリ。
綿引さやかさんも、舞台女優ならではの安定感。
自分のラップを自己採点で2点と言った内くんでしたが、KREVAさんは100点に近いと評価してました。
たしかに、あのメンバーの中でラップをするのはとっても勇気がいること!そのなかで、挑戦している姿は勇ましかったです。
舞台とラップのコラボレーションは、斬新で新鮮でした。
個人的にひとつ欲を言えば、もっと狭い会場で、演者も客席もいっしょにノリノリで観劇できても面白いなと思いました!
本作は、3月25日(金)~4月3日(日)まで東京芸術劇場プレイハウス、4月8日(金)~4月10日(日)まで大阪・森ノ宮ピロティホールで上演。
詳細は公式サイトで。
KREVAの新しい音楽劇「最高はひとつじゃない 2016SAKURA」公式サイト
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(文:美咲乃慧 撮影:長谷川美津子/エントレ)
公演情報
KREVAの新しい音楽劇「最高はひとつじゃない 2016SAKURA」
【音楽監督】KREVA
【演出・脚本】野村昌史 町田誠也
【脚本協力】馬場巧
【出演】KREVA 内博貴 増田有華 AKLO / ブラザートム / Mummy-D(ライムスター) / 小西真奈美 他
【日程】
2016/3/25(金)~2016/4/3(日) 東京 東京芸術劇場プレイハウス
2016/4/8(金)~2016/4/10(日) 大阪 森ノ宮ピロティホール