中島裕翔主演、上村聡史演出で舞台『見えざる手』上演決定 共演に大鶴佐助・田中亨・佐藤誓

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舞台『見えざる手』

ピュリッツァー賞作家アヤド・アクタルによる密室劇『見えざる手』が2027年4月に新国立劇場 小劇場で上演される。新国立劇場演劇芸術監督の上村聡史が演出を手がけ、中島裕翔、大鶴佐助、田中亨、佐藤誓の4名が出演する。

本作は、『ディスグレイスト』でピュリッツァー賞を受賞したアメリカの劇作家アヤド・アクタルによる、資本主義と信仰、暴力と倫理が交錯する密室劇。2026年9月に新国立劇場演劇芸術監督に就任した上村聡史が掲げる「現代的、国際的、批評的」な作品づくりの第二弾として、上村自らの演出で立ち上げる。

実力派キャスト4名が挑む緊迫の心理戦

主人公の銀行員ニック役を務める中島裕翔は、演出の上村と『みんな鳥になって』(2025年)以来のタッグとなる。中島は「密室での頭脳戦あり心理戦ありの、命を賭けたクライムサスペンスです。上村さんの演出で人間特有のアンビバレントさや、資本や自由の暴力性、人間の欲望がどう表現されるのかがとても楽しみ」と期待を寄せた。

テロ組織員バシール役の大鶴佐助は「戯曲を読み人間の欲や動物的本能がとても生っぽく描かれている作品だなと思いました」、監視役ダール役の田中亨は「緊張感ある密室劇です。ぜひ覗きにいらしてください」、組織のリーダーを演じる佐藤誓は「信仰は資本主義に勝てるのか? 濃密なサスペンスを新国立小劇場で是非ご一緒に体験してください」とそれぞれ意気込みを語る。演出の上村は「この俳優たち4人が紡ぐ緊迫感と、互いの思惑が交錯する対話の行く末が、世界の均衡を崩すことになるその瞬間を、ぜひ劇場で目撃してください」と呼びかけた。

あらすじ
パキスタンのとある監禁部屋。
アメリカ人銀行員のニック・ブライト(中島裕翔)は、上司と間違われイスラム系テロ組織に誘拐される。要求された身代金は1,000万ドル。政府も銀行も動かない孤立無援の中で、彼は組織にある”取引”を持ちかける──それは、自らの金融知識を使って市場で資金を稼ぎ出すことだった。
ニックと対峙するのは、理想に燃える若き組織員バシール(大鶴佐助)、その手下で監視役のダール(田中亨)、そして組織を率いるイマーム・サリーム(佐藤誓)。ニックと彼らの間に築かれた金融取引のシステムは、やがて組織に富をもたらすと同時に、個人の信念と人間関係の均衡を崩し、蝕んでいくのだった。
資本の力が信仰を揺るがし、理念が数字に飲み込まれるとき──誰が操る者で、誰が操られる者となるのか?
命と信仰を賭けたマネーゲームの果てに現れる「見えざる手」とは何か、そしてニックは「自由」を取り戻すことができるのか?

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舞台『見えざる手』出演者

詳細は公式サイトで。
https://www.nntt.jac.go.jp/play/the-invisible-hand/

(文・エントレ編集部)

新国立劇場 2026/2027シーズン 演劇 『見えざる手』

【作】アヤド・アクタル
【翻訳】浦辺千鶴
【演出】上村聡史
【出演】中島裕翔 大鶴佐助 田中亨 佐藤誓

2027年4月2日(金)~4月29日(木・祝)/東京・新国立劇場 小劇場

公式サイト
https://www.nntt.jac.go.jp/play/the-invisible-hand/

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