多くのカンパニーで上演され続けた名作! 演劇ユニットスターチス『絢爛とか爛漫とか~モダンガール版~』10月15日(土)から東京・キーノート・シアターで上演
演劇ユニットスターチス『絢爛とか爛漫とか~モダンガール版~』
演劇ユニットスターチスによる舞台『絢爛とか爛漫とか~モダンガール版~』が10月15日(土)から東京・キーノート・シアターで上演される。
演劇ユニットスターチスは、1999年生まれの若手俳優で結成。
2018年の旗揚げ以来ジャンルにとらわれず多彩な演目を上演し続けてきた。
そんな彼らが今年の10月に劇作家 飯島早苗の代表作『絢爛とか爛漫とか』を上演する。
本作は1993年の初演以来、多くのカンパニーで上演され続けてきた名作のひとつ。今回は初演から数年後に上演された女性版『モダンガール版』を上演する。
昭和初期の若き女性文士達の葛藤や苦悩を描いた本作をどの様に上演するのか。
主宰の田村光と、演出の吉田和詩へのオフィシャルインタビューがこちら。
田村
「この作品は本当に多くのカンパニーに上演され続けている作品なので、主宰として正直緊張しております。
この物語の時代は昭和初期になるので2022年の私たちからしたら100年くらい前ということになります。次々に新しい文明が日本に入り、モダンガール、モダンボーイなどが誕生した時代で、当時の貴重な資料を見てみると非常に生き生きとしているのが伝わります。
今回の舞台は壮大な冒険をしたり、派手なアクションシーンがあるわけではありません。
しかし、ついつい目が離せなくなってしまいます。時には台詞が刺さりすぎて目を背けたくなったりもします。誰もが、人生のどこかで似たような思いをしているのではないでしょうか?
そして観劇後に「絢爛とか爛漫とか」というタイトルに何を想っていただけるか。人生は十人十色なので観る方の人生によって見方が違ってくる作品だと思います。
ここ数年は苦労の多い世の中ですが、物語の登場人物に負けない生き生きとしたキャストでお届け致しますので是非、ご覧ください。」
吉田
「この作品は、四人の若き女性文士たちの物語です。芝居の道を志す私たちにも、重なる部分があると思っています。たくさんの人が夢を追う中で、叶える人はほんの一握り。〝結果が全て〟の競争社会です。
劣等感とか焦燥感とか、いつも何かに追い立てられるような気持ちになりながらも、それでも私たちが走り続ける事をやめないのは、仲間の存在が大きかったりします。
夢を追う私たちだからこそ、より生々しくて切実な、そんな作品にしたいです。」
吉田
「俳優が、アイデアを生み出しやすい環境作りを心掛けています。緊張感をもって稽古に挑むことはとても大切ですが、行きすぎた緊張感は、俳優の柔軟な発想力に蓋をしてしまいます。
それぞれの可能性を最大限引き出せるよう意識しながら、演出をしていきたいと考えています。」
公演の詳細は公式サイトで。
https://www.statice0321.com/p/45/
(文:エントレ編集部)
演劇ユニットスターチス『絢爛とか爛漫とか~モダンガール版~』
【作】飯島早苗
【演出】吉田和詩
【出演】鮫島由李亜 板崎泰帆 成沢清奈 田村真愛 中根萌 丸山彩果 yu-zoo 森美月
2022年10月15日(土)~10月16日(日)/東京・キーノート・シアター
公式サイト
https://www.statice0321.com/p/45/
チケット
https://www.cnplayguide.com/evt/evtdtl.aspx?ecd=CNI80801