
Fortune 500企業も依頼する思想家、ロバート・フリッツの書下ろし戯曲を日本で上演

robart×Foresight
Fortune 500企業をはじめ、世界中の組織やリーダーがその思考法を学んできた思想家、ロバート・フリッツ。
ビジネスと創造の世界を横断してきた彼の書下ろし戯曲『Foresight ―予見―』が、1月23日よりPrayers Studioにて上演される。
ロバート・フリッツは、創造と構造の関係を理論化した思想家・構造コンサルタントである。
代表作『The Path of Least Resistance(最小抵抗の道)』は世界的なベストセラーとなり、その思考はFortune 500企業を含む数多くの組織やリーダーに影響を与えてきた。
一方で映画製作者、作曲家としての顔も持ち、自身が手がけた映像作品は世界各地の映画祭で数多くの賞を受賞している。
ビジネスとアートを横断するその独自の視点は、今もなお多くの人々にインスピレーションを与え続けている。
今回『Foresight』を上演するのは、都内を拠点に活動する劇団Prayers Studio。
2022年、ロバートが日本で撮影した映画『POEM』に、同劇団から3名の俳優がメインキャストとして出演し、同作は国際映画祭で50を超える賞を受賞した。
ロバートは彼らについて「多次元的で、非常に繊細な演技に驚かされました」と語っている。
その俳優たちのために戯曲を書くことは、自身にとっても大きな創作的挑戦であり、『Foresight』はそうした出会いの延長線上で生まれた作品である。
STORY
「正しいこと」をしてきたはずの人生が、ある日静かに崩れていくことはあるのか。
人は出来事によって人生を変えるのではなく、自分でも気づかない“考え方(観念)”によって、選択し、生き方を形づくっている——。
未来が見えてしまう母。
正しさを信じすぎた父。
今を生きたい息子。
変化を恐れない恋人。
彼らを動かしているのは、
「こうあるべきだ」という正義でも、
「成功したい」という欲望でもありません。
それぞれが無意識に信じている
“世界の見え方(観念)”です。
この芝居は、
観念が人生を作り、
観念が人生を壊し、
そして観念を変えたとき、
人はどう生き直せるのかを描きます。
あなたは、
どんな観念で生きていますか?
そして、
それは今の人生を
本当に生きやすくしていますか?
ロバート・フリッツ(作者)
映画『POEM』の最後の撮影日を終えたあと、キャストと私は地元のバーで打ち上げをしました。
そのとき完成したばかりのこの映画は、その後、世界中の映画祭で50以上の賞を受賞し、出演した俳優全員がそれぞれ演技賞を獲得することになります。『POEM』のキャストは、日本でもっとも先鋭的な劇団のひとつである Prayers Studio の俳優たちでした。
その夜、バーで過ごす中で、私がこの劇団のために戯曲を書いてみよう、というアイデアが生まれました。戯曲を書くことは、映画脚本を書くこととはまったく異なります。より文学的で、非常に豊かな表現形式です。そして Prayers Studio の俳優たちのクオリティを思うと、この劇団のために作品を書くことは、とても刺激的で魅力的な挑戦に感じられました。

アメリカに戻ってから、私は Prayers Studio の俳優たちのために『Foresight』を書き上げました。本作は、いくつもの次元を持ち、複数のレベルで物語が展開される戯曲です。あるレベルでは、現実世界と向き合わざるを得なくなった、愛情深い家族の物語。またあるレベルでは、人と人との関係性についての物語。さらに、政治の持つ暗い側面。そして、人間の直感という現象と、それが人生の中でどのように現れるのか、というテーマも描かれています。
この戯曲は、シリアスでありながらユーモアもあり、そして何より、観客にとって大いに楽しめる作品になることを願っています。
Prayers Studio からこのような機会をいただき、心から感謝しています。
<原文>
After the last day of shooting our film POEM, the cast and I celebrated at a local bar. The film we had just made went on to win over 50 awards from film festivals around the world, and every actor would win best-acting awards for their performances in the film. The cast of POEM was from Prayers Studio, one of the most trailblazing theater groups in Japan. That evening at the bar, the idea of me writing a play for the theater group was born. Playwriting is different from screenwriting. It is much more literate, it is a wonderful form of expression, and with the quality of actors in Prayers Studio, the prospect of writing for this theater group was exciting and intriguing. Back in America, I wrote Foresight especially for Prayers Studio actors. It is a play with multiple dimension that tell a story on several levels. On one level, it is the interaction of a loving family who are forced to confront the world as it is. On another level, it is a story of relationships. On another, the darker side of politics. On still another, the phenomenon of human intuition, and how it might play out in life. The play is both serious and amusing, and, hopefully, very entertaining. I’m very grateful to the Prayers Studio for giving me the opportunity to write for them.
本作は1月23日から1月25日まで上演される。

詳細は公式サイトで。
http://prayers.jp/Drama.html
(文:Prayers Studio 監修:エントレ編集部)
舞台『Foresightー予見ー』
【演出】渡部朋彦
【衣裳】金崎文子
【翻訳協力】奥田雄
【映像制作:森田シゲトシ】
【出演】渡部朋彦、妻鹿有利花、中島陽子、蔭山恵美、小八重智、渡辺かおり、山中大輝、戸梶泰志、小泉麻紀、北村和美、朝比奈絵美、四家祐志
24日19時からの公演終了後、アメリカのロバート・フリッツ本人とオンラインでつながってのアフタートークがあります
23日19時、25日17時からは作品をより深くまで体験するワークショップ付き公演「ドラマトライアル」 セットに入ってのぷち俳優体験も可能です!
詳細は下記公式サイトをご覧ください。


